FX口座の開設を検討している方の中には、具体的にどのようにして口座開設をしていけばいいのかわからない方もいると思われます。
また、どんな書類を用意すればいいのか、自分は審査に通るのだろうかと不安に感じている方もいるでしょう。
そこで今回は、FXの口座開設方法を知りたい方に向けて、FX口座の開設方法について体系的に解説していきます。
この記事を読むことで、以下の3つがわかります。
- FX口座の選び方
- FX口座の開設方法
- FX口座開設時の注意点
FXとは
FXは外国為替証拠金取引のことを指した言葉です。
多くの方は通貨同士の取引を行って利益を狙うものというイメージがあると思われますが、その認識で問題ありません。
「1ドル=100円」の為替レートのタイミングで100万円で1万ドルを購入したとします。
そこから「1ドル=120円」になって1万ドルを売却すると120万円が手に入って20万円の利益になります。
しかし、「1ドル=80円」になって1万ドルを売却すると80万円が返ってきて20万円の損失になります。
この取引が外国為替取引です。
本来ならここに取引手数料などがかかってきますが、今回は手数料などを考慮せずに説明しました。
この外国為替取引に対して、外国為替証拠金取引は証拠金が絡んできます。
証拠金は取引相手に対して預ける担保のようなものです。
外国為替取引は先程の例で説明すると、100万円がないと1万ドルが購入できません。
しかし、外国為替証拠金取引は100万円の数%分の証拠金を預けるだけで、1万ドルが購入できます。
証拠金が総取引額の5%になっていると仮定すると、証拠金5万円で1万ドルが購入でき、手元の資金の20倍まで取引できる形となります。
これをFXでよく聞くレバレッジといい、今回の場合だとレバレッジ20倍の取引といえます。
このレバレッジ取引があるからそこ、少ない投資で大きな額が稼げたり、逆に少ない投資で大きな損を負ってしまうことがあるのです。
ただ、多くのFXの会社ではロスカットといって、一定額までレートが落ちてしまうとそれ以上損することがないように強制的に売却される仕組みがあります。
そのため、ある程度損失額は軽減できるようになっています。
FX口座の選び方
FX口座を開設する前に、何を基準にして口座を選べばいいのか知っておくことが大切です。
その判断基準としては以下の5つが挙げられます。
- 会社の実績
- スプレッド
- 取引手数料
- 最低取引単位
- キャンペーン
1つずつみていきます。
会社の実績
会社の実績はサービスの評判のよさやユーザーの安心感を証明するものでもあります。
安心感を持ってサービスを利用するためにも、会社の実績を確認することは大事です。
例えば、口座開設数No.1や顧客満足度1位などの記録を参考にするとよいです。
FX口座の中には悪質なものもあって、投資詐欺業者や無登録業者の勧誘で無名のFX口座を作って詐欺に遭う被害が発生しています。
ある程度実績のあるFX口座会社は調べればすぐに出てくるものばかりです。
そうでないようなFX口座会社で口座を開設しないように注意してください。
スプレッド
スプレッドの狭さでFX口座を選ぶことも大事です。
FXの取引にかかる手数料として、大部分を占めるのが取引手数料とスプレッドです。
スプレッドは取引したい通貨の買値と売値の差額のことで、スプレッドが狭い方が手数料が安くなって取引コストを抑えられます。
大手のFX会社のスプレッドの例を以下の表にまとめました。
通貨ペア/FX口座 | 松井証券 | LINEFX | GMOクリック証券 | 外為どっとコム |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 0.2銭 | 0.2銭 | 0.2銭 | 0.2銭 |
ユーロ/円 | 0.5銭 | 0.5銭 | 0.5銭 | 0.5銭 |
ポンド/円 | 1.1銭 | 1.0銭 | 1.0銭 | 1.0銭 |
豪ドル/円 | 0.7銭 | 0.7銭 | 0.7銭 | 0.7銭 |
NZドル/円 | 1.2銭 | 1.2銭 | 1.2銭 | 1.2銭 |
例えば、松井証券で日本円で1万ドルを購入する場合、スプレッドの計算式は以下のようになります。
「0.2×10,000=2,000銭=20円」
1万通貨となると、「1ドル=100円」なら100万円かかる計算になりますが、それに対するスプレッドの手数料はかなり安いです。
もしスプレッドが2銭と仮定すると、スプレッドが200円となり、取引する通貨の桁が上がればそれに比例してスプレッドの桁も上がっていきます。
税金と同じような形で、一見倍率が低いように思えますが、桁が上がるとそれだけスプレッドも大きくなるため、スプレッドは少しでも狭い方がよいです。
取引手数料
先程説明した、もう1つの取引の大部分を占める手数料の取引手数料も考慮してFX口座を選びましょう。
取引手数料は外国為替の売買取引を行うと発生する手数料のことです。
特に為替レートは関係なく、FX口座の会社ごとにいくらかかるか決められています。
とはいえ、最近は多くの大手のFX口座の会社で取引手数料無料化の動きが進んでいます。
新しくFX取引を始める人が増えるようにと進められている動きで、本来かかる手数料を負担してくれるだけの金銭的余力があり、安心してサービスを利用しやすいです。
なるべく取引手数料が無料の会社でFX口座を開設することをおすすめします。
最低取引単位
最低取引単位は、為替取引を最低いくらから取引できるかの下限値を表しているものです。
FXの会社ごとの最低取引単価は以下の表の通りです。
最低取引単位 /FX口座 |
外為どっとコム | GMOクリック証券 | DMM FX | LINE FX | 松井証券 | SBI FXトレード | LIGHT FX |
---|---|---|---|---|---|---|---|
最低取引単位 | 1,000通貨 | 10,000通貨 | 10,000通貨 | 1,000通貨 | 1通貨 | 1通貨 | 1,000通貨 |
GMOクリック証券やDMM FXのような1万通貨からの取引が本来のFX業界でのデフォルトでした。
しかし、最近になって外為どっとコム・LINE FXのような1,000通貨から始められるものや松井証券・SBI FXトレードのような1通貨から始められるものまで登場してきています。
これからFX取引を始めたい方の中には、気持ちはあっても元手となる資金がない方も少なくないでしょう。
そういった方でもFX取引に参入できるように、最低取引単位が低めで設定しているところが増えてきています。
しかし、あまり低すぎる金額で始めても十分な利益は得られないため、自分にとって無理のない金額から取引できるFX口座を選ぶことをおすすめします。
キャンペーン
多くのFX口座では口座開設キャンペーンなどを実施しています。
キャンペーンでもらえる金額や内容は会社によって異なります。
その例をいくつか表にまとめました。
キャンペーン 内容/FX会社 |
外為どっとコム | GMOクリック 証券 |
DMM FX | LINE FX | 松井証券 | SBI FXトレード | LIGHT FX |
---|---|---|---|---|---|---|---|
キャンペーン 内容 |
最大108,000円 キャッシュ バック |
最大300,000円 キャッシュバック |
最大204,000円 キャッシュバック |
最大50,000円 キャッシュバック |
最大500,000円 キャッシュ バック |
最大50,000円 キャッシュバック |
最大50,000円 キャッシュ バック |
10万円以上もらえるところもあれば、そこまでもらえないところもあります。
大抵の会社では口座開設をして、1回取引すれば数千円程度もらえ、さらに50万通貨以上の取引で取引量に合わせて追加キャッシュバックがもらえる仕組みとなっています。
50万通貨となると、仮に1ドルのレートが100円とすると5,000万円かかることになるためレバレッジ取引が必要です。
キャッシュバックを最大限まで受け取ることは難しいですが、口座開設して取引したらもらえる分だけならもらいやすいです。
できるなら最低限もらいやすい金額だけでももらえるように取引してみてください。
FXの開設方法
FXの口座の開設は会社によって多少異なりますが、以下の手順で進めていきます。
- 申し込みフォームの入力
- 本人確認書類の提出
- 審査
- 入金・取引
1つずつみていきます。
STEP1.申し込みフォームの入力
まずは口座開設の申し込みフォームまで飛ぶ必要があります。
口座開設予定の会社の公式サイトを開き、開設申し込みのリンクをクリックします。
そこで申し込みフォームの画面に切り替わり、以下の項目の入力ができるようになるため、正しい情報を入力してください。
- 住所や生年月日、氏名
- 勤務先
- 現住所
- 銀行口座
- 投資経験
- 金融資産
など
申し込みフォームで入力した内容を中心に審査が行われます。
もし入力フォームを入れたりするのが面倒な方は、外部サービスと連携して入力が必要なくなる会社を選択することをおすすめします。
STEP2.本人確認書類の提出
必要な情報を入力したら、次に本人確認書類を提出してください。
本人確認書類として使えるものとして、以下のものがあげられます。
- 運転免許証
- 健康保険証
- マイナンバーカード
- 住民基本台帳カード
- 住民票
- 印鑑登録証明書
- 在留カード
- 特別永住者証明書
など
基本的には顔写真付きの証明書を撮影してアップロードし、自分の顔を撮影して、記入した個人情報と顔の情報を一致させるように求められることが多いです。
ここでよく起こることが、本人確認書類がきれいに撮影されていなくて、再度撮影を求められるケースです。
一回で終わればすぐに口座開設ができますが、再度撮影を求められると何日も審査に時間がかかってしまいます。
暗い場所や逆に明るすぎる場所で撮影しないで、綺麗に書類が見える場所で撮影しましょう。
ちなみに、そういった顔写真の事情もあり、国でマイナンバーカードの発行が促進されている関係で、マイナンバーカードの通知カードは証明書として使えません。
その点に注意してください。
STEP3.審査
書類の提出が完了したら審査が行われます。
早いところでは当日、遅くても数日程度で審査が完了して、審査結果がメールあるいは書類で通知されます。
通知書にFX口座にログインするIDやパスワードが記載されているため、それを使ってログインしてください。
基本的にはFX口座の審査は通ります。
しかし、以下のようなことがあると審査に落とされてしまうこともあるため、事前に必要な情報を色々と確認しておきましょう。
- 虚偽の情報を記載する
- 保有資産が少ない
- 他のFX会社で口座を複数作っている
STEP4.入金・取引
ログインが完了したら、銀行口座からFX口座に入金処理を行います。
入金が確認されてFX口座に反映されたら、実際に取引をしていきましょう。
登録する銀行口座は、FX会社ごとで指定されている口座を利用することで、入金が数分程度で完了するため、事前におすすめの銀行口座を調べておくとよいです。
また、取引をする際には、自分の資金のギリギリの取引をし続けないことが大事です。
本来投資は余剰資金を使って行うのが好ましいとされています。
そのため、レバレッジはややリスクがある取引だといえます。
レバレッジは金銭的余力がある場合か、その取引に根拠に基づいた大きな自信がある場合以外は避けた方がよいです。
FXでの取引は計画的に行うようにしましょう。
FXの口座開設時の注意点
FXの口座を開設する際には、以下の点に注意して口座開設を行ってください。
- 郵送で書類が送られることがある
- 国内だとマイナンバーの登録が義務付けられている
- 口座が1つしかないと障害発生時に困る
- 1つの会社あたり1口座しか持てない
1つずつみていきます。
郵送で書類が送られることがある
FXの口座開設が完了した場合、メールで通知が送られることもありますが、本当に登録した住所に本人が住んでいるのかどうかを確認するために、郵送で書類が送られることがあります。
一人暮らしの方であれば問題ないかもしれません。
しかし、家族と一緒に住んでいる方で、FXの取引を始めることを知られたくない方にとっては大きなリスクとなってしまいます。
時間指定して受け取ることもできないため、もし郵送で書類を送ってほしくない方は、申し込み時に一度サービスの運営に電話をして相談してみてください。
国内だとマイナンバーの登録が義務付けられている
海外のFX口座の会社では特に必要ありませんが、国内のFX口座の会社ではマイナンバーの登録が義務付けられています。
マイナンバーを辿ってその人の収入状況や勤務状況などを確認することが可能です。
そのため、FX取引をするだけの十分の資産があるかどうか、虚偽の情報を申告して登録を行っていないかなどを調べる目的で、マイナンバーの登録が求められます。
他にも国内と海外のFX口座の会社の違いがいくつかあり、その代表例としてレバレッジ規制などがあげられます。
国内では金融庁の指示で25倍までとあされていますが、海外ではその規制がありません。
国内と海外のFX口座の会社の違いを理解して、自分にとってやりやすかったり、無理のない範囲でできる方の口座を開設するようにしましょう。
口座が1つしかないと障害発生時に困る
FX口座は可能であれば複数開設しておくことをおすすめします。
もしFX口座を1つしかもっていなくて、トラブルで障害が発生して取引できなくなった場合、復旧されるまでの間にレートが大きく変動する可能性があります。
そうなると思ったような取引ができず、最悪の場合大きなリスクを負うことになります。
複数口座を開設して、分散して資産運用をしておけばリスクヘッジができるため、最低でも2つは口座を開設しておいた方がよいです。
その代わり、複数口座を用意すると取引をする口座すべてに十分な証拠金を用意する必要があったり、複数の会社からメールが来て迷惑に感じたりするデメリットもあります。
複数口座作ることはメリットばかりではなくデメリットもある点を押さえておいてください。
また、障害が発生したら損失分を補填してくれるのか疑問に感じる方もいると思われます。
結論からいうと、障害発生による損失分の補填は基本的にはしてくれません。
金融商品取引業者は、法律で定められたいくつかの事象による損失の補填は義務付けられていますが、それ以外の内容での機会損失の補填は会社ごとに任意という形になっています。
自分で複数口座を設けて、リスクを分散するしか対処法はありません。
あとになって補填されないことに気付くことがないように、念のために、事前にFX口座の開設申し込みをする前に、障害発生時の補填の有無について確認しておいた方がいいかもしれません。
1つの会社あたり1口座しか持てない
FX口座を複数開設しておいた方がよいと説明しましたが、1つの会社あたり1口座しか開設できない点に注意してください。
1つの会社で複数口座を作ることを禁じられているのは、FXだけでなく銀行や証券会社などでも同じです。
その理由は主に以下の2つが考えられます。
- 使われない口座が増えてしまう
- 金融犯罪のリスクがある
同じ名義で複数の口座があって、そのすべてが使われているのならともかく、使われない口座があるとFX口座の会社側としては無駄なコストになってしまいます。
口座開設自体は無料でも、FX口座の会社側では口座の管理を行うためにコストがかかります。
そのコストを少しでもカットするために、不必要な口座を作らせないようにと複数口座を開設は認められていません。
また、複数口座を持っていると、使わない口座を悪用して不正なお金のやりとりが行われる可能性があります。
FX口座ではあまり例のないことですが、銀行口座同様に危険にさらされるリスクは十分にあります。
金融犯罪のリスクを避けるためにも、複数口座が作れないようになっています。
FX口座開設のデメリット
FX口座を開設する際に注意すべきこともありますが、それ以前にFX口座を開設する前に、FX口座を開設することのデメリットを理解した上で、口座開設に踏み切ることが大切です。
そのデメリットとして、以下のものが考えられます。
- 必要ないメールが届くようになる
- 放置すると凍結や維持費請求、不正アクセスのリスクがある
FXの口座を開設すると、取引の積極度合いに限らずメールがいくつも来るようになります。
しかし、その内容が取引に必要なものならともかく、不必要な内容のメールだと迷惑に感じてしまいます。
また、口座を開設してそれが使われずに長期間放置されてしまった場合、口座が凍結させられたり、口座の維持費が請求されたり、不正アクセスされて悪用されることがあります。
放置するだけで多くのデメリットが押し寄せてきて、個人情報の漏洩のリスクに広がると様々な被害を受けるリスクが一気に高まります。
口座開設したら積極的に使って、もしFXを辞めるのであれば口座を閉じるようにしましょう。
初心者におすすめのFX口座5選
ここまでの内容を踏まえて、初心者におすすめのFX口座として以下の5つがあげられます。
- LINE FX
- 外為どっとコム
- GMOクリック証券
- SBIFXトレード
- DMM FX
これらの特徴を以下の表にまとめました。
項目/FX口座 | LINE FX | 外為どっとコム | GMOクリック証券 | SBI FXトレード | DMM FX |
---|---|---|---|---|---|
取引手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
最低取引単位 | 1,000通貨 | 1,000通貨 | 10,000通貨 | 1通貨 | 10,000通貨 |
通貨ペア数 | 23通貨ペア | 30通貨ペア | 20通貨ペア | 34通貨ペア | 21通貨ペア |
キャンペーン | 最大50,000円 キャッシュバック (口座開設&取引で最大5,000円) |
最大108,000円 キャッシュバック (口座開設&取引で最大8,000円) |
最大300,000円 キャッシュバック |
最大50,000円キャッシュバック | 最大204,000円 キャッシュバック (口座開設&取引で最大4,000円) |
この表を基に各口座の特徴を開設していきます。
LINE FX
LINE FXは人気通話アプリLINEが提供するサービスの1つとして打ち出されたFX口座です。
リリースからわずか8カ月で口座開設数10万口座を記録し、それからもかなりの勢いで記録を伸ばし続けています。
1,000通貨から取引できて、新しく打ち出したばかりのサービスの割にはスプレッドの狭さも大手同様の水準で、キャッシュバックもそれなりに充実しています。
また、他のFX口座だとどうしても入力フォームで細かく色々と入力して、本人確認書類の審査も行う必要があり、やや面倒に感じてしまう方も多いです。
しかし、LINE FXはLINEのアカウントから個人情報を引っ張り出すことができるため、入力する項目の数が少ないです。
また、LINE証券のアカウントも持っている方なら、本人確認書類の提出も必要ないため、FX口座の中でも最速で口座を開設するところまで進められます。
使いやすさや口座開設までの利便性が高く評価されて、一気に実績を高めていきました。
LINEアカウントを持っていない方がむしろ少ない時代になってきているため、誰でも気軽に始められるFX口座としておすすめです。
LINEがスマホで利用しやすいツールであることを踏まえて、FX取引もスマホで気軽にできるようにツールが作られています。
場所を選ばず積極的にFX取引をしていきましょう。
外為どっとコム
外為どっとコムはFX口座の会社として長い歴史を持つ安心安全に利用できるFX口座です。
LINE FX同様に1,000通貨から取引できて始めやすく、取り扱える通貨ペアは30通貨で比較的幅広い取引に対応しています。
実際に外為どっとコムを利用しているユーザーからは、スプレッドの狭さや初心者・上級者に関係なく使いやすい見た目と操作性が高く評価されています。
また、FX取引の経験度合いに応じて独自にセミナーも開催されています。
何から始めればいい初心者や、これからどうFXトレーダーとして成長していけばいいのかわからない中級者以上のニーズを満たすセミナー内容でかなり評判がよいです。
地に足ついて一歩一歩確実に成果を出していきたい方には、外為どっとコムが特におすすめです。
ちなみに、2月5日まではポンド/円などの8種類の通貨ペアを対象に、普段よりも0.1銭から0.4銭ほどスプレッドが狭くなっています。
取引をするなら今がチャンスです。
迷っている方は早めの行動をおすすめします。
GMOクリック証券
GMOクリック証券はFXの取引数が世界No.1のFX口座です。
スプレッドの狭さは他の大手の水準通りの高さではありますが、取引最低単位が10,000通貨だったり、取り扱っている通貨ペア数はやや少なめです。
それでもGMOクリック証券がFX口座の中で取引量が一番多いということは、それだけユーザーからの評判が高いと考えられます。
また、GMOクリック証券はインターネット業界のあらゆる事業を展開しているGMOグループの1つで、その安心感から利用するユーザーが多いともいえます。
他にも、GMOクリック証券では貸株サービスという独自のサービスを展開しています。
これは保有している株をGMOクリック証券に貸し出すことで、株のレンタル料の金利がもらえるサービスです。
金利は銘柄ごとに異なっていて、1%以上の金利がついている銘柄が600以上あります。
FXだけでなく、リスクヘッジのために株式も運用したい方は、株でも柔軟な運用ができるGMOクリック証券の利用をおすすめします。
SBIFXトレード
SBI FXトレードは業界最低単価で取引できるFX口座です。
多くのFX口座が10,000通貨から取引ができ、一部で1,000通貨から取引できますが、SBI FXトレードは1通貨から取引ができます。
1通貨となると極端な話100円あれば取引が開始できます。
FXを始めたい方が抱えがちな悩みの1つに、FX取引の経験を通じてやり方を学ぶことできないということがあげられます。
せっかく10万円や100万円の初期費用を集めたとしても、よくやり方がわからないままやって失敗して稼げないのが一番好ましくないです。
しかし、SBI FXトレードなら100円から始められるため、最悪100円を犠牲にFXのノウハウを稼げると思って取り組めます。
一方で、1通貨から始められるからといって1通貨だけでどうにか稼いでいこうと思うと難しいです。
ある程度ノウハウが身についてきたら、リスクを恐れすぎずに、それなりにコストをかけて投資していくことが大事です。
1通貨から投資できるのは、あくまでもこれからFXを始めてやる方がノウハウを身に付けるためのものと考えた方がいいでしょう。
また、SBI FXトレードは取り扱っている通貨ペア数が今回紹介したFX口座の会社の中で一番多いため、色々な通貨ペアの取引をしたい方にもおすすめです。
DMM FX
DMM FXは口座開設数80万口座以上を記録する人気のFX口座です。
スプレッドの狭さや最低取引単位などがGMOクリック証券と似通っていて、DMM FXもインターネット業界の複数の分野で事業を展開しているDMMグループのサービスの1つに位置しています。
他の事業で高い知名度を持つようなサービスの展開に成功していると、それだけ口座開設する側からしたら安心感を持ってサービスを利用できる印象が持たれやすいです。
そのため、口座開設数がかなり多い人気のサービスになっていると考えられます。
また、DMM FXは24時間のサポート体制がしっかりと出来上がっています。
FXは障害やその他トラブルで取引ができなくなると、場合によっては大きなリスクを負うことになります。
しかし、24時間のサポート体制が敷かれていることで、トラブルが起きてもすぐに相談でき、すぐに解決できる可能性が高いです。
電話やメールはもちろん、LINEからでも気軽に連絡できるため、誰でもかなり安心感を持ってFXの取引が行えます。
他にも、LINE FXほどのスピード感ではできなくても、スマホでスピード本人確認で本人確認書類を提出したら、最短1時間で審査が完了して口座開設が完了します。
なるべく早く口座開設をしてすぐに取引がしたい方もDMM FXを検討してみてください。
まとめ
FX取引はリスクの高いイメージがあり、投資が一般化し始めている今でも悪いイメージを持っている方も多いです。
しかし、ロスカットやレバレッジ取引の上限などをうまく考えて取引すれば、十分に稼いでいける投資方法です。
その認識を持ってFX口座の開設に進みましょう。
そして、FX口座の開設を検討する中で、スプレッドの狭さや最低取引単位、手数料など口座選びで意識すべきことはいくつもあります。
さらに、口座が決まって口座開設の申し込みをする際にも、使える本人確認書類の種類など注意事項がいくつもあります。
本記事を参考にして、自分に合ったFX口座を選び、スムーズに口座開設まで進めるように注意しながら手続きを進めていきましょう。