チラシより 出雲市古志町の可燃ゴミ処理施設「出雲エネルギーセンター」で22日、同センターの見学会とごみの減量などについて考えるドキュメンタリー映画の上映会が開かれる。NPO法人かえる倶楽部の主催。
 同センターは昨年4月に稼働。この日は、可燃ごみがどのような流れで処理されていくのかを見学し、映画「ゼロ・ウェイストPLUS~持続可能な暮らし」(白鳥哲監督)が上映される。
 同映画タイトルにある「ゼロ・ウェイスト」は、焼却も埋め立てもせずに、ごみや無駄を限りなくゼロに近づけようとする手法。限りある資源を節約し枯渇させない仕組みを目指す考え方で、多くの自治体が取り組み始めている。
 同映画は、事例を交えたドキュメンタリーで、日本で初めてゼロ・ウェイストを宣言した徳島県上勝町を紹介。小さな町がどのようにして〝ごみゼロ〟に挑戦しているかをまとめた。個人や宿泊施設の取り組みや微生物技術を活用したごみ処理場の取材から、持続可能な暮らしの在り方を問うている。
 入場無料で、午前の部は9時30分から11時45分。午後の部は13時30分から15時45分。定員は各回40人。
 申し込み、問い合わせは、20日までにNPO法人かえる倶楽部(電話0853・25・7003、受付時間平日10時~17時)へ。

<写真:チラシより>