松江市立病院(松江市乃白町)は、9月15日、同病院でがん市民公開講座を開催する。テーマは「遺伝性がんと知ることでできたこと。決断できないこと」。遺伝性がん体験者らでつくっているNPO(特定非営利活動法人)クラヴィスアルクスの太宰牧子理事長が自らの闘病体験を基に講演するほか、同病院がんセンターの大石徹郎センター長が遺伝性がんを広く知ってもらう必要性を説明する。受講定員は先着順で80人。入場無料。参加申し込みは、電話0852・60・8000、ファクス0852・60・80045、メールkoho@matsue-cityhospital.jp。
 また「遺伝性がん当事者からの手紙」の写真パネル展が9月6日から22日まで同病院で開かれ、6日から15日までは同病院がんセンター、16日から22日までは本館2階を会場とする。