神楽と能の共演など/来月1日「夕刻かがり火舞」/雲南・木次健康の森
2024年05月31日
雲南市木次町西日登の木次健康の森で6月1日、「おろちの里夕刻かがり火舞」と題し、同市吉田町深野の「深野神楽保存会」の神楽上演などがある。午後5時開場、午後5時半開演。入場無料。
同イベントは、「斐伊川夕刻かがり火舞」として、木次町内の斐伊川河川敷を会場に2007年に始まり、市内外の神楽団体が出演し毎年開かれていたが、14年の第7回が中止となって以降、実行委員の高齢化などで途絶えていた。新たなメンバーを加え、再び開催しようとの機運を受け、11年ぶりに再開の運びとなった。
当日は、深野神楽保存会の「清目」で開演。深野神楽こども教室の「八俣大蛇」、同保存会の「国譲」、仁多乃炎太鼓(奥出雲町)の和太鼓演奏があるほか、国内外で活動する能楽師、安田登氏(千葉県出身)がゲスト出演し、安田登一座の「伊邪那岐命(イザナギノミコト)冥界下り」が上演される。同一座と深野神楽保存会による神楽と能の共演による「磐戸」もある。
少雨決行。問い合わせは同実行委員会事務局(電話0854・75・0312)へ。
<写真:チラシより>