Speed Wi-Fi HOME 5G L12のスペックを他機種と比較してみた!
家庭用コンセントに繋ぐだけで、光回線のように工事することもなくWiFi通信ができるホームルーターいわゆる「置くだけWiFi」は、簡単・便利なうえモバイルルーターのように充電を気にすることなく好きなだけ使えると、ネット生活を送るユーザーの間で大好評を博しています。
商品名 | SpeedWi-FiHOME5GL12 |
製造元 | NECプラットフォームズ株式会社 |
サイズ | W101×H179×D99mm |
重量 | 約446g |
電源 | AC100V |
最大消費電力 | 20W |
SIM | nanoSIM |
通信規格 | 5G(sub6/NR化)/4GLTE/WiMAX2+ |
最大通信速度 | 下り2.7Gbps/上り183Mbps |
対応OS | Windows®11/10/8.1、macOS12~10.9 |
Wi-Fi規格 | EEE802.11a/b/g/n/ac/ax |
インターフェイス | 1000BASE-T/100BASE-TX×2ポート |
最大接続可能数 | Wi-Fi:40台(5GHz:20台+2.4GHz:20台)有線LAN:2台 |
かんたん接続 | WPS、QRコード |
ただ、光回線と比べ「が遅くて安定しないことがある」という無線通信ならではのデメリットがありましたが、次世代型通信システムである「5G」が徐々に普及してきたことで、光通信並みいや場合によってはそれ以上に速い通信速度と安定性を得られるようになってきました。
そこで今回は、2021年11月に販売されたばかり、出来立てほやほやの新製品で5G に対応しているホームルーター、「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」の気になるスペックや、端末の販売価格・料金プランなどについて徹底調査してみました。
この特集記事をを見れば、
- Speed Wi-Fi 5G L12の詳しいスペック
- Speed Wi-Fi 5G L12の使い勝手やおすすめユーザー
- Speed Wi-Fi 5G L12の設定方法や充電方法
- Speed Wi-Fi 5G L12のおすすめ契約先
などが良くわかり、契約時の有力な参考材料になるはずなので、最後までお見逃しなく。
進化した?Speed Wi-Fi HOME 5G L11との比較
WiFiルーターのようなIT関連機器は、次から次へと新機種が販売され、そのたびにスペックがどんどん進化していくため、既に販売されている「Speed Wi-Fi 5G L11」を購入し使っている方の中には、「しまった!早まってしまったかも…、もう少し待つべきだったか?」と考えるユーザーもいるはずです。
そこでここでは、最新機種であるSpeed Wi-Fi 5G L12と、その1つ前の機種に当たるSpeed Wi-Fi 5G L11の主要なスペックを比較し、見やすい表にしてみました。
商品名 | Speed Wi-Fi HOME 5G L12 | Speed Wi-Fi HOME 5G L11 |
製造元 | NECプラットフォームズ株式会社 | ZTE Corporation |
対応ネットワーク |
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下り最大速度 | 2.7Gbps | 2.7Gbps |
上り最大速度 | 183Mbps | 183Mbps |
同時接続可能数 | 有線LAN:2台 無線LAN:40台 |
有線LAN:2台 無線LAN:30台 |
サイズ | W101×H179×D99mm | W70×H182×D124mm |
重さ | 446g | 599g |
セキュリティ | WPA2-PSK(AES) WPA/WPA2-PSK(TKIP/AES) WPA3-SAE(AES) WPA2-PSK/WPA3-SAE(AES) |
WPA/WPA2-PSK(AES) WPA3 |
価格(UQWiMAX) | 21,780円 | 21,780円 |
ご覧いただければわかる通り、WiFiルーターとしての性能を左右する「対応ネットワーク」も「最大通信速度」も全く同じですし、主な取り扱い元であるUQに限れば現時点での端末販売価格も全く同額、ただしL11の方が「代遅れ機種」であることに間違いはないので、近い将来価格が下がってくる可能性があります。
また、L11の方がサイズ的にも見た目的にもスマートに見えますが、実際はSpeed Wi-Fi 5G L12の方が約150g軽い、とはいえどちらも決まった場所において使用する据置タイプのWiFiルーターであり、常時持ち運びするモバイル型WiFiルーターではないので、さほど使用感に影響はないと考えられます。
ただ、Speed Wi-Fi 5G L12の「同時接続可能台数」についてはL11の30台から40台に拡張されているので、カフェなどの飲食店やオフィスなど一度に多くのWiFi機器を使用するような場面で使うのであれば、Speed Wi-Fi 5G L12の方がおすすめになります。
ドコモ&ソフトバンクのホームルーターとのスペック比較
続いては、Speed Wi-Fi 5G L12を取り扱っているUQとauのポケット型wifiにとってライバルと言える、ドコモとソフトバンクの5G対応ホームルーターのスペックと比べてみました。
商品名 | Speed Wi-Fi 5G L12 | HR01(ドコモ) | Airターミナル5(ソフトバンク) |
製造元 | NECプラットフォームズ株式会社 | シャープ株式会社 | OPPO |
対応ネットワーク |
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下り最大速度 | 2.7Gbps | 4.2Gbps | 2.1Gbps |
上り最大速度 | 183Mbps | 218Mbps | 非公開 |
重さ | 446g | 720g | 本体:約1,086g アダプタ:約232g |
サイズ(mm) | W101×H179×D99mm | W95×H170×D95mm | W225×H103×D103mm |
Wi-Fi6対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
最大同時接続数 | 40台 | 64台 | 128台 |
価格 | 21,780円(UQWiMAX) | 39,600円(ドコモオンラインショップ:サポートあり) | 71,280円(「月月割」適用で実質無料も可能) |
まず、多くの方が最も気にしているであろう「通信速度」で比較してみると、ドコモのHR01 型の2機種を上回っていますが、ネット上にデータをアップロードする「上り」にしても、反対にネットから動画や音楽などをダウンロードする「下り」にしても、果たして4.2Gbps・218Mbpsもの通信速度が必要か?と言われれば正直「微妙」です。
なぜなら、上り・下りそれぞれの用途で使われる通信データ量の「目安」は下表のとおり、
【上り下り用途別通信量(目安)】
用途 | 速度 |
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メールやSNSのメッセージ送信(上り) | 1Mbps |
SNSの写真投稿(上り) | 3Mbps |
SNSやYouTubeなどの動画投稿(上り) | 10Mbps |
メールやSNSのメッセージ受信(下り) | 128Kbps〜1Mbps |
WebサイトやSNSの閲覧(下り) | 1Mbps〜10Mbps |
動画視聴(YouTubeなど)(下り) | 3Mbps〜25Mbps |
オンラインゲーム(下り) | 30Mbps〜100Mbps |
要するにHR01 ほどではなくとも、Speed Wi-Fi 5G L12を設置することで得られる通信速度があれば、この中で最もデータを用いる「オンラインゲーム」でさえ快適に楽しむことができるはずです。
事実、リアルでタイムラグが少ない反応速度が必要な「eスポーツ」の大会でも使用されている、固定回線の「 NURO光」でさえ、その最大通信速度(下り)が2Gbpsであることを考えると、Speed Wi-Fi 5G L12の下り2,7Gbps、上り183Mbpsという最大通信速度で十分でしょう。
また、テレビcmがバンバン流れているため、知名度的にはソフトバンクの「Airターミナル」シリーズが一番でしょうし、端末を実質無料でゲットできるのは魅力ですが、他の2商品に比べ実質通信速度が遅く、安定しないという声が多いのも事実です。
さらに、使い方次第ではありますが、「最大同時接続台数」にしても「そんなに要りますか?」というのが筆者の個人的な意見、自宅や小規模の飲食店・個人事務所などなら、最大40台が同時に接続できるSpeed Wi-Fi 5G L12で十分賄いきれるのではないかと考えています。
なお、ホームルーターはその名前の通り自宅やオフィスなどに据置して使うのが基本スタイルになるため、本体の重さやサイズに関しては、常に持ち運びするモバイルルーターほど重要ではないかもしれません。
とはいえ、同じ建物の中でも電波を拾いやすい所とそうでないところがあり、状況に応じておき場所を変える時もあるでしょうし、規制や長期出張などで持ち運び、移動先でwifiを使いたいというケースもあるので、軽くて小さいに越したことはないはず。
その点、他の2商品に比べSpeed Wi-Fi 5G L12は断トツに軽い、サイズも重さも500mlのペットボトル程度なので、MP値運ぶのに便利なのも隠れたメリットになっています。
Speed Wi-Fi HOME 5G L12 NAR02との違いは?
今回、Speed Wi-Fi 5G L12のことでできる限り詳しく知っていただくべく、様々な情報を集めリサーチを勧めたのですが、その最中にSpeed Wi-Fi 5G L12という商品名の末尾に「NAR02」という意味深なワードが追加されているネット記事などをいくつか発見しました。
これは早くも、Speed Wi-Fi 5G L12の「新バージョン」がリリースされたのか?と思いさらに調査を進めましたが、両者にこれといった違いを見つけることはできず、スペックを比較したところ通信方式や最大通信速度などはもちろん、サイズから重さまで全く同じでした。
唯一、Speed Wi-Fi 5G L12の方は、WiMAXの本家であるUQコミュニケーションの公式サイトで、NAR02と表記されている方はその親会社であるauの公式HPなどに登場する機会が多いため、両社で意図的に使い分けているだけで実際は同じ機種なのではないかと考えられます。
どこがすごい?Speed Wi-Fi HOME 5G L12のメリットを徹底調査
ここまで、既存のホームルーター並びに、ライバル社の商品とで大まかなスペックを比較してきましたが、モバイルルーターと比較するとどんなところが優れているのか、さらにどのような点が改良されているのか、1つ1つチェックしてみたいと思います。
メリット1 工事不要!しかも充電が切れる心配もナッシング
まず、これはホームルーター共通のメリットと言えますが、光ファイバー回線の開通工事が必要な光通信と異なり、Speed Wi-Fi 5G L12などを始めとするホームルーターは契約締結後に端末が届き、電源をコンセントに差し込むだけですぐにwifi機器でネットを楽しめ、しかも充電が切れてしまう心配もないのが魅力です。
また、アパートなどの集合住宅や賃貸住宅の場合、大家さんや管理会社の許可が出ず光ファイバーの開通工事ができない、なんてケースもたまにありますが、Speed Wi-Fi 5G L12の場合必要なのはコンセントだけなので、工事の許可が得られないところでも気に全く気にせず設置することができます。
4G対応機種しかなかった頃は、通信速度の速さや安定性などで光回線には遠く及びませんでしたが、5Gに対応しているSpeed Wi-Fi 5G L12なら、光回線と同等かそれ以上の通信速度が得られますし、コンセントさえあればまさに場所を問わずどこでも簡単にネットの世界に浸れます。
メリット2 Wi-Fi6の4ストリーム対応で複数同時接続に強い!
某・お笑い芸人のネタのように、ネット環境が整っているか確認するとき「ここってwifi飛んでる?」と聞くこともあると思いますが、鳥や虫でもあるまいしwifiの電波は目に見えません。
ただ、目に見えはしませんがwifi電波は好き勝手に飛び回っているわけではなく、例えば旧モデルに採用されている「Wi-Fi5」の場合、上り・下りそれぞれ2車線ずつあてがわれた「通り道」に沿って各wifi機器と通信しており、これを「2ストリーム方式(2×2)」と言います。
一方、Speed Wi-Fi 5G L12が対応している新規格の「Wi-Fi6」の場合は、旧規格の倍となる片側4車線が用意されているため、複数端末接続時でも大容量データ通信でも、より早く安定してwifi通信ができるのです。
さらに、Wi-Fi5では複数の機器と通信する際、1通信で1台ずつ交信していく「OFDM」という方式を取っていたため、多くの機器と接続するとわずかながら通信遅延が発生することもありましたが、最新のWi-Fi6では1通信で複数台同時に更新する「OFDMA」と新方式が採用されているため、複数同時通信に強いのが特徴です。
メリット3 Wi-Fi接続先の機器のバッテリー消費率を低下する「TWT」搭載
TWT(Target Wake Time)とは、1つのチャンネルの帯域幅を複数のユーザーで分け合い、効率よく通信することで省電力を実現した、Speed Wi-Fi 5G L12が対応しているWi-Fi 6で初めて導入された機能です。
このTWTを搭載したことにより、従来のWi-Fi5では常時行われていたWi-Fi通信を、使用していない(スリープモード)時は端末ごとにWi-Fi通信を行わない、簡単に言うと使っていない機器の電源を自動でOFFすることで、Wi-Fi使用時におけるトータルでの消費電力を抑えることが可能となったのです。
メリット4 ホームルーターなのに遠隔操作できるのはデカい!
光回線のように工事する必要もなく、モバイルルーターのように充電切れを気にしなくて良いホームルーターですが、設置した場所に直接行かないと操作できないことが、弱点と言えば弱点でした。
しかし、Speed Wi-Fi 5G L12の場合は、スマホ専用アプリである「NEC WiMAX +5G Tool」を使うことで、
- 最新ソフトウェアへのアップデート
- LEDのON・OFF
- STモード・+Aモード切替
- データ量しきい値設定
- 再起動
などといった機器の制御を、離れた場所から行うことができます。
また、現在のデータ量や通信速度、電波強度や呼気接続数といった情報をリアルタイムにスマホ画面で確認できるうえ、設定したデータ量閾値をオーバーすると直ちに通知がくるので、データ超過によって通信制限がかかってしまうのを防ぐことだってできます。
無制限のポケット型wifiおすすめのもの
airwifiの口コミはこちら
商品レビュー Speed Wi-Fi HOME 5G L12を使ってみた!
なんだかんだと、Speed Wi-Fi 5G L12の凄い点、優れたところを書き連ねてきましたが、Speed Wi-Fi 5G L12を提供している会社の売り文句ばかりだと「イマイチ信用できない!」というユーザーも多いはず。
という訳で、これまでモバイル・据置型問わず数多くのルーターを使ってきた筆者が、実際にSpeed Wi-Fi 5G L12をゲット・数日使用して感じたことをお伝えしたいと思います。
正直、「光回線いる?」って感じ
ネットを快適に楽しむため必要なものと言えば、固定回線である光回線を引くか、モバイルルーターor据置ルーターを契約するか、スマホのデザリング機能に頼るか3つに1つ、これまで安定銭と通信速度の速さで光回線が断然リードしていましたが、5Gの本格普及で他の方法もだいぶ肉薄してきました。
そんな状況にあって、モバイルルーターとスマホのデザリングは、持ち運びできどこでもスムーズにネットが楽しめるので持つ価値あり、安定性に勝る光通信とこれらの併用でしのぎ、5Gへの対応が遅れていた据置ルーターは、正直筆者にとって「アウトオブ眼中」でした。
しかし、Speed Wi-Fi 5G L12を使ってみてビックリ!、あくまで筆者が住んでいる地域に限った話になりますが、光回線しかも「業界最速」の呼び声も高い「 NURO光」に勝るとも劣らない安定性、しかも工事要らずでコンセントに差し込むだけでOKの手軽さときてますから、はっきり言って光回線が無くてもこれ一台あれば問題なし!って感じです。
しかも、光回線の場合転勤などで住居や職場が変わり、そこにネット環境がない場合はまたまた工事を依頼する必要がありますが、Speed Wi-Fi 5G L12ならその必要もないときています。
実際、光回線どころか、たまに実家で仕事するときなんかもSpeed Wi-Fi 5G L12を持ち運んでこなしているので、最近ではモバイルルーターやスマホのデザリング機能さえあまり使わなくなっちゃいました。
モバイルルーターとの併用は必要?
本当に個人的な話になるのですが、筆者の自宅は以前光回線を敷いていましたし、職場は元々WiFi環境が整っていたので、移動中とネット環境がない実家に帰っている時のために、某社のモバイルルーターを契約・併用していました。だって光回線は持ち運びできませんからね。
しかし、一応据置型ではありますが 、Speed Wi-Fi 5G L12はコンセントに繋がっているだけで他に配線はありませんし、重さも500mlのペットボトル飲料水より軽いぐらいなので、や急ぎの仕事などで実家で長時間ネットを使いたいときは、持ち込んで使用することも難しくありません。
あとは移動中ぐらいのもの、正直その程度ならスマホのデザリングで十分事足りるので、モバイルルーターとの併用は自分の場合「必要ないな」と感じましたし、これなら仮に引越し先がアパートなどで光通信の工事NGでも、快適にネット生活を続けられるでしょう。
Speed Wi-Fi HOME 5G L12の初期設定方法
Speed Wi-Fi 5G L12は、確かに今年11月登場したばかりの最新ホームルーターですが、その使い方にこれと言って目新しいところはこれと言ってなく、Speed Wi-Fi 5G L11など他のホームルーターと変わらず、「電源コードをコンセントに差し込むだけ」の簡単作業ですぐに快適なネット生活を始めることができます。
念のため、UQコミュニケーションズの公式HPにある「つなぎ方ガイド」をチェックしたところ、次のように解説されていたので、簡単に初期設定方法を紹介しておきます。
- 本体の電源が入っていないことを確認後、付属のSIMカードを取り付ける
- 本体の電源を入れる
- Wifi設定お引っ越し機能・手動接続・Wifi設定用QRコード・WPS機能のいずれかの方法で無線LANに接続する
また、故障を伴わない「一時的な不具合」が発生した場合、本体を「初期化」することで改善するケースもあるため、ここではSpeed Wi-Fi 5G L12を「初期化」する手順について、説明しておきましょう。
その方法もいたって簡単、本体に付いている「RESETボタン」を、つまようじや針金など先の細いもので約10秒間長押し、その後本体正面のランプが消灯したら離す、これだけでもう初期化完了です。
スマホやタブレット、パソコンなどと同じように、多くの場合はの初期化によって不具合は改善しますが、それでも改善しなかった場合は、購入先の公式HPに用意されている問い合わせフォームから問い合わせるか、各社のサポートセンターへ直接電話連絡をしてください。
Speed Wi-Fi HOME 5G L12に取り扱い説明書はついてる?
結論から言うと、このSpeed Wi-Fi 5G L12を購入した時同梱されているのは電源用のACアダプタのみ、つまり取り扱い説明書はどこで購入しようと付属していません。
先ほど説明したとおり、Speed Wi-Fi 5G L12の基本的な使い方はコンセントに繋ぐだけと至って簡単ですし、初期化するにしてもちょっと機会に慣れている方ならすぐ実行可能なので、正直取り扱い説明書が必要になる機会は「ほぼない」と言ってよいでしょう。
ただ、どうしても取扱説明書を確認したいという場合は、こちらにPDFファイルという形で公開されていますので、規約に同意の上でダウンロードし、保存・活用すると良いでしょう。
Speed Wi-Fi HOME 5G L12の料金プラン・端末代金
さて、ここまでの説明で最新置くだけルーター「Speed Wi-Fi 5G L12」の優れた性能について、十分お分かりいただけたと思いますが、いざ乗り換え・新規購入となると、気になってくるのはやはりその料金プランや端末R代金のことでしょう。
そこでこの項では、UQ・auにおけるSpeed Wi-Fi 5G L12の料金プラン・端末料金と、当サイトが「一押し」だと考えている「Broad WiMAX」の料金プラン・端末料金を紹介しておきましょう
本家UQの料金プラン・端末代金
まずは、Speed Wi-Fi 5G L12が使うことになる回線を管理している、本家本元のUQコミュニケーションズですが、親会社であるauよりは月額料金的に安めであるものの、2年縛りになってしまううえ、分割可能ですが2万円を超える端末代が必要です。(605円×36回払い)
また、スタンダードモードよりさらに広いau5G/4G LTEエリアでの高速通信サービスが利用できる、オプションのプラスエリアモードを追加する場合は、月額1,100円が別途必要になります。
会社名 | UQコミュニケーションズ |
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プラン | ギガ放題プラス(WiMAX +5G) |
月額料金 | 25ヶ月間:3,880円/月(税抜)
※WiMAX +5G はじめる割(▲500円/月)適用後 ※2年縛りあり、26ヶ月目以降および「期間条件なし」の場合、税込5,005円/月 |
端末代 | 21,780円 |
親会社auの料金プラン・端末料金
次に、信頼性と知名度ではピカ一の大手auですが、ぱっと見では前述したUQコミュニケーションズより数百円月額料金が割高、しかしUQでは月額1,100円が別途必要になるオプションのプラスエリアモードが無料なので、実質料金で比べるとお得になるユーザーもいるはずです。
また、端末料金が「43,200円」とUQよりかなり割高ですが、Speed Wi-Fi 5G L12専用プランである「ホームルータープラン5G」に加入すると、「毎月割」が適用されて実質0円になるので、実はUQよりお得に最新機種をゲットできちゃうのです。
ただし、毎月割は「36カ月間」にわたって機種別に設定された割引額が基本使用料などより毎月差し引かれる仕組みになっており、その間に解約すると割引が終了、端末の残金を一括で支払う必要があるため、実質的な「3年縛り」になるので注意しましょう。
会社名 | au |
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プラン | ホームルータープラン5G |
月額料金 | 25ヶ月間:4,200円/月(税抜)
※5Gルーター割(▲500円/月)適用後 ※26ヶ月目以降は4,700円/月 |
端末代 | 43,200円 |
おすすめはココ!「Broad WiMAX」の料金プラン・端末料
会社の規模や知名度で比べてしまうと、やはりUQコミュニケーションズやau の方が数段上ですが、「お得感」で言うなら当サイトがおすすめする「Broad WiMAX」のような、プロバイダ・代理店の方に軍配が上がります。
見た目だけで比べると、UQの月額料金と変わらないように感じますが、Broad WiMAXの方には端末代金の分割分が既に含まれているため、縛り期間さえ気にしなければ総額で言うとこちらの方がお得にSpeed Wi-Fi 5G L12をゲットできます。
唯一、2万円を超える初期費用が気になるところですが、支払い方法をクレジットカードに設定するだけで0円になるので、このためだけにクレジットカードを1枚作っても良いぐらいです。
また、プロバイダ系でWiFi契約をする最大の魅力は、各社が展開しているキャンペーンが豪華でお得なこと、Broad WiMAXの場合も
- UQ mobile新規お申込みキャンペーン・・・最大で10,000円がキャッシュバック
- au携帯お申込みキャンペーン・・・端末代金が最大22,000円(税込)割引で購入可、SIMのみの申込みでも8,000円相当ポイント還元中!
- お乗り換えキャンペーン・・・現在利用中のインターネットの契約解除料を、最大19,000円(非課税)Broad WiMAXが負担してくれる
- 2台目キャンペーン・・・2台同時に申込みで5,000円(非課税)キャッシュバック
などを現在実施しているので、該当する場合は特典をゲットしてお得に快適なネット生活をエンジョイしちゃいましょう。
その他ポケットWiFiおすすめも別で公開してますので参考にしてください。
会社名 | Broad WiMAX |
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プラン | ギガ放題プラスDX(3年) |
月額料金 |
1・2ヶ月目月額料金:3,300円(税込) 3ヶ月目以降4,298円(税込) 初期費用:20,743円(税込)※端末分割金を含む※クレジットカードでの申込みで初期費用20,743円割引(税込) |
端末代 | 21,780円 |
おすすめその2 GMOとくとくBB WiMAX
次に紹介する「GMOとくとくBB WiMAX」は、安くて非常にわかりやすい料金設定が魅力のプロバイダで、母体であるGMOグループは金融・証券サービスからIT関連ビジネスまで、幅広く事業を展開している、知名度・信頼性共にトップクラスの大手企業です。
通常、2万円以上かかる端末代と、オプションのプラスエリアモード(月額1,100円)が無料なうえ、平日15:30・土日祝14:00までなら即日配送にも対応しているので、「今すぐ快適な5Gを体感したい!」というせっかちなユーザーにはおすすめです。
支払い方法がクレジットカード払いのみでポケット型wifi口座振替に対応していないことと、契約が必ず3年縛りであることがデメリットと言えますが、契約解除料・違約金が他のプロバイダより若干安めの設定なのも、多くのユーザーから支持を集めているポイントになっています。
会社名 | GMOとくとくBB WiMAX |
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プラン | ギガ放題プラスDX(3年) |
月額料金 |
※割引適用後、すべて税込 |
端末代 | 0円 |
おすすめその3 カシモ WiMAX(カシモワイマックス)
契約初月の月額料金が1,408円安く、その後はずーっと料金が変わらないカシモWiMAXも、端末代とオプションのプラスエリアモードが無料です。
利用月数に応じ段階的に月額料金が上がっていく通信会社が多い中、カシモは2ヶ月目以降何年使っていても4,455円で固定されているため、長く使い続けるほどお得になるのが特徴、ホームルーターはモバイルルーターやスマホより代替えスパンが長いので、こういったシンプルな料金システムのプロバイダに人気が集まっています。
カシモwimaxの口コミはこちら
会社名 | カシモWiMAX |
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プラン | 5Gギガ放題プラン |
月額料金 |
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端末代 | 0円 |
おすすめその4 Vision WiMAX(ビジョンワイマックス)
最後に紹介するVision WiMAXは、2021年に登場したばかりの新進気鋭で知名度はまだまだ低いですが、東証一部上場の株式会社ビジョンが運営しており、月額料金の安さなどから早くも多くのWifiユーザーの間で評判になっています。
楽天モバイルの評判はこちら
こちらは、端末代が無料なうえ、なんといっても今なら5,000円のキャッシュバックキャンペーンを実施しているのが売り。
しかも、新規契約の場合通常3000円程必要な事務手数料が無料なうえ、多くのユーザーが気にしているであろう解約時の高額な違約金についても、同社の窓口を通すという条件付きではありますが、Vision WiMAXの方で負担してくれるほか、不要となった端末を下取りするサービスまで用意されています。
会社名 | Vision WiMAX |
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プラン | ギガ放題5Gプラン |
月額料金 | 5,313円(税込) |
端末代 | 0円 |
Speed Wi-Fi HOME 5G L12に関するQ&A
- 質問です。:配線がつながっている光通信と繋がっていない置くだけルーターとでは、どちらの方が安定しているのですか?
- 回答です。:当然、光ファイバーという目に見える配線を通じてデータをやり取りしている光回線の方が、見えない電波に乗ってデータをやり取りしている無線通信システムより、物理的に安定しているのは言うまでもありません。しかし今現在、「無線」である携帯電話と固定電話で会話を交わす際、その安定性に差を感じることはほとんどないはず。以前の携帯電話は、話している途中で言葉が途切れて聞こえるなんてことも度々ありましたが、携帯電話を中継する基地局やアンテナが全国津々浦々まで行き届いた結果、皆無と言えるほどなくなりました。つまり、5Gの基地局が広がり始めている今はまだ光回線の方が安定性に勝っていますが、インフラ整備が完了した暁には両者の差はほとんどなくなってくると考えられています。
- 質問です。Speed Wi-Fi 5G L12などのホームルーターはモバイルルーターと違い持ち運びできないのですよね?
- 回答です。厳密にいうと、持ち運びながら使うことができないのであって、持ち運びできないわけではありません。Speed Wi-Fi 5G L12を始めとするホームルーターはバッテリーを内蔵していないためで、電力を本体に供給できるコンセントさえあれば、どこでも持ち運んで手軽に使うことができます。ちなみに、Speed Wi-Fi 5G L12は大きさも重さも500mlのペットボトル程度、電源コード以外は余計な配線も一切ないので、バックにいれてどこにでも持ち運べます。
- 質問です。:ルーターなどのIT関連機器は商品サイクルが速いですよね?もっと待っていればさらに優れたルーターが出てくると思いますか?
- 回答です。IT関連機器の進歩は本当に目覚ましく、現時点では最新機種であるSpeed Wi-Fi 5G L12と言えど、半年・1年たてばより優れた新機種が登場する可能で位は十分あります。ただし、今は次世代通信システムである5Gのインフラ整備が進んでいる真っ最中、そのスピードが最新機種のスペックにまだ追いついていない状況です。つまり、通信速度と安定性だけに絞った場合、今後しばらく(おそらく1年程度)は、Speed Wi-Fi 5G L12を超えるスペックの新機種が登場しても、「5Gの限界値」以上を求めることはできないと考えられます。ただ、サイズが小型化されたり、最大同時接続台数が増えることはあるでしょうし、価格的に見直される可能性も否定できません。
- 質問です。Speed Wi-Fi 5G L12を契約するにあたり、auとその子会社であるUQで通信速度に違いは出ますか?
- 回答です。:同じ地域、同じ時間、しかも同じSpeed Wi-Fi 5G L12とwifi機器を使ってネットをした場合、auとUQさらに他のプロバイダで契約したからと言って、通信速度に大きな差が生じるなんてことはありません。ですので、もしどこと契約しようか悩んでいるのなら、料金プランやサービス内容など、速度面以外を判断材料にしたほうが良いと考えています。
- 質問です。:いまさらな質問ですが、キャリアとプロバイダってどう違うのですっか?
- 回答です。:キャリアとは、NTTドコモやソフトバンク・auのように、4Gや5Gなどといった通信回線や電波及びその基地局などを管理・提供している業者のことで、「運び手=carrier」が語源とされています。一方のプロバイダとは、インターネット回線(フレッツ光、auひかり等)をインターネットに繋げる事業者のことで、『ISP』や『接続事業者』と呼ばれることもあります。光回線の場合は通常、キャリアとプロバイダが揃っている必要があり、片方だけと契約してもネットを利用できませんが、例えば『光コラボ』の様に回線サービスとプロバイダーが一本化されたサービスもあります。また、Speed Wi-Fi 5G L12のようなホームルーターの場合はスマホやタブレットと同じ、各キャリア及びその子会社とだけ契約すれば、すぐにネットを使うことができます。
- 質問です。:じゃあ、キャリアとプロバイダどちらと契約したほうがお得ですか?
- 回答です。:まずネット開通までのスピード感ですが、キャリアとプロバイダ(代理店)どちらで契約しても手続きにそれほど違いはなく、ホームルーターやモバイルルーターの場合は開通工事も必要ないため、どちらと契約してもさほど開通までの時間に差は生じません。一方料金的には、キャリアの方が生存競争の激しいプロバイダよりやや高い傾向にあります。しかも、プロバイダはキャリア各社より、高額なキャッシュバックや割引キャンペーンを実施していることがあります。ただし、キャリアはホームルーターやモバイルルーターのほかに、携帯電話(スマホ)や固定電話サービスも提供していて、それらと一元化することで割引が受けられることも。どちらがお得かは他の通信機器の契約状況で変わるため、契約後の料金を事前にしっかりシミュレーションしてから、契約先を決めるようにしましょう。
- 質問です。:自分の住んでいる地域が、5Gに対応しているかどうか調べる方法はありますか?
- 回答です。:5Gに対応しているSpeed Wi-Fi 5G L12をゲットすれば、4Gより早い通信速度を得られることはわかっているけど、まだ発展途上の新サービスなので、自宅などの設置予定場所がそのサービスエリアに入っているかわからなくて不安だ、というユーザーも多いはずです。そんな時は、UQコミュニケーションズやauの公式HPで公開されている、最新の「サービスエリアマップ」を確認しましょう。例えばauの場合だと、5G <ミリ波>・5G <Sub6>・5G <NR化>の3種類について、それぞれのエリアと今後の拡大予定エリアが確認可能です。ちなみに、Sub 6は現在メインで普及が進められている5Gの周波数帯で、ミリ波は超高速通信が実現し得る周波数帯、NR化は4G LTEの周波数帯を5Gとして利用している周波数帯をカバーしている5Gポケット型wifiのエリアをそれぞれ示しています。
- 質問です。:解約金や違約金を支払わずに済む方法はありますか?
- 回答です。:解約金や違約金は、それぞれの契約先が定めている最低契約期間内に解約する、あるいは2年・3年ごとにやってくる更新月以外の月に解約すると発生します。つまり、最低契約期間以上Kうぃやくを続けたうえで、更新月に解約をしっかり終了すれば、解約金・違約金を支払う必要はありません。ただし、2年・3年おきにやってくる更新月に解約手続きをしないと、自動的に契約が継続され、次の更新月がクルマでまた2年・3年間無料で解約するタイミングが伸びてしまいます。ですので、最低契約期間が短い2年縛り契約の方が、3年縛り契約より解約のハードルが低いということになります。また、数は決して多くありませんし月額料金も割高ですが、契約期間の縛りがないプランを用意している通信業者もあるので、解約金を絶対に払いたくないという方は、探してみるのも手です。ちなみに、通信会社の中には他社からの乗り換え時に発生する、解約金などを肩代わりするキャンペーンを展開しているところも結構多いので、それを利用するのも良いでしょう。
- 質問です。:Speed Wi-Fi 5G L12を契約するとき、おススメのオプション契約はなにかありますか?
- 回答です。:Speed Wi-Fi 5G L12を契約するを契約する場合、基本契約のほかに任意で優勝オプションを追加することもできますが、どれをつけるべきか悩むところ。通信業者やプロバイダによって若干内容は違いますが、端末が故障した時無料で修理や交換などに対応してくれる「安心サポート」あるいは「安心サポートプラス」に関しては、月額300~500円と比較的安価ですし、お世話になるケースも多い耐え加入しておいた方が無難です。(安心サポートプラスは、取扱説明書及びその他の注意事項等の記載内容に従った正常な使用状態の下で機器が故障した場合に加え、水濡れで故障した場合にも対応。)とはいえ、Speed Wi-Fi 5G L12は基本的に屋内、しかも安定した場所に据置して使うホームルーターなので、そこまで神経質になる必要はないかもしれません。ただし、安心サポートに限らず、有償オプションへの加入がキャッシュバックなどのキャンペーン付与条件になっていることもあるので、特典をゲットしたい場合は付与条件をよく確認しておきましょう。