震災避難者と支援者交流へ/10日、出雲市でフォーラム
2022年12月04日
東日本大震災による広域避難の現状認識を深めるため「避難者と地域の交流フォーラムin島根」が10日午後1時から、出雲市松寄下町の同市総合ボランティアセンターで開かれる。福島県県外避難者生活再建支援拠点の広島・山口・島根県担当「ひろしま避難者の会・アスチカ」主催。同市総合ボランティアセンター運営委員会など協力。
同会によると震災から11年が過ぎたが、今なお福島県から県内外へ避難している人は約3万人いる。島根県内に避難している人同士や地域の支援団体等との交流を通して、課題の解決や生活再建につなげるのが狙い。
当日は、福島県避難者支援課の職員らが同県の現状を報告。「アスチカ」の三浦綾代表が「想いを形にしてきた11年~今後に向けての想い」と題して講演する。また、近隣の県外支援者による対談や避難者の情報交換・交流会もある。
参加無料で定員30人。オンラインでの参加も可。申し込み、問い合わせは同市総合ボランティアセンター(電話0853・21・5400)