会計ソフトおすすめ比較ランキング

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個人事業主や企業経営者の方にとって経理業務や確定申告を行う上で「会計ソフト」の導入は必須ですよね。

会計ソフトがあるかないかによって、業務の効率性が大きく異なってきますし、余計な時間を取らずに済みます。

個人事業主の方であれば、会計ソフトを使うだけで経理や簿記の知識がなくても確定申告を行うこともできます。

しかし、いざ会計ソフトを導入しようと思っても、種類が多すぎてどれを導入すればいいか迷ってしまいますよね。

そこで今回はおすすめの会計ソフトを紹介していきます。

会計ソフトの選び方や種類についても詳しく解説するので参考にしてみてください。

  1. 会計ソフトおすすめ25選
    1. おすすめ①知名度抜群。誰でも使えるシンプルが魅力のクラウド会計freee(フリー)
    2. おすすめ②経理業務に慣れてる方は使いやすいマネーフォワードクラウド会計
    3. おすすめ③Macでも使えて初心者にもおすすめの弥生会計オンライン
    4. おすすめ④個人事業主やフリーランス向けのやよいの白色申告・青色申告オンライン
    5. おすすめ⑤飲食店に特化した会計ソフト「HANJO会計」
    6. 経理業務から申告書の作成まで一貫してできる会計ソフトはコレ!
    7. 業種別に合ったテンプレートが豊富に揃っている会計ソフト
    8. 個人・フリーランスの方はこの会計ソフトが大活躍
    9. 簿記知識がなくて会計が不安な方でも安心の会計ソフト
  2. 会計ソフトを導入するメリット
    1. ①会計業務の効率化で時間・人コストを削減できる
    2. ②リソースをコア業務に集中して生産性が挙げられる
    3. ③人為ミスを防いで正確な経理作業を実現できる
    4. ④新しい税制にもアップデートですぐに対応できる
  3. 会計ソフトの種類を理解しよう「クラウド型」と「インストール型」
    1. クラウド型の会計ソフトの特徴
      1. クラウド型会計ソフト
      2. クラウド技術が便利で効率的に使える
      3. 操作が直感的なので専門知識がなくても使える
      4. コスパが高いので初期費用や月額費用が抑えられる
      5. おすすめのクラウド型の会計ソフト
    2. インストール型会計ソフトの特徴
      1. インストール型会計ソフト
      2. カスタマイズ性が高く複雑な入力にも対応してる
      3. セキュリティ性が高く情報漏洩が防げる
      4. 事業規模の大きい企業ならインストール型が向いている
      5. おすすめのインストール型会計ソフト
  4. 会計ソフトは何を基準に選ぶのが良いのか?
    1. ①会計ソフトの得意分野を把握しよう
    2. ②初期費用や月額費用といったコストを比較しよう
    3. ③プランごとに使える機能をチェック!必要なものを過不足なく揃える
    4. ④アフターサポートがあると購入後のトラブルにも対応できる
    5. ⑤ユーザーインターフェースの快適さは業務効率に直結する
    6. ⑥使用するパソコン環境に対応した会計ソフトを選ぶ
    7. ⑦給与計算や勤怠管理といった他ソフトとの相性もチェックしておく
    8. ⑧事業規模や利用目的に合う会計ソフトを選ぶ
    9. ⑨売上が1,000万円以上であれば「消費税」の集計表が出力できるものを選ぶ
    10. ⑩顧問税理士がいる場合は使うソフトを揃えると便利
  5. 会計ソフトの主な機能を理解していこう
    1. ①業種に応じた勘定科目の設定
    2. ②取引の入力や仕分け
    3. ③各書類の集計表の作成や資金繰りの管理
    4. ④確定申告や決算を行う
    5. ⑤予算の管理や経営の分析を行う
  6. 会計ソフトに関するFAQ

会計ソフトおすすめ25選

会計ソフトおすすめ25選

では、おすすめの会計ソフト25選を紹介していきます。

今回ピックアップした会計ソフトは以下の通りです。

会計ソフト タイプ 初期費用 利用料金 無料体験 対象
クラウド会計freee(フリー) クラウド 816円〜39,800円/月 30日間 個人事業主
法人
マネーフォワードクラウド会計 クラウド 800円〜4,980円/月 30日間 個人事業主
法人
弥生会計オンライン クラウド 26,000円〜30,000円/年 1年間 法人
やよいの白色申告 オンライン・青色申告 オンライン クラウド 無料〜20,000円/年 個人事業主
HANJO会計 クラウド 980円 最大2ヶ月 個人事業主
ネットde記帳 クラウド 30,000円/年 法人
かんたんクラウド会計 クラウド 無料〜2,500円/月 3ヶ月 法人
勘定奉行クラウド クラウド 50,000円〜70,000円 160,000円〜240,000円/年 30日間 法人
クラウド発展会計企業版 クラウド 5,000円〜10,000円/月 2ヶ月 法人
弥生会計21 インストール 44,000円〜118,400円 法人
会計王 インストール 40,000円 30日間 法人
わくわく財務会計6 インストール 16,500円〜22,000円 30日間 法人
勘定奉行11 インストール 250,000円〜1,320,000円 法人
MJSかんたん!会計 インストール 25,000円/年 30日間 個人事業主
法人
ツカエル会計21 インストール 15,000円〜28,000円 法人
みんなの青色申告21 インストール 7,045円 個人事業主
会計らくだ21 インストール 8,900円 法人
かるがるできる給料21 インストール 6,000円 法人
農業簿記11 インストール 57,900円 法人
みつも郎20 インストール 22,653円 法人
出納らくだ21 インストール ,700円 法人
かるがるできる販売21 インストール 4,180円 法人
PCA会計DX クラウド 要問い合わせ 要問い合わせ 法人
クラウドERP freee クラウド 要問い合わせ 要問い合わせ 法人
大蔵大臣NX インストール 220,000円〜227,700円 法人

では、それぞれの商品の特徴やおすすめポイントを詳しくみていきましょう。

おすすめ①知名度抜群。誰でも使えるシンプルが魅力のクラウド会計freee(フリー)

クラウド会計freee(フリー)
会計ソフト クラウド会計freee(フリー)
タイプ クラウド
初期費用
利用料金 816円〜39,800円/月
無料体験 30日間
対象 個人事業主
法人
主な特徴 ①知名度抜群で利用者数も多いサービス

 

②経理や簿記の知識がなくても誰でも簡単に扱える

③個人事業主・法人向けの両方に対応している

クラウド会計freee(フリー)は、誰もが一度は名前を聞いたことがあるほどの知名度抜群の会計ソフトです。

ユーザー数は100万人を突破するほどの人気もあり「誰でも使える」というコンセプト通り、簡単に使いこなせる優れたUIを備えています。

個人事業主向けには経理や簿記の知識がなくても確定申告がスムーズに進められる仕様にもなっていますし、法人向けにも初心者でも簡単に経理業務ができるようになっています。

専門用語や難しい操作も必要なく、1つ1つ手順に従って入力するだけで自動的に仕分けや登録をするので、迷わずサクサクと業務を進めていくことができるでしょう。

経理を自動化したい人や簡単に確定申告作業を済ませたい人におすすめです。

個人向けであれば月1,000円とリーズナブルな料金で使えますし、30日間の無料トライヤルも使えるのが魅力となっています。

おすすめ②経理業務に慣れてる方は使いやすいマネーフォワードクラウド会計

マネーフォワードクラウド会計
会計ソフト マネーフォワードクラウド会計
タイプ クラウド
初期費用
利用料金 800円〜4,980円/月
無料体験 30日間
対象 個人事業主
法人
主な特徴 ①経理作業に慣れている人が使いやすい仕様

 

②ある程度大きな規模の企業にも使える

③個人事業主・法人向けの両方に対応

マネーフォワードクラウド会計は、ある程度経理や簿記の知識があり、業務に慣れている方にとって使いやすいソフトになっています。

個人事業主向けのサービスも用意されていますし、ある程度大きな規模の会社の経理作業にも対応できるのが特徴です。

取引データの一括仕分け登録ができるようになっているので、会計業務の大幅な効率化ができるようになっています。

セキュリティ性も高いので企業の大切な情報も守りながら経理作業が行えますし、上場企業でも使えるほどのスペック性も魅力です。

優れたスペックがありながらも月額5,000円以内で使えるリーズナブルな料金も魅力ですし、30日間の無料トライアルも用意されています。

個人事業主の方は安いプランを使って確定申告をスムーズに行ってみましょう。

おすすめ③Macでも使えて初心者にもおすすめの弥生会計オンライン

弥生会計オンライン
会計ソフト 弥生会計オンライン
タイプ クラウド
初期費用
利用料金 26,000円〜30,000円/年
無料体験 1年間
対象 法人
主な特徴 ①中小規模法人におすすめの会計ソフト

 

②簿記や会計の知識がなくても使いこなせる

③シンプルな機能性で業務を効率的に行える

弥生会計オンラインは、インストール型の会計ソフトでお馴染みの弥生株式会社が提供しているクラウド型の会計ソフトです。

こちらの商品は主に中小規模法人向けに開発されており、経理や簿記の知識がなくてもシンプルかつ簡単に扱えるようになっているため、初心者の方でも使いこなせるのが魅力です。

銀行明細やクレジットカードの取引データ、レシートなどをスキャンして、自動的に取引を読み込むことができますし、日付や金額などを1つ1つ入力するだけで簡単に帳簿をつけることができます。

シェアも大きく知名度も高い会計ソフトで23年連続売り上げNO1の豊富な実績によるノウハウがあるので安心して利用することができるでしょう。

シンプルながら効果的な機能性によって会計業務全体を効率化することができるので、他の業務にリソースを割くことができ、生産性のアップに繋がります。

税理士と画面を共有してやり取りをするサービスにも対応しているので、プロの意見を参考にしながら利用することもできます。

おすすめ④個人事業主やフリーランス向けのやよいの白色申告・青色申告オンライン

やよいの白色申告・青色申告オンライン
会計ソフト やよいの白色申告 オンライン・青色申告 オンライン
タイプ クラウド
初期費用
利用料金 無料〜20,000円/年
無料体験
対象 個人事業主
主な特徴 ①個人事業主になりたての人でも簡単に各店申告ができる

 

②白色申告なら無料で利用できる

③簿記や会計の知識がなくても簡単に扱える

やよいの白色申告オンライン・青色申告オンラインは、個人事業主向けに提供されているクラウド型の会計ソフトで主に確定申告に利用されます。

確定申告には白色と青色の2つがありますが、白色申告を行うプランであれば無料で使えるのが魅力となっています。

リーズナブルなプランばかりが用意されているのですが、取引データの自動読み込みや自動仕分けなど効率的に会計業務ができる機能性もあります。

簿記や会計の知識がない方でも家計簿感覚で進められるシンプルさもありますし、青色申告を本格的にしたい方に向けても使いやすいサービスが揃っています。

サポート体制も充実しており、確定申告作業の細かい確認や質問にも対応してくれます。

個人事業主で初めて確定申告を自分で行う方や白色申告から青色申告にチャレンジしてみたいという人におすすめの会計ソフトとなっています。

おすすめ⑤飲食店に特化した会計ソフト「HANJO会計」

HANJO会計
会計ソフト HANJO会計
タイプ クラウド
初期費用
利用料金 980円
無料体験 最大2ヶ月
対象 個人事業主
主な特徴 ①月額980円というリーズナブルな料金で使える

 

②飲食店の会計業務に特化した仕様

③スマホで確定申告書が作成できる

HANJO会計は、飲食店の会計業務を行うのに特化している会計ソフトで、スマホで確定申告書が作成できるほどのシンプルさが魅力となっています。

料金も月額980円と非常に安いですし、機能的にも飲食店の会計業務に必要な機能がピンポイントで入っているので非常に使いやすいですす。

スマホでレシートを撮影して取引データを読み込む機能や自動仕分けも充実していますし、簿記や会計の知識がなくても1つ1つの案内が丁寧なのでスムーズに確定申告が進められるでしょう。

個人で飲食店を経営している方はもちろん、複数の店舗を運営している場合でも所属別に仕分け登録ができるようになっています。

料金が安く、飲食店向けの機能性に優れたコスパの高い会計ソフトになっているので非常におすすめです。

経理業務から申告書の作成まで一貫してできる会計ソフトはコレ!

おすすめ6 経理業務から申告書の作成まで全てに対応「ネットde記帳」

ネットde記帳
会計ソフト ネットde記帳
タイプ クラウド
初期費用
利用料金 30,000円/年
無料体験
対象 法人
主な特徴 ①伝票入力から申告書の提出まで1つのソフトで行える

 

②さまざまな場所から同時にアクセスして入力が可能

③会計業務に慣れていない人でも扱える

ネットde記帳は、全国商工会連合会が推奨しているクラウド型の会計ソフトで主に法人向けに提供されています。

伝票の入力から申告書の提出に至るまで基本的な機能はもれなく備えているのはもちろん、さまざまな場所から同時にアクセスして入力することができるため、営業所などを複数抱えている会社などにおすすめです。

複数で会計業務を行う法人であれば、同時にアクセスしながら効率的に業務が進められますし、更新情報もすぐに共有できるので連携も取りやすいでしょう。

法人向けの会計ソフトながら年間30,000円とリーズナブルなプランになっているので、法人向けに導入するのにおすすめです。

さらに、商工会で操作方法などのサポートを受けることができるので、会計業務に不慣れで不安な方でも簡単に始められるでしょう。
おすすめ7 小規模事業者にぴったりな使いやすさを実現「かんたんクラウド会計」

かんたんクラウド会計
会計ソフト かんたんクラウド会計
タイプ クラウド
初期費用
利用料金 1,800円〜2,500円/月
無料体験 3ヶ月
対象 法人
主な特徴 ①スキャナーから領収書やレシートを登録できる

 

②簡単な入力で会計業務が可能な仕様

③学習機能があり自動入力に対応している

かんたんクラウド会計は、小規模事業者向けに提供されている会計ソフトで、初心者の方でも簡単に扱えるシンプルさが魅力となっています。

銀行やクレジットカードの明細を自動的に取り込んで仕分けをする機能もありますし、スキャナーから領収書やレシートを取り込む機能も使えます。

基本的な会計業務ができる充実した機能性がありながらも、月額1,800円から使えるリーズナブルさも魅力でし。

さらに、初心者でも簡単に扱える難易度の低さもあり、1つ1つの簡単な入力を行うだけで自動的に複式簿記に変換してくれるので、サクサク迷わず業務を進められるでしょう、

また、入力した仕分けのパターンを学習してくれるので、似たような仕分けが入ってきたら自動的に仕分けをおこなってくれるようになります。
おすすめ8 業界No1の会計ソフト「勘定奉行クラウド」

勘定奉行クラウド
会計ソフト 勘定奉行クラウド
タイプ クラウド
初期費用 50,000円〜70,000円
利用料金 160,000円〜240,000円/年
無料体験 30日間
対象 法人
主な特徴 ①業界No1導入シェアを誇る会計ソフト

 

②顧問の税理士に専門家のライセンスを付与して会計データの入力が可能になる

③会計データの移行も短時間でできる

勘定奉行クラウドは、インストール型の会計ソフト「奉行シリーズ」でお馴染みの株式会社オービックビジネスコンサルタントが提供しているクラウド型の会計ソフトです。

企業への導入シェアNo1を誇る信頼性の高さや豊富な実績に加えて、クラウド型の強みを活かした機能性が魅力となっています。

取引データの自動登録や日々の財務状況のチェックなど、基本的な機能も充実しているので、経理・会計業務を効率化することができるでしょう。

さらに、企業の顧問税理士に対して「専門家ライセンス」を付与することができます。

専門家ライセンスが付与された税理士は、クラウド上で会計データをチェックすることができるので、税理士とやり取りをしながら会計業務を進めて、連携を深めることも可能です。

会計データの移行も短期間でできるので、他社からの乗り換える上でもおすすめです。
おすすめ9 自動経理システムが充実で業務効率化を実現「クラウド発展会計企業版」

クラウド発展会計企業版
会計ソフト クラウド発展会計企業版
タイプ クラウド
初期費用
利用料金 5,000円〜10,000円/月
無料体験 2ヶ月
対象 法人
主な特徴 ①会計事務所向けに作られた専門性の高い会計ソフト

 

②理想的な会社経営を実現するための機能性

③会社経営と経理業務を兼任する方におすすめ

クラウド発展会計企業版は、会計事務所で経理業務を行う法人向けに開発されているプロ仕様の会計ソフトになっています。

会社経営を安定的に行うために効率的な会計業務を実現するというコンセプトになっており、銀行やクレジットカードの明細からの自動読み取りをはじめとする自動化機能によって業務の効率化に貢献します。

最低限のリソースで会計業務を行うことができれば、迅速な経営判断を行うことができるようになります。

会計業務を通じて業績の管理や経営診断といったことも簡単に行える機能性の充実度も魅力となっています。

会社経営と経理業務を兼任して行う必要がある企業の方におすすめの会計ソフトと言えるでしょう。

費用も法人向けながら月10,000円以内で使える安さもいいですね。
おすすめ10 事業規模の大きな企業でも必要な機能が揃っている「弥生会計21」

弥生会計22
会計ソフト 弥生会計21
タイプ インストール
初期費用 44,000円〜118,400円
利用料金
無料体験
対象 法人
主な特徴 ①売り上げNo1の実績が魅力のプロ向け会計ソフtp

 

②原価対応や経営分析、予算の管理なども可能

③複数人での利用ができて同時入力も対応

弥生会計21は、21年連続で売り上げNo1を誇る法人向けの会計ソフトで、こちらはインストールして利用するタイプになっています。

基本的な会計業務に必要な機能に加えて、部門の設定や製造原価の対応、経営分析、予算の管理など、規模の大きな法人に必要な経理業務に必要な機能も揃っています。

複数人で利用することが可能で、オンラインにも対応しているので、会計データを共有しながらスムーズな業務による効率化が可能です。

カスタマイズ性にも優れているので会社ごとのやり方に合わせて、ぴったりなやり方を見つけることができますし、サポート体制も充実しているので経理初心者の方でも簡単に扱えます。

小規模法人から中規模法人向けまで幅広い会社におすすめできる会計ソフトと言えるでしょう。

業種別に合ったテンプレートが豊富に揃っている会計ソフト

おすすめ11 業種別に適切な設定が簡単にできる「会計王」

会計王
会計ソフト 会計王
タイプ インストール
初期費用 40,000円
利用料金
無料体験 30日間
対象 法人
主な特徴 ①業種ごとに使いやすいテンプレートが用意されている

 

②伝票感覚で入力できるので使いやすい

③AIによる自動仕分けが便利

会計王は、業種ごとに使いやすいテンプレートが豊富に揃っているので、導入する手間が少なく済むインストール型の会計ソフトです。

伝票感覚で入力する機能も備わっているので、簿記や会計の知識がない方でも使いやすいですし、上級者の方でもスムーズに使いやすいようにカスタマイズすることができます。

さらに、AIを活用した自動仕分け機能が備わっているので、同じような取引を入力した際の手間を削減することができ、業務の効率化に貢献してくれます。

導入コストもそこまで高くないですし、30日間の無料トライアルも用意されているので、実際につかってみながら利用を検討してみるといいでしょう。

また、年間契約で保守契約サービスを利用することができ、税務相談や確定申告ソフトの利用もできるようになっています。

ただし、MacOSには対応していないので必ずWindows環境を用意してから導入してください。
おすすめ12 小規模法人向けて利便性とコスパを兼ね備えた「わくわく財務会計6」

わくわく財務会計7
会計ソフト わくわく財務会計6
タイプ インストール
初期費用 16,500円〜22,000円
利用料金
無料体験 30日間
対象 法人
主な特徴 ①小規模法人向けの会計ソフト

 

②視覚的に分かりやすい表示ができる

③オンラインでの複数利用などコスパが高い

わくわく財務会計6は、小規模法人向けに適しているインストール型の会計ソフトで、導入費用が安い上に機能性に優れたコスパの高さに定評があります。

会計業務を行うだけでなく、グラフなどを活用して視覚的に分かりやすく全体像を把握することもできますし、売上の推移や経費の状況、経営全体の分析などにも活かすことができあmす。

オンライン環境で共有しながらの作業にも対応しているので、複数人で会計データを共有しながら効率的に作業を進めることもできます。

導入コストも2万円ほどとリーズナブルですし、30日間の無料体験も用意されているので、業種や業務内容に適しているかどうかを確かめてから購入してみるといいでしょう。

ただし、MacOSには対応していないので、Windows環境を用意してから導入するようにしてください。
おすすめ13 導入シェアNo1の財務会計システムの決定版「勘定奉行11」

勘定奉行11
会計ソフト 勘定奉行11
タイプ インストール
初期費用 250,000円〜1,320,000円
利用料金
無料体験
対象 法人
主な特徴 ①導入シェアNo1の信頼と実績が魅力

 

②直感的で分かりやすい操作が使いやすい

③制度改正やIT環境の変化に対応できる

勘定奉行11は、導入シェアNo1の信頼と実績があるの財務会計システムの決定版とも言える会計ソフトです。

法人向けの会計ソフトでもあり、導入費用は高いのですがIPO実現企業の約60%が導入しており、累計65万社もの導入実績があるので、いかに現場に選ばれている質の高いソフトなのかが分かりますね。

機能性に富んでいるだけでなく、利用者の声を反映しながら直感的で分かりやすい操作画面を実現しており、効率的な業務を可能にしながら、初めて使う方でも迷うことなく操作できる環境を作り上げることができます。

その他にも、制度改正やIT環境の変化に対応する機能も備わっているので、長期的に利用する場合にもおすすめですし、会計事務所とデータと連携する機能もあるので、会計データを共有しながら効果的に活用することもできるでしょう。
おすすめ14 個人事業主やフリーランス向けのシンプルな機能性「MJSかんたん!会計」

MJSかんたん!会計
会計ソフト MJSかんたん!会計
タイプ インストール
初期費用
利用料金 25,000円/年
無料体験 30日間
対象 個人事業主
法人
主な特徴 ①シンプルな機能性で初めての方でも使いやすい

 

②科目と金額を入力するだけで記帳ができる

③30日間の無料体験が用意されている

MJSかんたん!会計は、個人事業主や小規模法人向けに提供されているインストール型の会計ソフトで、シンプルな画面で簡単な操作性が魅力となっています。

複雑な作業は不要で、科目と金額を入力するだけで記帳作業ができるになっていますし、科目についてもあらかじめ登録されているものを選ぶだけなので迷うこともありません。

初めて経理業務をする方や会計や簿記の知識が少ない方でも、負担なくスムーズに業務を進めることができますし、使いながら利用する機能を増やしてより便利にすることもできます。

30日間の無料体験期間も用意されていますし、購入後は3ヶ月間の無償サポートが使えるようになっているので安心です。

ただし、MacOSには対応していないのでWindows環境を用意した上で導入してください。
おすすめ15 初心者でも簡単に使えて機能性も充実「ツカエル会計21」

ツカエル会計21
会計ソフト ツカエル会計21
タイプ インストール
初期費用 15,000円〜28,000円
利用料金
無料体験
対象 法人
主な特徴 ①誰でも簡単に使いやすい

 

②経営者と担当者といった感じでライセンス使い分けられる

③会計業務の理解度に関係なく使いやすい

ツカエル会計21は、会計初心者からベテランの方にも関係なく使いやすい仕様になっているのが特徴の会計ソフトです。

1つパッケージで2つのライセンスを使うことができるのが特徴となっており、事務所と店舗、経営者と会計担当者といった具合に使い分けて作業を行うこともできます。

また、複数人・複数台で利用したいというニーズにも対応するサービスも用意されているなど、柔軟さも魅力の1つといえるでしょう。

導入コストも抑えられますし、用途に応じて商品を選ぶことができるのもいいですね。

パッケージ版よりもダウンロード版の方がお得なので、コストを抑えたい場合にはダウンロード版がおすすめです。

ただし、MacOSには対応していないのでWindows環境を用意した上で導入してください。

個人・フリーランスの方はこの会計ソフトが大活躍

おすすめ16 簡単操作で手軽に確定申告が可能「みんなの青色申告21」

みんなの青色申告
会計ソフト みんなの青色申告21
タイプ インストール
初期費用 7,045円
利用料金
無料体験
対象 個人事業主
主な特徴 ①シンプルな操作性で使いやすい

 

②豊富な機能性で導入から申告までスムーズ

③多くの金融機関に対応+AIによる自動仕分け

みんなの青色申告21は、青色申告で確定申告を行う個人事業主の方におすすめのインストール型の会計ソフトです。

使いやすさと利便性を両立したクオリティの高さが特徴的で、簡単に操作できるのに加えて、さまざまなニーズに応える柔軟性も兼ね備えています。

導入から確定進行までスムーズに行えるので、今年から白色申告から青色申告に切り替えるという方にもおすすめです。

国内の99%の金融機関にも対応していますし、AIによる自動仕分け機能も便利に使えます。

商品の更新時には無料で新商品を提供してもらえるというのもお得で嬉しいですね。サポートも充実しているので、さまざまな面でバランス良く使えて、クオリティの高い会計ソフトをお求めの方におすすめです。

導入コストも7,000円程度で済むというリーズナブルさも魅力となっています。
おすすめ17 シンプルな機能性で毎日コツコツ使える「会計らくだ21」

会計らくだ22
会計ソフト 会計らくだ21
タイプ インストール
初期費用 8,900円
利用料金
無料体験
対象 法人
主な特徴 ①小規模法人向けのシンプルな会計ソフト

 

②複雑な機能を省いて簡単に使える仕様

③日常的な会計業務に使える

会計らくだ21は、小規模法人向けに提供されているインストール型の会計ソフトで、日常的な会計業務に利用するのに適したシンプルな機能性が特徴となっています。

複雑な機能は省かれており、シンプルな操作性ができるようになっている仕様になっているので、初心者でも扱いやすいようになっていますし、新たに導入する場合でもデータを移行しやすいのが魅力です。

クラウドとの連携もできるようになっているので、データを共有しながら作業を効率的に行うこともできます。

ただし、日常的な会計業務のみに焦点を合わせた会計ソフトになっていうrため、日常の処理を自社で行うのみで、決算に関しては税理士に依頼するという場合にしか利用できないので注意してください。

導入コストは8,900円とリーズナブルに抑えられるのが嬉しいですし、15ヶ月間も使える無償保守サービスも便利です。
おすすめ18 給与計算に特化した会計ソフト「かるがるできる給料21」

かるがるできる給料22
会計ソフト かるがるできる給料21
タイプ インストール
初期費用 6,000円
利用料金
無料体験
対象 法人
主な特徴 ①給与計算に特化した会計ソフト

 

②シンプルで直感的な操作性が分かりやすい

③データ共有や年末調整ができる追加機能もある

かるがるできる給料21は、給与計算に特化した機能性を持つインストール型の会計ソフトです。

社労士が監修した使いやすい仕様になっており、シンプルな操作画面で直感的に作業を進めることができる分かりやすさも特徴となっています。

正社員やパート、アルバイトといったそれぞれの雇用形態ごとの給与計算もできますし、社会保険料や源泉徴収といった計算も自動的に行うことができるので、給与管理を正確かつ効率的に行うことができます。

アップグレード版では、集計したデータを共有したり、年末調整の計算ができたりする機能が使えるので、利用する法人の規模や雇用形態、社員の人数に応じて使ってみるといいでしょう。

給与計算が会計業務に含まれている法人にとっては必須のアイテムと言えるはずです。
おすすめ19 農家に便利な機能を豊富に揃えた「農業簿記11」

農業簿記11
会計ソフト 農業簿記11
タイプ インストール
初期費用 57,900円
利用料金
無料体験
対象 法人
主な特徴 ①農業経営者に特化した仕様の会計ソフト

 

②個人から法人まで収入から減価償却、育成資産などの計算ができる

③初めてでも簡単に扱えるシンプルな操作性

農業簿記11は、農業経営者に特化した機能を備えているインストール型の会計ソフトです。

個人や法人、専業や兼業も含めてさまざなタイプの農業者に適している会計ソフトになっており、農業経営基盤強化法にも対応している手厚さが魅力となっています。

家賃収入や減価償却、育成資産といった細かい項目も銀行明細を自動で取り込んで入力した上で計算してくれる簡単な機能もあります。

会計や簿記の知識がなくても画面の案内に従って1つ1つ入力していけば、スムーズに業務が進められるので初めての方でも簡単に扱えるでしょう。

これから農業にチャレンジするという方や、農業者の方で会計を今まで税理士などに丸投げしていたという人はこちらのソフトでやってみるのもおすすめです。
おすすめ20 直感的な操作で初心者にも易しい「みつも郎20」

みつも郎20
会計ソフト みつも郎20
タイプ インストール
初期費用 22,653円
利用料金
無料体験
対象 法人
主な特徴 ①テンプレートに打ち込むだけで見積書が作成できる

 

②視覚的に分かりやすいデザインに仕上げられる

③データのバックアップが可能

みつも郎は、見積書を作成することができるインストール型の会計ソフトで、直感的な操作による簡単で分かりやすい仕様が魅力となっています。

書面のテンプレートがあらかじめ用意されているので、1つ1つの項目を入力していくだけで直感的に見積書を作成することができます。

さらに、カラー画像などを利用した視覚的にみやすいデザインに仕上げることができるので、業務の効率化にもつながるでしょう。

作成したデータについては自動的に保存される仕組みになっているため、データのバックアップについても安心です。

また、バックアップ期間をカスタマイズして調整することもでできるので、自社のセキュリティ方針に応じて設定してみるといいでしょう。

いちいちレイアウトやデザインを決めるのが面倒に感じている人は、テンプレート型で使いやすいこちらのソフトを使ってみるといいでしょう。

簿記知識がなくて会計が不安な方でも安心の会計ソフト

おすすめ22 簿記知識がなくでも簡単に使える「出納らくだ21」

出納らくだ22
会計ソフト 出納らくだ21
タイプ インストール
初期費用 700円
利用料金
無料体験
対象 法人
主な特徴 ①簿記知識がなくても簡単に操作できる

 

②複数のデータファイルを共有して管理ができる

③経費の分析を行いながら事業計画が立てられる

出納らくだ21は、シンプルな操作性で余計な項目を省略することで、簿記知識がなくても誰でも簡単に使えるのが魅力の会計ソフトです。

必要最低限の項目のみを備えているので、十分に使えるクオリティにある上に、誰にでもシンプルに使えるのが魅力となっています。

さらに、複数のデータファイルを作ることができるため、事務所が複数ある法人でも会計データを共有して管理できるようになります。

予算を管理する機能も備わっているため、売上と予算などを分析しながら、経費削減の方針を立てることもできます。

それほど多くの機能を会計ソフトに求めていない方にとっては、必要最低限の機能性とシンプルな操作性が魅力のこちらの会計ソフトがおすすめです。
おすすめ23 販売業務の管理を行うのに最適「かるがるできる販売21」

かるがるできる販売22
会計ソフト かるがるできる販売21
タイプ インストール
初期費用 4,180円
利用料金
無料体験
対象 法人
主な特徴 ①見積書〜領収書までが簡単に作成できる

 

②販売業務を行う法人にぴったりな会計ソフト

③使うほどに作業が効率化される機能性

かるがるできる販売21は、販売業務に欠かすことができない機能を備えているインストール型の会計ソフトです。

これ1つで見積書や納品書、請求書、領収書に至るまで簡単に作成することができるので、販売業務を行う法人にとっては、業務を効率化させるために頼りになる存在です。

取引先や商品を1度に登録する必要がなく、使いながら随時入力していける機能もありますし、見積書を他の書類に反映させるなど、使うほどに作業を効率化していく利便性の高さが魅力となっています。

導入コストも4,180円と非常に安いので、販売業務の中で作成する書類に関する業務で無駄が多いなと思いっている人にぴったりな会計ソフトと言えるでしょう。

購入してからすぐに使いこなせますし、操作も簡単なので使い方をマスターするのに時間もかかりません。
おすすめ24 充実の機能性と柔軟な連携対応が嬉しい「PCA会計DX」

PCA会計DX
会計ソフト PCA会計DX
タイプ クラウド
初期費用 要問い合わせ
利用料金 要問い合わせ
無料体験
対象 法人
主な特徴 ①伝票入力から経営分析や決算書の作成もできる

 

②豊富な機能性と高いセキュリティ性、充実のサポートが魅力

③16種類の業務アプリケーションが利用できる

PCA会計DXは、日常的な伝票入力を通じてさまざまな操作ができるようになっているクラウド型の会計ソフトです。

試算表や決算書の作成はもちろん、経営分析や各種管理などもできるようになっているので、これ1つを使うだけでさまざまな用途につかうことができます。

会計機能も充実していますし、法人に合わせてカスタマイズできる柔軟性も魅力です。

セキュリティ性も高いですし、安心のサポートが受けられる上に、分かりやすくて使いやすい設計にもなっています。

会計機能だけでなく16種類の業務アプリケーションが搭載されているので、必要な業務に応じて自由に選んで使うことができるのも魅力です。

製造、建設、物流、卸売、小売、サービス、情報処理など、さまざまな業界で導入されている実績の豊富さや対応できる企業の幅広さも魅力です。
おすすめ25 人工知能による自動仕分け機能が便利「クラウドERP freee」

クラウドERP freee
会計ソフト クラウドERP freee
タイプ クラウド
初期費用 要問い合わせ
利用料金 要問い合わせ
無料体験
対象 法人
主な特徴 ①AIによる自動仕訳機能が搭載されている

 

②提携業務を自動化して、業務を効率化する

③オンラインでデータ共有が可能

クラウドERP freeeは、AIを活用した自動仕訳機能など優れた機能性が魅力となっているクラウド型の会計ソフトです。

事前の設定によって提携業務を自動化することができるので、作業時間を大幅に節約しながら生産性の向上に貢献してくれます。

クラウドを通じて時間や場所を問わずに会計データにアクセスすることができるので、国内外の企業や各地の事務所と連携を取ることもできますし、効率的な経営管理が可能になります。

データを活用した経営判断も可能になりますし、人や時間コストの削減にも大幅につながります。

また、残業時間をリアルタイムで見える化や労基法などに基づく自動アラートが備わっているので、早めにリスクを把握することができるので、安定した経営にも貢献します。
おすすめ24 AIで入力ミスや起票漏れを防ぐ「大蔵大臣NX」

大蔵大臣NX
会計ソフト 大蔵大臣NX
タイプ インストール
初期費用
220,000円〜227,700円
利用料金
無料体験
対象 法人
主な特徴 ①手書き感覚で簡略化された使いやすさ

 

②さまざまな帳票類や書類の作成が可能

③初心者から上級者まで使いやすい機能性

大蔵大臣NXは、実務に即した使いやすくて効率的な設計になっており、手書き感覚のような直感的な操作性が魅力の会計ソフトです。

初心者の方でも使いやすいのはもちろん、ベテランの方にとっても快適かつ高速の操作性によって生産性の向上につなげることができます。

伝票入力を1つ1つするだけで財務諸表が作成できるようになっているので、業務を大幅に簡略化することもできますし、さまざまな業務をこれ1つでこなすことができる利便性の高さも魅力です。

大企業向けに導入されている会計ソフトだけあって、セキュリティ性の高さにも優れています。

他部門へのアクセスを制限したり、データやメニューへのアクセスを制限することもできるので、会計データを安全に保管することもできます。

会計ソフトを導入するメリット

会計ソフトを導入するメリット

会計ソフトを導入するメリットとしては以下の4つが挙げられます。

  • ①会計業務の効率化で時間・人コストを削減できる
  • ②リソースをコア業務に集中して生産性が挙げられる
  • ③人為ミスを防いで正確な経理作業を実現できる
  • ④新しい税制にもアップデートですぐに対応できる

それでは、1つずつ詳しく解説していきます。

①会計業務の効率化で時間・人コストを削減できる

会計ソフトを導入することで業務を大幅に効率化して、時間や人的コストを削減することができます。

1つ1つの会計書類を作成していくと膨大な時間がかかってしまいますが、会計ソフトを使うことで1つ1つの伝票の仕分けを入力していくだけで、さまざまな書類を自動的に作成することができます。

操作も直感的で簿記や会計の知識が不要なので誰にでも簡単に操作できますし、決算期のような忙しい時期でも効率的な業務が可能になります。

経営コストが削減されることで会社経営にも好影響を及ぼすことができるので、導入コストやランニングコストはかかりますが、利用する価値のあるツールと言えるでしょう。

②リソースをコア業務に集中して生産性が挙げられる

会計ソフトを導入して1つ1つの業務を効率化して、リソースを節約することができれば、他の業務にリソースを費やすことができます。

これまでは会計業務に人的コストがかかっていたり、会計業務に手がいっぱいで他の仕事に手が回らないという状況であっても、会計ソフトで業務の効率化を行えば、コア業務にリソースを割くことができるので、生産性が向上して売上アップにつながります。

会計業務のリソースを必要最小限に抑えて、節約したリソースを売上に直結する部門に積極的に投下すれば、企業の成長にもつながるでしょう。

リソースの整理や経営コストの見直しをしようと思っている方は、会計ソフトの導入による効果を考えてみてください。

③人為ミスを防いで正確な経理作業を実現できる

人の手によって1つ1つの会計業務を行なっていくとどうしても人為的なミスが生じてしまいます。

単純な帳簿の入力ミスも起きやすいですし、それが会計業務に大きな影響を及ぼしてしまう可能性もあります。

人の手による入力だと、入力した際にミスに気づくことが難しいですし、経理の帳尻が合わない場合に原因を特定するのにも時間がかかってしまいます。

会計ソフトを使っていればミスによって生じている矛盾についても、すぐに通知して特定することができますし、作業中でもミスに気づいて速やかに修正することができます。

一部分の修正を行うことで全体の修正も自動的に行なってくれるため、ミスを治すのにも時間がかかりません。

決算書を正確に作成することができるので、問題のない経営を行うことができるでしょう。

④新しい税制にもアップデートですぐに対応できる

税制の改正によって会計業務のやり方も変わってくることがあるのですが、会計ソフトを使っていればシステムをアップデートするだけで、すぐに対応することができます。

決算書や税務申告書など税制が変わるだけで書類の様式などが大きく変わることがありますが、人の手でやっていたのでは対応に時間がかかってしまいます。

会計ソフトなら税制改正に合わせてアップデートするだけで自動的に対応が可能です。

書式を揃える業務の時間を削減できますし、新しい税制について調べるコストも必要ありません。

税制の改正によって業務に複雑さが生じてしまった経験がある人は、会計ソフトの導入を検討してみてください。

会計ソフトの種類を理解しよう「クラウド型」と「インストール型」

会計ソフトの種類を理解しよう「クラウド型」と「インストール型」

会計ソフトには大きく分けて「クラウド型」と「インストール型」の2つがあります。

基本的には、この2タイプしかないので会計ソフトを見るときは、まず最初にクラウド型かインストール型のどちらかをみてください。

それぞれのタイプの違いとしては以下の表をご覧ください。

クラウド型 比較項目 インストール型
個人事業主
中小規模法人
対象 中規模法人〜
会計業務の基本機能 機能 会計業務の基本機能

複雑な会計処理を行う機能
無料 初期費用 有料
有料 月額料金 無料
Windows・Macの両方に対応 対応OS Macに対応していないことが多い
パソコン/スマホ/タブレット 対応デバイス パソコン

では、それぞれのタイプの特徴やおすすめのソフトについて詳しくみていきましょう。

クラウド型の会計ソフトの特徴

クラウド型の会計ソフトの特徴としては以下の3つが挙げられます。

  • クラウド技術が便利で効率的に使える
  • 操作が直感的なので専門知識がなくても使える
  • コスパが高いので初期費用や月額費用が抑えられる

では、それぞれの特徴について詳しくみていきましょう。

クラウド型会計ソフト

クラウド型の会計ソフトには以下のようなものがあります。

  • クラウド会計freee(フリー)
  • マネーフォワードクラウド会計
  • 弥生会計オンライン
  • やよいの白色申告 オンライン・青色申告 オンライン
  • HANJO会計
  • ネットde記帳
  • かんたんクラウド会計
  • 勘定奉行クラウド
  • クラウド発展会計企業版
  • PCA会計DX
  • クラウドERP freee

クラウド技術が便利で効率的に使える

クラウド型の会計ソフトは、クラウド上に会計データを保存することができるので、時間や場所を問わずデータにアクセスすることができます。

複数人で同時に会計データを操作することができるので、便利かつ効率的に業務を進めることができます。

操作が直感的なので専門知識がなくても使える

シンプルで直感的な操作性を備えている会計ソフトが多いので、簿記や会計の知識がなくても使いこなすことができます。

経理業務が初めて不安な方でも簡単に使えるような設計になっていますし、1つ1つの項目を入力するだけでさまざまな書類を自動的に作成してくれるものまであります。

コスパが高いので初期費用や月額費用が抑えられる

クラウド型の会計ソフトは初期費用が無料で月額料金制のものが多く、利用コストを抑えることができます。

月額料金も2,000円〜3,000円程度の会計ソフトが多いので、ランニングコストも抑えながら会計業務を効率化できます。

おすすめのクラウド型の会計ソフト

ここではおすすめのクラウド型の会計ソフトを紹介します。

迷った方は以下の会計ソフトを選んでみてください。

知名度抜群で誰でも使えるシンプルさが魅力「クラウド会計freee(フリー)」
会計ソフト クラウド会計freee(フリー)
タイプ クラウド
初期費用
利用料金 816円〜39,800円/月
無料体験 30日間
対象 個人事業主
法人
主な特徴 ①知名度抜群で利用者数も多いサービス

 

②経理や簿記の知識がなくても誰でも簡単に扱える

③個人事業主・法人向けの両方に対応している

クラウド会計freee(フリー)は、誰もが一度は名前を聞いたことがあるほどの知名度抜群の会計ソフトです。

ユーザー数は100万人を突破するほどの人気もあり「誰でも使える」というコンセプト通り、簡単に使いこなせる優れたUIを備えています。

個人事業主向けには経理や簿記の知識がなくても確定申告がスムーズに進められる仕様にもなっていますし、法人向けにも初心者でも簡単に経理業務ができるようになっています。

専門用語や難しい操作も必要なく、1つ1つ手順に従って入力するだけで自動的に仕分けや登録をするので、迷わずサクサクと業務を進めていくことができるでしょう。

経理を自動化したい人や簡単に確定申告作業を済ませたい人におすすめです。

個人向けであれば月1,000円とリーズナブルな料金で使えますし、30日間の無料トライヤルも使えるのが魅力となっています。

経理業務に慣れている方には使いやすい「マネーフォワードクラウド会計」
会計ソフト マネーフォワードクラウド会計
タイプ クラウド
初期費用
利用料金 800円〜4,980円/月
無料体験 30日間
対象 個人事業主
法人
主な特徴 ①経理作業に慣れている人が使いやすい仕様

 

②ある程度大きな規模の企業にも使える

③個人事業主・法人向けの両方に対応

マネーフォワードクラウド会計は、ある程度経理や簿記の知識があり、業務に慣れている方にとって使いやすいソフトになっています。

個人事業主向けのサービスも用意されていますし、ある程度大きな規模の会社の経理作業にも対応できるのが特徴です。

取引データの一括仕分け登録ができるようになっているので、会計業務の大幅な効率化ができるようになっています。

セキュリティ性も高いので企業の大切な情報も守りながら経理作業が行えますし、上場企業でも使えるほどのスペック性も魅力です。

優れたスペックがありながらも月額5,000円以内で使えるリーズナブルな料金も魅力ですし、30日間の無料トライアルも用意されています。

個人事業主の方は安いプランを使って確定申告をスムーズに行ってみましょう。

Macでも使えて初心者にもおすすめ「弥生会計オンライン」
会計ソフト 弥生会計オンライン
タイプ クラウド
初期費用
利用料金 26,000円〜30,000円/年
無料体験 1年間
対象 法人
主な特徴 ①中小規模法人におすすめの会計ソフト

 

②簿記や会計の知識がなくても使いこなせる

③シンプルな機能性で業務を効率的に行える

弥生会計オンラインは、インストール型の会計ソフトでお馴染みの弥生株式会社が提供しているクラウド型の会計ソフトです。

こちらの商品は主に中小規模法人向けに開発されており、経理や簿記の知識がなくてもシンプルかつ簡単に扱えるようになっているため、初心者の方でも使いこなせるのが魅力です。

銀行明細やクレジットカードの取引データ、レシートなどをスキャンして、自動的に取引を読み込むことができますし、日付や金額などを1つ1つ入力するだけで簡単に帳簿をつけることができます。

シェアも大きく知名度も高い会計ソフトで23年連続売り上げNO1の豊富な実績によるノウハウがあるので安心して利用することができるでしょう。

シンプルながら効果的な機能性によって会計業務全体を効率化することができるので、他の業務にリソースを割くことができ、生産性のアップに繋がります。

税理士と画面を共有してやり取りをするサービスにも対応しているので、プロの意見を参考にしながら利用することもできます。

個人事業主やフリーランスにおすすめ「やよいの白色申告 オンライン・青色申告 オンライン」
会計ソフト やよいの白色申告 オンライン・青色申告 オンライン
タイプ クラウド
初期費用
利用料金 無料〜20,000円/年
無料体験
対象 個人事業主
主な特徴 ①個人事業主になりたての人でも簡単に各店申告ができる

 

②白色申告なら無料で利用できる

③簿記や会計の知識がなくても簡単に扱える

やよいの白色申告オンライン・青色申告オンラインは、個人事業主向けに提供されているクラウド型の会計ソフトで主に確定申告に利用されます。

確定申告には白色と青色の2つがありますが、白色申告を行うプランであれば無料で使えるのが魅力となっています。

リーズナブルなプランばかりが用意されているのですが、取引データの自動読み込みや自動仕分けなど効率的に会計業務ができる機能性もあります。

簿記や会計の知識がない方でも家計簿感覚で進められるシンプルさもありますし、青色申告を本格的にしたい方に向けても使いやすいサービスが揃っています。

サポート体制も充実しており、確定申告作業の細かい確認や質問にも対応してくれます。

個人事業主で初めて確定申告を自分で行う方や白色申告から青色申告にチャレンジしてみたいという人におすすめの会計ソフトとなっています。

インストール型会計ソフトの特徴

インストール型の会計ソフトの特徴としては以下の3つが挙げられます。

  • カスタマイズ性が高く複雑な入力にも対応してる
  • セキュリティ性が高く情報漏洩が防げる
  • 事業規模の大きい企業ならインストール型が向いている

では、1つずつ詳しく解説していきます。

インストール型会計ソフト

インストール型の会計ソフトには以下のようなものがあります。

  • 弥生会計21
  • 会計王
  • わくわく財務会計6
  • 勘定奉行11
  • MJSかんたん!会計
  • ツカエル会計21
  • みんなの青色申告21
  • 会計らくだ21
  • かるがるできる給料21
  • 農業簿記11
  • みつも郎20
  • 出納らくだ21
  • かるがるできる販売21
  • 大蔵大臣NX

カスタマイズ性が高く複雑な入力にも対応してる

インストール型の会計ソフトは中規模・大規模法人向けに提供されていることが多く、複雑な会計業務にも対応できるだけのカスタマイズ性の高さを備えています。

法人ごとに業務のやり方が異なっても対応できるようになっているので、複雑な入力でも素早く効率的に行うことができます。

セキュリティ性が高く情報漏洩が防げる

インストール型の会計ソフトは、パソコンなどの端末にソフトをインストールして利用するため、オフライン環境でも利用することができ、セキュリティ性を高めることができます。

オンライン環境で利用しているとウイルスへの感染やサイバー攻撃などのリスクにさらされて、業務情報が漏洩してしまう可能性があります。

事業規模の大きい企業ならインストール型が向いている

インストール型であれば事業規模の大きな大企業におすすめです。

機能の豊富さやカスタマイズ性の高さに加えて、セキュリティ性の高さを考えるとやはりインストール型を利用した方がいいでしょう。

おすすめのインストール型会計ソフト

ここではおすすめのクラウド型の会計ソフトを紹介します。

迷った方は以下の会計ソフトを選んでみてください。

事業規模の大きな企業でも必要な機能が揃っている「弥生会計21」
会計ソフト 弥生会計21
タイプ インストール
初期費用 44,000円〜118,400円
利用料金
無料体験
対象 法人
主な特徴 ①売り上げNo1の実績が魅力のプロ向け会計ソフtp

 

②原価対応や経営分析、予算の管理なども可能

③複数人での利用ができて同時入力も対応

弥生会計21は、21年連続で売り上げNo1を誇る法人向けの会計ソフトで、こちらはインストールして利用するタイプになっています。

基本的な会計業務に必要な機能に加えて、部門の設定や製造原価の対応、経営分析、予算の管理など、規模の大きな法人に必要な経理業務に必要な機能も揃っています。

複数人で利用することが可能で、オンラインにも対応しているので、会計データを共有しながらスムーズな業務による効率化が可能です。

カスタマイズ性にも優れているので会社ごとのやり方に合わせて、ぴったりなやり方を見つけることができますし、サポート体制も充実しているので経理初心者の方でも簡単に扱えます。

小規模法人から中規模法人向けまで幅広い会社におすすめできる会計ソフトと言えるでしょう。

業種別に適切な設定が簡単にできる「会計王」
会計ソフト 会計王
タイプ インストール
初期費用 40,000円
利用料金
無料体験 30日間
対象 法人
主な特徴 ①業種ごとに使いやすいテンプレートが用意されている

 

②伝票感覚で入力できるので使いやすい

③AIによる自動仕分けが便利

会計王は、業種ごとに使いやすいテンプレートが豊富に揃っているので、導入する手間が少なく済むインストール型の会計ソフトです。

伝票感覚で入力する機能も備わっているので、簿記や会計の知識がない方でも使いやすいですし、上級者の方でもスムーズに使いやすいようにカスタマイズすることができます。

さらに、AIを活用した自動仕分け機能が備わっているので、同じような取引を入力した際の手間を削減することができ、業務の効率化に貢献してくれます。

導入コストもそこまで高くないですし、30日間の無料トライアルも用意されているので、実際につかってみながら利用を検討してみるといいでしょう。

また、年間契約で保守契約サービスを利用することができ、税務相談や確定申告ソフトの利用もできるようになっています。

ただし、MacOSには対応していないので必ずWindows環境を用意してから導入してください。

小規模法人向けて利便性とコスパを兼ね備えた「わくわく財務会計6」
会計ソフト わくわく財務会計6
タイプ インストール
初期費用 16,500円〜22,000円
利用料金
無料体験 30日間
対象 法人
主な特徴 ①小規模法人向けの会計ソフト

 

②視覚的に分かりやすい表示ができる

③オンラインでの複数利用などコスパが高い

わくわく財務会計6は、小規模法人向けに適しているインストール型の会計ソフトで、導入費用が安い上に機能性に優れたコスパの高さに定評があります。

会計業務を行うだけでなく、グラフなどを活用して視覚的に分かりやすく全体像を把握することもできますし、売上の推移や経費の状況、経営全体の分析などにも活かすことができあmす。

オンライン環境で共有しながらの作業にも対応しているので、複数人で会計データを共有しながら効率的に作業を進めることもできます。

導入コストも2万円ほどとリーズナブルですし、30日間の無料体験も用意されているので、業種や業務内容に適しているかどうかを確かめてから購入してみるといいでしょう。

ただし、MacOSには対応していないので、Windows環境を用意してから導入するようにしてください。

会計ソフトは何を基準に選ぶのが良いのか?

会計ソフトは何を基準に選ぶのが良いのか?

会計ソフトは以下の10点を意識して選んでみてください。

  • ①会計ソフトの得意分野を把握しよう
  • ②初期費用や月額費用といったコストを比較しよう
  • ③プランごとに使える機能をチェック!必要なものを過不足なく揃える
  • ④アフターサポートがあると購入後のトラブルにも対応できる
  • ⑤ユーザーインターフェースの快適さは業務効率に直結する
  • ⑥使用するパソコン環境に対応した会計ソフトを選ぶ
  • ⑦給与計算や勤怠管理といった他ソフトとの相性もチェックしておく
  • ⑧事業規模や利用目的に合う会計ソフトを選ぶ
  • ⑨売上が1,000万円以上であれば「消費税」の集計表が出力できるものを選ぶ
  • ⑩顧問税理士がいる場合は使うソフトを揃えると便利

では、1つずつ詳しく解説していきます。

①会計ソフトの得意分野を把握しよう

会計ソフトによって得意分野が異なっているので、まずは商品ごとの特徴を把握した上で自分に合った会計ソフトを選ぶようにしてください。

例えば、事業規模や業務内容によって必要な機能が異なりますし、個人向け・法人向けなどさまざまな種類があります。

会社によっても業界によって使われる勘定科目は異なりますし、特定の業界でしか使わないような機能もあります。

複雑な会計処理が必要な大企業もそうですし、さまざまな使い方を想定した上で会計ソフトを選びましょう。

②初期費用や月額費用といったコストを比較しよう

会計ソフトを導入する上でのコストを把握した上で予算に見合うものを選ぶようにしてください。

クラウド型の会計ソフトであれば月額料金、インストール型であれば初期費用を明らかにした上で、どれぐらいの導入コスト、年間コストがかかるのかを把握してください。

また、無料期間の有無についても確認が必要です。

機能性やサービスのクオリティはもちろん重要ですが、コストとのバランスも考えながらコスパに優れる会計ソフトを選ぶようにしてみてください。

③プランごとに使える機能をチェック!必要なものを過不足なく揃える

会計ソフトには1つのサービスの中にさまざまなプランが用意されているケースがあります。

クラウド型の会計ソフトに多いのですが、無料で使えて最低限の機能しか使えないプランもありますし、機能が豊富でサポートが充実したプランもあります。

どのプランを選ぶかは業務内容に応じて決めるのがおすすめです。

業務の中に必要な機能を過不足なくそろえており、コストとの兼ね合いも考えながらぴったりなプランを選んでみましょう。

特に、業績分析や専門的な機能、複数人による共有機能など、機能の必要性に応じて月額料金の高いプランが必要になります。

④アフターサポートがあると購入後のトラブルにも対応できる

会計ソフトを導入した後に、導入方法や操作方法、各種経理業務に必要な機能の説明などのサポートが受けられるとスムーズに使い始めることができます。

やはり会計ソフトを使い始めてから慣れるまでに時間がかかりますし、トラブルも起きやすくなってくるので、そういった期間にサポートが受けられると便利です。

サービスによってはサポートを有料オプションで受けられる場合もありますし、購入から期間限定でサポートが受けられるものもあります。

利用予定の会計ソフトでどのようなアフターサポートが用意されているのかを確認した上で、トラブルが起きた際の対応のマニュアルを決めておくといいでしょう。

⑤ユーザーインターフェースの快適さは業務効率に直結する

会計ソフトのUI(ユーザーインターフェース)は、業務の快適さや効率性に大きく影響を及ぼします。

機能の豊富さやサポートの充実さももちろん重要ですが、1つ1つの作業を行う上での設計や操作のやりやすさなどがなければ、作業もストレスになってしまいますし、時間もかかって生産的ではありません。

利用者のことを考えてUIにこだわった使いやすさを備えた会計ソフトがおすすめです。

会計ソフトによっては無料体験を用意しているものもあるので、実際に使ってみてUIを確かめてみましょう。

⑥使用するパソコン環境に対応した会計ソフトを選ぶ

会計ソフトには推奨される利用環境が決まっています。特にOSに関してはWindowsのみにしか対応しておらず、Macでは使えないケースもあります。

また、パソコン以外の端末でも使えるかどうかも確認しておく必要があるでしょう。

クラウド型であればWindowsとMac両方で利用できるケースが多いですが、インストール型だとWindowsでしか利用できないケースが多いので注意してください。

社外で利用することを想定する場合は、スマホなどのモバイル端末での利用も想定して選んでください。

⑦給与計算や勤怠管理といった他ソフトとの相性もチェックしておく

会計ソフトは基本的に会計業務で利用することを想定していますが、給与計算や勤怠管理といった他の業務と連携して使う機会もあります。

そういった際に、それぞれの業務をおこなっている他のソフトと連携ができなければ業務をスムーズに進めることができなくなってしまいます。

そのため、会計ソフトと連携する必要がある他のソフトがある場合は、そういったソフトとの相性も確かめておきましょう。

⑧事業規模や利用目的に合う会計ソフトを選ぶ

事業規模や利用目的によって選ぶべき会計ソフトが異なります。

例えば、小規模、中規模、大規模法人によっても業務の範囲や会計業務を行う人数、必要な機能が異なりますし、法人向けか個人向けかによって利用目的が異なります。

個人向けの場合、会計業務というよりは確定申告を行うための会計ソフトがメインになってくるでしょう。

確定申告を行う場合や使いやすさなどを重視して決めてみましょう。

⑨売上が1,000万円以上であれば「消費税」の集計表が出力できるものを選ぶ

売り上げが1000万円以上ある法人や個人事業主の方は消費税を支払う必要があるため、消費税の集計表が出力できる会計ソフトを選んでください。

今は1,000万円に満たない場合でも将来的に事業が拡大する可能性がある場合もチェックが必要です。

⑩顧問税理士がいる場合は使うソフトを揃えると便利

顧問税理士に依頼をしている場合には、税理士が使用しているソフトと同じものを使うと連携が取りやすくなります。

同じ会計データにアクセスして共有することもできるので、わざわざ会う必要もなく効率的にやり取りができるでしょう。

会計ソフトの主な機能を理解していこう

会計ソフトの主な機能

会計ソフトに備わっている機能としては主に以下の5つがあります。

  • 業種に応じた勘定科目の設定
  • 取引の入力や仕分け
  • 各書類の集計表の作成や資金繰りの管理
  • 確定申告や決算を行う
  • 予算の管理や経営の分析を行う

では、それぞれの機能について詳しくみていきましょう。

①業種に応じた勘定科目の設定

日々の業務を行う上で生じた経費などの形状していくために勘定科目を設定して、取引を記帳していきますが、業種によって使用する勘定科目が異なります。

特定の業界でしか使わない勘定科目があるので、会計ソフトを利用して、頻繁に利用する勘定科目を登録しておくようにしてください。

普遍的に利用する勘定科目はそもそも備わっているので、必要なものをカスタマイズして、より使いやすいようにしてみてください。

②取引の入力や仕分け

1つ1つの取引の情報を入力したり、勘定科目の仕分けをおこなったりすることで記帳作業を行なっていきます。

会計業務の基本的な部分になりますが、会計ソフトを利用すればこの業務もより効率的に行うことができます。

取引先の情報や同じような取引内容を登録して、自動的に入力や仕分けをおこなってくれる機能もあるので、手打ち入力を1つずつ行うよりも短時間で記帳作業が行えます。

③各書類の集計表の作成や資金繰りの管理

会計業務で入力した取引の情報を使って各種書類の集計表や資金繰りの管理を行うことができます。

売上に対して経費をどれぐらい使用しているのか、どの勘定科目の経費を多く使っているのかを分析することができます。

経費削減を行う上で、どの科目を減らすべきなのかも把握することができますし、こういった書類も日々の取引で登録した情報から自動的に作成してくれるので、スピーディーに経営判断を行うこともできます。

④確定申告や決算を行う

入力してきた日々の取引情報を元に確定申告書や決算書の作成を行うこともできます。

個人の方でも会計ソフトを使えば、確定申告書を簡単に作成することができるので、毎年の手続きをスムーズに終えることができます。

法人の場合でも決算書として貸借対照表や損益計算書も短時間で出力することができるため、業務の効率化も簡単に実現できます。

⑤予算の管理や経営の分析を行う

さまざまな機能を通じて予算の管理や経営の分析を行うことができるので、安定した経営の実現や正確な経営判断を実現してくれます。

会計ソフトを導入することで企業経営に関するさまざまな情報を入手することができるので、業務を効率化する以上の恩恵が得られるはずです。

改善すべきポイントや将来的にリソースを集中的に投下すべき部門なども、会計ソフトから作成されたデータを元に判断することができるでしょう。

会計ソフトに関するFAQ

ここでは会計ソフトに関するよくある質問をまとめていきます。ここまでの内容で疑問が浮かんだ人は参考にしてみてください。

Q
実際に使ってみてから購入するかを決めたい場合は?
A

無料体験期間を用意している会計ソフトもあるので、そちらを利用してみてください。

Q
個人事業主でも会計ソフトは必要?
A

経費の貴重や領収書の整理、確定申告書の作成など手作業でやるよりも効率的に行えるので利用はおすすめです。

Q
簿記の知識がなくても会計ソフトは使える?
A

知識がなくても簡単に使えるシンプルな会計ソフトもあります。

Q
コストが高い会計ソフトは何が良いの?
A

使える機能の豊富さやカスタマイズ性、サポートの充実度などが異なります。主に大企業向けに複雑な業務に対応できるクオリティがあります。

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