スケッチ旅 大田市内35カ所描かれる

<写真:27日、水彩画「仁摩サンドミュージアム」の前で映る松本さん=大田市仁摩町> 大田市仁摩町出身の環境デザイナー松本修宗さん(70)の水彩画展「ふるさと仁摩・大森銀の道 スケッチの旅」が仁摩サンドミュージアム(大田市仁摩町)で開かれている。2月26日まで。
 松本さんは、幼い頃から自然やアウトドアが好きで高校卒業まで仁摩町で過ごした。西日本短期大学環境デザイン専攻を卒業し、1986年(昭和61年)にM環境設計室(松江市西津田)を設立。ランドスケープデザインや観光レクリエーション計画、河川、海岸環境計画と多方向にわたり活動。美しい郷土づくりや地域活性化を意識しふるさとの風景などを題材に水彩画を描いている。
 会場内には、松本さんが大田市内の各所へ足を運び、風景などを描いた水彩画35点が展示されており、幼少期を過ごした仁摩町内などが繊細なタッチで表現されている。
 松本さんは「地元の人に自分のふるさとを感じてもらったり、新たな発見をしてほしい」と話していた。
 大田市民は期間中入館無料。開館時間は午前9時から午後5時(受け付け終了は4時半)まで。問い合わせは同館(電話0854・88・3776)まで。毎週水曜休館。

<写真:27日、水彩画「仁摩サンドミュージアム」の前で映る松本さん=大田市仁摩町>