春闘勝利に向けて気勢を上げる組合員ら=17日、松江市御手船場町の労働会館 県内最大の労働団体、連合島根(成相善朗会長、3万1000人)は17日、松江市御手船場町の労働会館で地方委員会を開き、今年の春闘方針と今夏の参院選基本方針など4議案を原案通り承認。「島根に働く労働者すべての処遇改善を目指す」とした春闘開始宣言を採択した。
 春闘方針では、定期昇給2%に基本給を引き上げるベア4%を合わせて6%以上、金額にして1万5400円以上の賃上げ要求基準を承認。1990年に連合島根結成以来、最高となった昨年春闘による賃上げ実績4・55%、1万425円を上回る過去最高の要求水準となった。2月中に各組合が要求提出、3月下旬から4月初めを闘争のヤマ場とみている。
 参院選では、鳥取・島根合区選挙区(改選数1)に連合島根推薦の候補者を擁立することを確認。3月中に両県の立憲民主、国民民主両党と協議のうえ候補者を決定する。前回2022年の参院選では立憲民主党公認の村上泰二朗氏を推薦したが、落選した。
 あいさつで成相会長は「賃上げを上回る物価高で生活は圧迫されている。目の前の物価高だけでなく将来の医療・年金の制度を維持するためにも継続的かつ大幅な賃上げが必要」と訴えた。

<写真:春闘勝利に向けて気勢を上げる組合員ら=17日、松江市御手船場町の労働会館>