若手農家に聞いてみよう

 出雲市内で農業経営をしている若手専業農家の声が聞ける特別相談会「新規就農相談フェア」が5日午後2時から同4時まで、同市今市町の同市役所1階くにびき大ホールで開かれる。「出雲の農業を考える会」(坪内雅会長)の主催で、初めての実施。
 同会は、市内の専業農家を中心とした任意団体。認定新規就農者など18人で構成。慣行栽培から無農薬栽培まで幅広い農家が参加し、農業を始めたい人を対象に、就農に向けてのアドバイスを行っている。
 今回の相談会では「新規就農したい」「農業のアルバイトをしてみたい」など、農業に関心はあるが、周囲に相談できる農家がいないという人の、農業に対する疑問や悩みに、20代から50代の同会の会員が答える。対象作物はブドウ、カキ、アスパラガス、トマト、水稲など。
 同会員のカキ農家・小松正嗣さん(41)は「新しく始めたい人に、新規就農者としての経験を伝えたい。農家自身の生の声を聞きにきてほしい」と、話している。
 事前申し込みは不要。問い合わせはメールで(izumo.no.nougyou@gmail.com)へ。