魔法使いの視点で森を紹介

<写真:雲南市立加茂図書館エレベーターホールに、パネルにした写真などが展示されている> 森林浴ファシリテーターの資格を持つ雲南市加茂町の平井佑佳さんの作品展「森と魔法」が、同町の市立加茂図書館で開かれている。森と森林浴に関心を持ってもらいたいとの思いから、平井さん自ら手掛けた森の写真と絵12枚をパネルにし文章を添え表現している。来年1月8日まで。
 平井さんは同町出身。10歳ごろから、緑のかたまりとして見ていた山が、色と形の違う木々でできていることに気付き、森を好きになったという。今年から、森林浴の案内人を始めた。小さいころからあこがれ続けた「魔法使い」の視点で森を見てみようと、同展を企画した。
 会場には、写真と絵のパネル、小ぶりの額装写真などが並ぶ。それぞれに「森は魔法の源」「魔法の杖の手に入れ方」「森は大きな薬箱」といったタイトルを付け、来場者を森と魔法の世界へ誘う。
 展示時間は、午前10時から午後6時まで。木曜と年末年始(28日から1月3日)休館。問い合わせは加茂図書館(電話0854・49・8739)へ。

<写真:雲南市立加茂図書館エレベーターホールに、パネルにした写真などが展示されている>