福神祭は今年も神職のみ/出雲大社
2023年01月06日
旧暦元旦に出雲大社が行う今年の「福神祭」は1月22日、午前9時から神職のみで行う。
例年、同祭は旧暦元旦の午前1時に神楽殿で行われる。前夜から1000人にのぼる信者がこもる中、午前1時を期して祭典が始まり、出雲大社教の管長が講話で締めくくる。祭典が終わると信者は、神楽殿内に張り巡らされた注連縄(しめなわ)の紙垂(しで)を取り合う。紙垂は悪病・災難などを取り除き、開運招福の御利益があると言われている。
出雲大社によると、例年、祭典後に行っている福授け抽せん会も中止し、参加者に授与している招福御幣(初穂料1000円)は、同祭前日(21日)の正午から午後4時半までと、同祭当日以降は午前8時半から午後4時半まで神楽殿御守所で授与する。