《写真:チラシより》 後鳥羽院伝説の残る飯南町都加賀(つがか)で5月21日、「沖の郷山(おきのごうさん)ふれあいハイキング」が予定されている。飯南町観光協会が企画し、小学生以上を対象に定員25人で参加者を募集している。
 1221(承久3)年の承久の乱で鎌倉幕府に敗れ隠岐に流された後鳥羽院の、諸説ある配流ルートのひとつに「備後北行伝説」があり、同伝説に「沖の郷山」(957メートル)が登場する。沖の郷は、後鳥羽院が山頂から隠岐の島を望んだという言い伝え「隠岐の望(ぼう)」から名がついたと伝わる。
 当日は午前8時45分に同町花栗の道の駅「頓原」に集合。同9時に出発し、登山口までは各自の車で移動。沖ノ郷神社を経て午前10時40分に頂上へ。景色を楽しむなどし、下山。登山口で午前11時50分に解散の予定。参加費2000円(ガイド代、登山保険、お買い物券、おやつ)。参加者には都加賀地区の歴史と文化を掲載したマップをプレゼントする。少雨決行、荒天中止(中止時は2日前の午後3時までに決定)で、予備日は翌22日。
 申し込みは5月14日午後3時までに飯南町観光協会へ電子メールiinantour@gmail.comで、参加者全員の氏名・生年月日など必要事項を知らせる。電話でも受け付ける。問い合わせは同町観光協会(電話0854・76・9050、水曜休み)へ。

《写真:チラシより》