2025年 9月号【148号】4面 お仕事探検(診療放射線技師 中崎夏美さん)
2025年10月08日
さまざまな職業で活躍する人に、仕事の魅力ややりがいなどを伝えてもらうコーナーです。
今回は「診療放射線技師」の中﨑夏美さんです。
◎職種
診療放射線技師
◎氏名
中﨑 夏美(なかざき なつみ)
◎年齢(9月時点) 40歳
◎勤務先
公益財団法人ヘルスサイエンスセンター島根
どんなお仕事をしているのですか?お仕事の内容を教えてください。
お医者さんの指示のもと、放射線を使ってレントゲンやCT(コンピューター断層撮影)で体の中の写真を撮る仕事です。
今は検診施設で、主にマンモグラフィ検査(乳がんを見つける検査)やMRI検査(強い磁気と電波を使って体内の画像を撮影する検査)をしています。
なぜこのお仕事をしようと思ったのですか?
お母さんが看護師だったため、子どものころから医療の仕事に興味を持っていました。高校生の時に病院での看護体験に参加し、いろいろな医療の仕事現場を見学させてもらいました。
CT検査を見学した時、モニターに横断像(※1)が表示されるのを見て、とても興味を持ち診療放射線技師の仕事にあこがれを感じました。
(※1)人の体を横に切った場合の切り口(断面)画像。
お仕事をする中で、気を付けていることはありますか?
検査を受けられる方が安全に安心して検査を受けられるように、検査の前に問診(※2)や説明をしっかりと行っています。
検診で病気が早く見つかるように、できるだけきれいで見やすく、分かりやすい写真を撮影できるように気を付けています。
(※2)症状や健康状態に関することをよく聞くこと。
大変なことは何ですか?
検査数が多い日は大変だと感じます。特にマンモグラフィの撮影は気配りすることも多いので気疲れもしますし、体力も使います。
このお仕事をして良かったな、と思うことはどんな時ですか?
自分の撮影した写真で病気が早く見つかった時は、本当に良かったな、と思います。また、検査後に、楽に検査ができたとお礼を言われた時です。
将来、このお仕事に就くために必要なことを教えてください。
家族や友だちとの会話や遊びを大切にしてください。医療の仕事をするには、人への思いやりがとても大切です。また、お医者さんや看護師さんなど、いろいろな職種の方とチームとなり、協力して仕事をするので、コミュニケーションも大切になってきます。
今後、挑戦してみたいことや目標などがあれば教えてください。
もっと役立つ写真を撮るために、病気やケガについての勉強をして、検査を受けられる方への声掛けや撮影方法の工夫をしていきたいです。
お仕事上でのエピソードを一つ教えてください。
私が撮影した画像によって乳がんが早期に見つかった人が、その後手術や経過観察を経て、また検査に戻ってこられることがありました。健康に普通に生活しておられたので、とてもうれしくなりました。
出雲の小学生たちへのメッセージ
私は高校生の時にこの仕事を知り、興味を持っていっぱい調べて、今こうしてこの仕事をしています。どんなお仕事でも、興味を持っていっぱい調べてみてください。
また、どんなお仕事でも助け合いや思いやりが大事です。学校でも、みんなと仲良く、助け合いの気持ちを忘れないでくださいね。
〈写真:撮影した画像を確認している様子〉












