<写真:チラシより> 出雲市今市町の「ツドリバ―RO―」で25日、映画「To Which We Belong 君の根は。
大地再生にいどむ人びと」の上映会が開かれる。「大切な種子を守る会」が主催する不定期上映会の第4回目で、県内では初上映。
 「リジェネラティブ(大地再生)」という世界観と出会い、農業・漁業・牧畜を、そして生き方そのものを転換した人びとに迫るドキュメンタリー映画。(2021年、米、89分、英語)監督はパメラ・タナー・ボル、リンゼー・リチャードソン。
 同会の村岡大吾郎さんは、工業的農業がもたらした土壌の疲弊と気候変動について、大地再生のためにできることとは何かを考えるきっかけになる映画だとし、「人びとの暮らしと切り分けることのできないこれからの一次産業のあるべき形や、大切なことは何かを感じていただけたら」と話している。
 上映は午前10時~、午後1時~、3時~の3回で、定員は各回20人。料金は事前予約が1300円、当日1500円。上映会用の駐車場はないため、出雲市駅周辺のコインパーキングを利用する。
 事前予約は、大切な種子を守る会のフェイスブックページからメッセージで行うか、村岡さん(電話080・6346・0757)まで。会場には「シェアシードコーナー」を設け、シェアできる種子の持参を呼び掛けている。

<写真:チラシより>