GMOクリック証券の口コミや評判。メリットや手数料

GMOクリック証券 FX

FXなどを始める際にはそれ専用の口座を作る必要があります。

どの口座を開設するか迷っている方の中には、GMOクリック証券の開設を検討している方もいると思われます。

そこで今回は、GMOクリック証券の口コミや評判が知りたい方に向けて、GMOクリック証券の特徴や評判などについて解説していきます。

この記事を読むことで以下の3つがわかります。

    • GMOクリック証券の特徴
    • GMOクリック証券の口コミ・評判
    • GMOクリック証券のメリットやデメリット

GMOクリック証券とは取引量が多いFX口座

GMOクリック証券

GMOクリック証券はFXの取引量が業界トップクラスの証券で、当サイトでもFXおすすめ口座として案内。

インターネット事業などを展開するGMOグループが提供するサービスの1つで、GMOクリック証券株式会社という金融商品取引業者が運営しています。

手数料の安さや取扱商品の豊富さが印象的で、同業種の他の会社と比べてもかなり安い手数料の水準となっていて、取扱商品も株式取引以外に投資信託、先物・オプション、FX、債券などといったあらゆる形での商品に対応しているので、ユーザーの幅広いニーズに応えることができます。

取引ツールも他の会社よりも豊富に使えて自分にあったツールを選択しやすい分、ツールが使いにくくて取引がしづらいという状況が起こりにくいです。

また、GMOグループというだけで大手として築き上げた信頼があるため、誰にとっても安心してサービスを利用できるのもGMOクリック証券の強みだと言えます。

GMOクリック証券の公式サイトはこちら

GMOクリック証券の手数料

GMOクリック証券の手数料は「1約定ごとプラン」と「1日定額プラン」の2種類が用意されています。

注文金額に対する手数料を表にまとめました。

1約定ごとプランの手数料が以下の通りです。

1つの注文の約定金額 GMOクリック証券の手数料 楽天証券の手数料 SBI証券の手数料
~10万円 90円 99円 99円
~20万円 100円 115円 115円
~50万円 260円 275円 275円
~100万円 460円 535円 535円
~150万円 550円 640円 640円
~3,000万円 880円 1,013円 1,013円
3,000万円~ 930円 1,070円 1,070円

1日定額プランの手数料が以下の通りです。

1日の注文の合計金額 GMOクリック証券の手数料 楽天証券の手数料 SBI証券の手数料
~100万円 0円 0円 0円
~200万円 1,238円 2,200円 1,238円
~300万円 1,691円 3,300円 1,691円
300万円~(以降100万円ごとの加算金額) 295円 1,100円 295円

1約定ごとプランは1回の注文に対して発生する手数料が決まるプランで、1日定額プランは1日の注文の合計額によって手数料が決まるプランとなっています。

1日1つしか注文していないうちは1約定ごとプランが適用され、1日に複数注文すれば1日定額プランが適用されるというわけではありません。

どちらかのプランで契約して、それに沿ったプランで計算されます。

ちなみに、1日定額プランは100万円以内であれば手数料が無料になるため、複数注文する場合はもちろん、そこまで注文する数が少ない方でも合計金額が少ないなら1日定額プランでの契約がおすすめです。

また、GMOクリック証券は楽天証券やSBI証券よりも1約定ごとプランの手数料が少し安く、1日定額プランだとSBI証券と同じ手数料で、楽天証券の手数料がかなり高いことが表からわかりました。

GMOクリック証券は1約定ごとプランの手数料に強みを持っていると言えます。

GMOクリック証券の特徴

GMOクリック証券

GMOクリック証券の特徴としては以下のものが挙げられます。

  • 手数料の安さ
  • FX取引高が世界一
  • サポートが手厚い
  • 信託保全先が大手銀行
  • スワップポイントが高い
  • 株主優待検索がある
  • スプレッドが低い

1つずつみていきます。

手数料の安さ

GMOクリック証券の手数料

先程の表で見た通り、GMOクリック証券の手数料は他の大手の証券会社よりも安いです。

取引手数料は取引を行った際にかかる手数料で、証券会社は株の買い手と売り手を仲介している立場にあるため、取引手数料が発生する仕組みになっています。

GMOクリック証券だけでなく、多くの証券会社では1約定ごとに手数料がかかる場合と、1日の注文の合計額に手数料がかかる場合があります。

ここでかかる手数料は取引のパターンによって計算方法が切り替わるわけではなく、選択したほうのプランで手数料が決定します。

そのため、自分の投資活動の目的を明確にして、自分にあったプランを選択して利用することが手数料を安くする秘訣です。

場合によっては手数料を無料にしたり、少しでも手数料を抑えて取引することも可能なので、どうしたら手数料をもっと抑えられるか工夫してみてください。

FX取引高が世界一

FX取引高が世界一

GMOクリック証券はFXの年間取引高が世界一を記録したことがあり、国内で言えばなんと9年連続で1位を獲得し続けています。

他の証券会社と比較した年間取引高の表を以下にまとめました。

年間取引高
GMOクリック証券 1,294.4兆円
外貨ex by GMO 502.0兆円
ヒロセ通商 436.8兆円
外貨どっとコム 343.5兆円
Money Partners 104.3兆円

GMOクリック証券は国内の他の証券会社と比較すると、頭一個分多い年間取引高を記録しています。

この表から、多くの投資家にGMOクリック証券が支持されていて、投資家たちが活発に活動していたことが伺えます。

一度多くのユーザーから信頼を獲得することができれば、今後投資活動をしようと新規参入する投資家たちを取り囲みやすくなるので、今後も多くの投資家から信頼され続けるサービスになることが予想されます。

サポートが手厚い

サポートが手厚い

GMOクリック証券は24時間いつでも問い合わせができるサポート体制が整っています。

そのため、一瞬一瞬が大事になってくることもあるFXでも安心してサービスを利用できます。

サポートセンターの多くは日中のみの対応ばかりで、夜勤を中心に働く方にとってかなり不便に感じることも多いと思われます。

また、FXはほんの一瞬を逃してしまうと機会損失が発生してしまったり、損失を生み出してしまうことも珍しくありません。

しかし、GMOクリック証券では24時間無料のフリーダイヤルやメールが使えて、トラブルですぐに売却したいのにできないなどの緊急時にもすぐに対応しやすいです。

ちなみに、取引やシステム上の問題に関することだけでなく、パソコントラブルにも対応してくれる出張サポートサービスも実施しているので、GMOクリック証券を利用する場合は積極的に活用してみてください。

信託保全先が大手銀行

信託保全先が大手銀行

GMOクリック証券の信託保全先の銀行は大手銀行となっているため、いざという時に資金を守りやすいです。

信託保全は顧客から取引時に預かった証拠金と証券会社側の資金を分けて管理するために、信託銀行と契約を交わして、証拠金をその銀行の口座に管理することを意味しています。

もし証券会社が倒産してしまった場合は、弁護士などの受益者代理人を通じて顧客に証拠金を返還する仕組みとなっています。

信託保全先が十分な資金力のない銀行だとそこまでつぶれてしまって、証拠金の返還を受けることさえできなくなってしまいますが、大手銀行であれば余程の事態に陥らないと倒産することはないので、ある程度安心感をもってFXのサービスを利用することが可能です。

ちなみに、GMOクリック証券の信託保全先の銀行は以下の4つです。

  • 三井住友銀行
  • 三井住友信託銀行
  • みずほ信託銀行
  • 日証金信託銀行

スワップポイントが高い

スワップポイントが高い

GMOクリック証券はスワップポイントが高い傾向にあります。

スワップポイントは金利差調整分のことを意味していて、低金利の通貨を売却して高金利の通貨を購入した場合、その通貨を保有している間は毎日金利差額を受け取れる仕組みのことです。

逆に、高金利の通貨を売却して低金利の通貨を購入した場合、かえって毎日金利差額を払わなければならなくなるので注意しなければなりません。

GMOクリック証券と他社の1,000通貨あたりのスワップポイントの一覧は以下の表の通りです。

米ドル円 英ポンド円 NZドル円 南アランド円
GMOクリック証券 7円 6円 3円 97円
SBIFXトレード 7円 5円 2円 81円
ヒロセ通商 2円 1円 3円 85円
外貨オンライン 5円 0円 5円 50円

GMOクリック証券は他の証券会社と比べて金利差が大きい傾向にあります。

金利差が大きいということは、それだけ高金利の通貨を保有し続けていると大きな利益になりますが、低金利の通貨を保有し続けていると大きな損失になってしまいます。

GMOクリック証券はスワップポイントの活用の仕方で大きく変わることを押さえておきましょう。

株主優待検索がある

株主優待検索がある

GMOクリック証券には株主優待検索機能が備わっています。

大抵の証券会社だと銘柄別のランキングなどは記載されていますが、それ以外に銘柄の一覧を表示させる機能は搭載されていないことが多くて、これから投資活動を始めるような方が銘柄選びに困ってしまうこともよくあります。

しかし、GMOクリック証券では株主優待検索機能で権利確定月ごと、優待内容ごとにその内容に一致する銘柄が一覧となって表示されます。

最近投資活動を始めた方だと、稼ぐ目的よりも株主優待をもらうことを目的としている方も多いです。

そういった方にとっては、GMOクリック証券はかなり使いやすく感じると思われます。

スプレッドが低い

スプレッドが低い

GMOクリック証券のFXではスプレッドが低いため、大きなリスクを背負うことがありません。

スプレッドは売値と買値の差のことを指していて、これが大きいと稼げるときは一気に稼げますが、逆に損をしたときに大きな負債を抱えてしまう可能性があります。

GMOクリック証券では他社と比べてスプレッドが低くてかつ固定制を採用しているため、スプレッドの大きさや変動に振り回されることがありません。

証券会社ごとのスプレッドの大きさは以下の表の通りです。

米ドル ユーロ 豪ドル
GMOクリック証券 0.2銭 0.5銭 0.7銭
インヴァスト証券 0.3銭 0.5銭 0.6銭
外貨オンライン 1.0銭 2.0銭 3.0銭

GMOクリック証券のおすすめ取引ツール

GMOクリック証券のおすすめ取引ツール

GMOクリック証券は使える取引ツールが多い点が特徴的ですが、その中でも以下の3つの取引ツールが使いやすくておすすめです。

  • プラチナチャート
  • はっちゅう君FX
  • iClick株、株roid

1つずつ取引ツールの特徴を解説していきます。

プラチナチャート

プラチナチャート

プラチナチャートはFXネオの通貨の全ての組み合わせとCFDの銘柄の全てから自由に選択できて、かつスピード注文機能を搭載している使い勝手に優れた取引ツールです。

幅広い取引パターンが使えたらそれだけ儲ける可能性も広がっていきます。

ある程度FXに慣れてステップアップしていきたい方にとってありがたい機能だと言えます。

それだけでなく、FXに慣れていないユーザーにもフォーカスできるように、ワンクリックで注文できるシステムに仕上がっています。

チャートの見た目は堅苦しさを感じてしまうものかもしれませんが、FXの経験値を早く高めていきたいならプラチナチャートがおすすめです。

はっちゅう君FX

はっちゅう君FX

はっちゅう君FXはプラチナチャート以上にスピーディな注文がしやすい取引ツールです。

今では「はっちゅう君FXプラス」という名称の取引ツールも増えていて、GMOクリック証券の「FXネオ」に口座開設をしている方だけが利用できるものとなっています。

注文スピードの速さ以外にも自由にツールのレイアウトを編集できる分、FXに慣れていない方でも抵抗感なくチャートを見て判断しやすいためFX初心者におすすめです。

また、PC向けのツールとなっていてショートカットキーをツール内で使うことができるため、操作性の高さにも期待できます。

実際、スピード注文をしたい場合には「Ctrl + →」を押せばすぐに発注できるのでかなり便利です。

iClick株、株roid

iClick株、株roid

iClick株や株roidはスマホ向けの取引ツールです。

iPhoneならiClick、Androidなら株roidが使えます。

スマホ1つで取引だけでなく、株式や市場で起きているニュース、企業のEDNETやアナリストレポートまで自由に閲覧できます。

そのため、わざわざ別のサイトから情報を探すことなく、このアプリ1つでなんでも済ませられます。

どんな銘柄を選択すればいいいかわかりにくい方でも、ランキング機能である程度どれを購入すればいいのか判断しやすく、取引のことを勉強しやすい仕組みになっているので、手軽に取引ツールに慣れていきたい方におすすめです。

GMOクリック証券のキャンペーン

GMOクリック証券ではとあるキャンペーンを実施しています。

それがFX口座開設を完了してから実際に取引をするとキャッシュバックがもらえるというものです。

これからGMOクリック証券でFXを始めたい方は、このキャンペーンを適用させて取引を始めることをおすすめします。

キャッシュバックキャンペーンの詳細についてみていきます。

キャンペーン概要

GMOクリック証券のキャンペーンは、新規口座開設と取引の完了で、取引の金額に応じて最大30万円がキャッシュバックされる内容となっています。

口座開設をして、口座開設月の翌々月までに取引ができれば、口座開設から3ヶ月後にキャッシュバックがもらえます。

例えば、1月10日に口座開設をしたとして、キャッシュバックが適用されるのは3月末までに取引をした方のみで、キャッシュバックが適用された場合、4月10日にキャッシュバックが指定した口座に振り込まれるという仕組みです。

取引の金額によってもらえるキャッシュバックの大きさが変わるので、初回から大きな額で取引するとそれだけ大きな金額のキャッシュバックが受け取れます。

キャンペーン内容の詳細

キャンペーンでもらえるキャッシュバック金額の大きさは以下の表の通りです。

取引数量 キャッシュバック金額
500万通貨~1,000万通貨 5,000円
1,000万通貨~2,000万通貨 10,000円
2,000万通貨~5,000万通貨 20,000円
5,000万通貨~20,000万通貨 50,000円
20,000万通貨~30,000万通貨 100,000円
30,000万通貨~40,000万通貨 150,000円
40,000万通貨~50,000万通貨 200,000円
50,000万通貨~ 300,000円

FXでは1万通貨のことを1ロットと呼んでいます。

例えば、米ドルが1ドルあたり100円のレートだとすると1ロットの取引にレバレッジなしで100万円かかるので、キャッシュバックが適用される取引に必要な最低金額は5億円となります。

それだとキャッシュバックを受けることはできないと考える方もいると思われますが、1ロット10万通貨が基本であるところもあるので、どの通貨で取引するのかによって用意すべき金額は変わってきます。

もしキャッシュバックを受け取りたい場合は、1ロット10万通貨のところで取引することをおすすめします。

ただ、支払う金額に対してキャッシュバックされる金額はあまり高くないので、キャッシュバックに固執して取引で失敗してしまうとかえって損してしまう可能性が高いです。

大きな金額を初回から取引したい方向けのキャッシュバックキャンペーンだと捉えておくとよいでしょう。

キャンペーン受け取りの注意点

キャンペーンを受け取る際には、以下の3つに注意しなければなりません。

  • ポイントサイトからの申し込みでは受け取れない
  • キャッシュバック入金に3ヶ月かかる
  • 新規申し込みでないとキャンペーンがもらえない

1つずつみていきます。

ポイントサイトからの申し込みでは受け取れない

FXの口座開設と取引を完了するとお得なキャンペーンがあるのは公式だけではありません。

ポイントサイトでも似たようなキャンペーンを実施しています。

ポイントサイトのキャンペーンを活用して、キャンペーンの二重取りを考えている方もいるかもしれませんが、ポイントサイトからの申し込みでは公式のキャンペーンは受け取れません。

どのサービスでもポイントサイトの特典は公式から認められて実施されているものではなく、ポイントサイトを経由しているかどうかは調べればわかることなので、ポイントサイトを経由していることがわかれば、公式からのキャンペーンは受け取れなくなります。

キャッシュバック入金に3ヶ月かかる

このキャッシュバックキャンペーンは3ヶ月後に入金されるものです。

すぐにキャッシュバックをもらえると思ってキャンペーンに参加しようとしたらそうではなかったという失敗をしている方も少なくありません。

キャッシュバックの入金時期はキャンペーンを実施している証券会社ごとに異なります。

そのことをよく確認してからGMOクリック証券に申し込むようにしましょう。

また、キャッシュバックを受ける際には入金する銀行口座を登録することになりますが、事前に登録しておいた口座をキャッシュバック付与時に解約していると入金してもらえないので注意してください。

新規申し込みでないとキャンペーンがもらえない

キャッシュバックの受け取り対象となるのは新規でFX取引口座を開設した個人の方、あるいは証券口座は解説していてもFX取引口座はまだ未開設の個人の方となっています。

つまり、基本的には新規申し込みの個人の方でないとキャンペーンは適用されません。

キャンペーンが適用された場合は、マイページのお知らせ宛てにメッセージが来ることになっているため、そこから適用されたかどうか確認してください。

問い合わせ窓口の混雑化を防ぐために、このキャンペーンについての質問を問い合わせから送っても回答しないと明記されています。

適用されているかどうか確認の連絡をしないようにしましょう。

GMOクリック証券の口コミ・評判

GMOクリック証券を実際に利用している方はどんな評価をしているのか、良い評判と悪い評判をそれぞれみていきます。

GMOクリック証券の良い評判

GMOクリック証券の良い評判として、以下のような意見が見られました。

  • 手数料がかなり安くて、スマホのツールも見やすいので、初心者の自分でも取引の要領を掴みやすかったです。
  • GMOクリック証券はFXの口座が作りたくて口座開設しました。口座を維持するのに手数料がかからず、保証金の払い戻しが早かったため、デイトレーダーとしての生活をする中で、途中からGMOクリック証券に切り替えて、しばらくそのままお世話になっていました。大手の安心感もあるため、投資活動をするなら誰でも作っておいて損はないと思われます。
  • GMOクリック証券は取引以外にも、FX取引に関するニュースが見られるので、それを読んで勉強しています。取引もできて勉強もできるので一石二鳥ですね。

GMOクリック証券はスマホのツールの使いやすさや手数料の安さ、大手の安心感などが多くの人から評価されていました。

それ以外にも投資に関するニュースや記事が更新されているため、投資に関する勉強にも使えるという声もあがっています。

やはり使いやすさ、手数料の安さ、大手の安心感の3つの要素は証券会社を利用する上で最も欠かせない三大要素と言っても過言ではありません。

そのすべてを兼ね備えるGMOクリック証券が長年選ばれ続けるのも納得です。

多くのユーザーは、GMOクリック証券の強みを活かして安心安全にお得に投資活動ができると思われます。

ただ、その強みを活かしきれないユーザーが使いにくいわけではありません。

投資の経験のない方からベテランの方まで誰でも使いやすいサービスとなっています。

少なくとも、GMOクリック証券の強みと弱みを理解した上で利用するなら、サービスを利用していて失敗したと感じる場面は少ないと思われます。

GMOクリック証券の悪い評判

GMOクリック証券の悪い評判として、以下のような意見が見られました。

  • 個別銘柄の情報量が少なかったため、どの銘柄を選ぶか決めるためにわざわざ外部サイトを利用したり、調べたい会社のサイトのIR情報などをチェックしたりしなければならなかった点がやや不便に感じた。
  • PC版のアプリケーションだと、複数のチャートを展開した際にみづらくて取引のタイミングを逃すといったことが起こりやすかった。
  • SBIの比にならないくらいメンテナンスに時間がかかって、取引したいのにできないということがあった。肝心な時にメンテナンスが入ってしまうと流石にイライラしてしまう。

GMOクリック証券の悪い評判として、銘柄の情報量が少なかったり、PC版のアプリケーションが見づらかったり、メンテナンスに時間がかかったりする点があげられました。

投資初心者からベテランまで使いやすいと言いましたが、特にベテランの方にとっては銘柄選びがいかに重要なものかがわかっている分、どうしても不便に感じてしまうことがあるようです。

投資家によってどの情報を重視するのかは異なります。

そのため、いつもチェックしている情報が記載されていないとわざわざ外部サイトを出して調べなければならくなって面倒に感じてしまいます。

また、投資の経験がある程度できつつある方だと、PC版のアプリケーションの見づらさに対応できないという方も少なくないようです。

他にも、ただでさえメンテナンスにはイライラしてしまうところですが、デイトレードにも使われるGMOクリック証券だと利益に直接関わってくるため、余計にイライラしてしまうのも仕方ないでしょう。

しかし、メンテナンスはどの証券会社を利用するとしても避けられない部分であるため、メンテナンス情報を事前にチェックしたり、メンテナンスが来てもいいように常に対策を用意しておいたほうがいいかもしれません。

GMOクリック証券のメリットやデメリット

GMOクリック証券を利用する前に、メリットやデメリットについてしっかり押さえてから口座開設をした方が失敗なくサービスを利用できます。

そこでGMOクリック証券のメリットやデメリットについて解説していきます。

GMOクリック証券のメリット

GMOクリック証券のメリットとしては以下のものがあげられます。

  • 貸株サービスでボーナス金利がもらえる
  • ネット銀行と連携することで金利が110倍になる
  • 投資積立で100円から投資可能

1つずつみていきます。

貸株サービスでボーナス金利がもらえる

GMOクリック証券には貸株サービスというものがあります。

これは長期間保有してそのままになっている株などをGMOクリック証券に貸し出すことで、レンタル料金としてボーナス金利がもらえるサービスです。

貸株サービスで貸し出せる株の種類はある程度限定されていますが、それでも1%以上のボーナス金利がもらえる銘柄が2021年12月13日時点で614銘柄あります。

1%だと100万円分の株式を1年間貸株にすれば1万円が手に入ります。

貸株サービスはあくまでも株を貸し出しているだけなので、株の所有権は自分自身にあります。

そのため、貸株サービスを利用すれば配当と株主優待、貸株金利がもらえ、株の売却時には売却益ももらえます。

より株で利益を得られる貸株サービスは積極的に利用していきましょう。

ネット銀行と連携することで金利が110倍になる

ネット銀行と連携すると金利が110倍にも膨れ上がります。

GMOクリック証券とGMOあおぞらネット銀行の口座を連携して、「証券コネクト口座」を利用する方法で金利110倍が実現可能です。

証券コネクト口座で買付代金をGMOあおぞらネット銀行から自動振替ができます。

メガバンクの金利が年で0.0001%なのに対して、GMOあおぞらネット銀行はGMOクリック証券と連携させることで金利が年で0.11%になるため、メガバンクを利用するよりもずっと高い金利が得られます。

GMOクリック証券を利用する方は、証券コネクト口座を利用することをおすすめします。

投資積立で100円から投資可能

株式投資やFXなどはまとまった金額がないとできないイメージが強いです。

しかし、投信積立という形であれば、100円から買付・積立ができます。

多くの証券会社が1,000円から投信積立ができるとしている中で、100円から投信積立ができるというのは、他にはない大きな強みとなっています。

若いうちから投資関連の知見を持っておくと、後になって有利に働きます。

気になる方は金額を気にせず積極的に利用してみてください。

GMOクリック証券でもここ数年安定して人気を維持している「ひふみプラス」を取り扱っています。

どのファンドを選べばいいのかわからないという方は、ひぷみプラスを1つ選んで、それ以外はリスクヘッジのために別の株などをいくつか選んで積み立てていくのがおすすめです。

GMOクリック証券のデメリット

一方で、GMOクリック証券のデメリットとしては以下のものがあげられます。

  • つみたてNISAが使えない
  • 外国株が使えない
  • FXに必要な知識を身につけにくい

1つずつみていきます。

つみたてNISAが使えない

GMOクリック証券ではつみたてNISAが使えません。

つみたてNISAは20年間で毎年40万円まで積立投資ができる制度で、投資積立をする際に利用できる少額投資非課税制度のことを意味しています。

本来なら投資での利益は20.315%の税金がかかると定められていますが、この税金が上限のラインまではかからなくなります。

例えば、40万円の投資額に対して2万円の利益が出たとすると、本来かかる4,063円の税金が非課税になります。

つみたてNISAの対象となるのはNISA口座を通じて購入した金融商品のみとなっています。

もしかしたらNISA口座が使えないのだろうかと思った方もいるかもしれませんが、一般のNISA口座は利用できるようになっています。

どうしてもつみたてNISAが使いたいという方だと、GMOクリック証券の利用はあまりおすすめできません。

外国株が使えない

GMOクリック証券では外国株式を取り扱っていません。

株式投資の鉄則の1つとしてリスクヘッジという考え方があり、本来なら日本株と外国株を買うのが一般的ですが、外国株を買うやり方でリスクヘッジをすることができません。

リスクヘッジは保有している株式とは別の株価の変動の仕方をする株式を保有する考え方で、片方の株価が下がったとしてももう片方の株価が上がるので、1つの株価が下がった際の損失を抑えることができます。

場合によっては、損失を抑えるどころか利益が出ることも珍しくありません。

例えば、円とドルの価値の変動が原因だとすると、円の価値が下がっている一方でドルの価値が上がっているため、アメリカの銘柄の株価が上昇していることが多いです。

国内株式で人気の高いひふみプラスを買うとして、ひふみプラスの株価が下落している場合、どこかしらのアメリカの銘柄の株価が上昇しています。

そのアメリカの銘柄の株価を保有しておけば、ひふみプラスで下がった株価の損失分を補填できます。

どうしてもリスクヘッジを確実にしていきたい場合は、マネックス証券や楽天証券、SBI証券などの外国株が買える証券会社で株式投資をした方がいいでしょう。

FXのロスカットに手数料がかかる

GMOクリック証券ではFXのロスカットに手数料がかかってしまいます。

ロスカットは一定の価格まで株価が下落した際に、自動的に売却してそれ以上の損失が発生しないようにする仕組みです。

例えば、時価評価総額が必要証拠金の50%を切るとロスカットされるといった形でラインが定められています。

手数料は1万通貨あたり500円と決められていて、10万通貨単位あたり1ロットとするものに関しては、10万通貨あたり500円と決められています。

ささやかな手数料ではありますが、ロスカットした際に元金以上の損失が発生することもあるため、そもそもロスカットしないように運用していくことが必要です。

GMOクリック証券はどんな人におすすめ?

ここまでの内容を踏まえて、GMOクリック証券は以下のような方の利用をおすすめします。

  • 手数料の安さを重視する人
  • 安心感をもってFXをしたい人
  • スワップポイントを重視する人
  • 株主優待を目的とする人

1つずつみていきます。

手数料の安さを重視する人

GMOクリック証券は手数料の表を見てわかるように、他の証券会社と比べて手数料が安いです。

そのため、GMOクリック証券は手数料の安さを重視する方におすすめです。

取引を積極的にしようとすると、それだけ取引にかかる手数料がかかります。

なるべく積極的に取引するなら、手数料が安い方が費用をカットして取引できるのでかなり便利です。

つまり、手数料の安さを重視する人というのは、積極的に取引をしたい人のことを意味しています。

安心感をもってFXをしたい人

株式投資をメインに利用する場合は、GMOクリック証券は何かと不便に感じる部分が多いと思われます。

しかし、FXをメインに利用する場合なら、キャッシュバックキャンペーンがあったり、手数料が他の証券会社よりも安かったりして何かと使いやすいです。

また、信託保全先が大手銀行というのもあって、GMOクリック証券は安心感を持ってFXを利用する場合にもおすすめです。

FXは取引に失敗して信託保全先がつぶれてしまうことも少なくありません。

ただ、大手銀行であればある程度のマンパワーがあるため、余程のことがない限りは投資したお金の一部がきちんと返ってきます。

スワップポイントを重視する人

スワップポイントを重視する人にもGMOクリック証券はおすすめです。

スワップポイントは金利差のことであるため、スワップポイントを重視する人というのは、積極的に取引をして利益を出す人のことを指しています。

スワップポイントが大きいということは、1回あたりの取引で得られる利益が大きく、必ずしも利益が出るとは限りませんが、低金利の通貨を売却して高金利の通貨を購入し続ければ、それだけ利益が膨れ上がっていきます。

逆にあまり積極的に取引をしない人にとっては、スワップポイントの大きさをあまり活かしきれないため、向いていないとはいいませんが、GMOクリック証券の強みを活かしきれていないと言えるでしょう。

株主優待を目的とする人

GMOクリック証券を積極的に使わない人の中でも、GMOクリック証券に向いている人がいます。

それは株主優待を目的とする人です。

株主優待の内容が見やすい株主優待機能を搭載しているため、銘柄選びの詳しい見方はわからないけど株主優待の内容だけチェックできればそれでいいという方でも簡単に銘柄を調べやすくなっています。

株主優待が目的なら一度購入する銘柄を決めてしまえばあとは保有するだけであるため、その後のノウハウは必要ありません。

株主優待のある銘柄を保有し続けているだけで株主優待がもらえます。

投資の取引について詳しくわからないけど何らかの形で投資に触れるところから始めたいという方に株主優待を目的とした株の保有はおすすめです。

まずはそこから始めて、少しずつ知識がついてきたら本格的な取引にも挑戦してみるとよいでしょう。

まとめ

GMOクリック証券はインターネットサービスなどで知られるGMOグループが統括するサービスの1つで、他の証券会社と比べて取引手数料が安かったり、スワップポイントが大きかったりして、取引する上で有利となる場面が多いです。

しかし、キャッシュバックを受け取るためにハードルが高かったり、他の証券会社では当たり前に使えるつみたてNISAや外国株が利用できなかったりします。

そのため、GMOクリック証券の特徴やメリット・デメリットをしっかりと理解してから利用しないと、かえって損してしまうこともあります。

GMOクリック証券を利用する際は、手数料の安さを重視しているか、安心感をもってFXをしたいか、スワップポイントを重視しているかという3つのうちどれか1つは満たしているかどうかを考えてから利用することをおすすめします。

気になる方は、是非GMOクリック証券を使ってお得に投資活動をしてみてください。

GMOクリック証券の公式サイトはこちら

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