チラシより 全盲の美術鑑賞者で写真家の白鳥健二さんがどうやってアートを見るのか。友人たちと言葉をつむぐことによって美術を鑑賞する日々を描いた映画「目の見えない白鳥さん、アートを見にいく」が3月23、24日、出雲市と安来市で上映される。島根では初開催。
 恋人とのデートを機に美術館を訪れた白鳥さん。作品の前で語られる言葉に「全盲でもアートを見ることができるのでは」と思い、自らあちこちの美術館に行く。そして、自由な会話を通じてアートを鑑賞するという方法にたどり着く。
 全盲の美術鑑賞者の20年を振り返り、白鳥さんと友人、出会った人々とその会話を追ったドキュメンタリー映画となっている。
 東京ドキュメンタリー映画祭2022長編部門入選、第37回水戸映画祭招待作品、第36回高崎映画祭特別招待作品。
 上映は、3月23日は出雲市佐田町反辺のスサノオホールで午前10時からと午後2時から。同24日は安来市広瀬町布部の布部交流センターで同時刻から。入場料は1000円、中高生600円、小学生以下無料。主催は「しろいとり@しまね実行委員会」。NPO法人スサノオの風協力。 

<写真:チラシより>