チラシより 出雲市園町の宍道湖グリーンパークは、マガンとコハクチョウの宍道湖西岸への初渡来日の予想を募集している。渡来日を当てた人全員にオリジナルクリアファイルが贈られる。
 マガンやコハクチョウは、日本で冬を過ごすために来る渡り鳥。夏の間は北で繁殖し子育てをし、秋になると食べ物が豊富で安全に過ごすことができる場所で越冬するため数千キロメートルを移動して渡ってくる。宍道湖や中海は集団越冬地の一つ。
 国の天然記念物マガンは全長約72センチ、翼を広げると約150センチ。成鳥は白い額、腹の黒い模様、オレンジ色のくちばしと足が特徴。コハクチョウは全長約120センチ、翼を広げると約200センチ。黒いくちばしが特徴。
 渡来予想日の応募は、同パークの野鳥観察舎2階にある専用用紙で。初渡来日は宍道湖西岸一帯を対象エリアとし、同パークのスタッフが確認した日とする。結果は野鳥観察舎とホームページで発表する。応募期間はマガンが9月4日まで。コハクチョウは9月6日から同30日まで。
 昨年の初渡来日は、マガンは9月29日、コハクチョウは10月9日だった。同パークでは過去の渡来日を紹介している。
 問い合わせは同パーク(電話0853・63・0787)まで。

<写真:チラシより>