県統計調査課が公表した松江市の7月の消費者物価指数(2020年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合で108・1で前年同月と比べて2・3ポイント上昇した。全国の上昇率2・7%を下回ったが、前年同月比上昇は34カ月連続。電気代に対する政府の補助金が7月請求分は打ち切られたのが響き、生鮮食品を含めると、猛暑の影響で野菜や鮮魚の値上がりが台所を直撃した。
 生鮮食品を含めた主な項目別では、前年同月(以下同じ)と比べて生鮮魚介が17%上昇したのを最高に、電気代14%、被服関連サービス9%、生鮮野菜9%、書籍・他の印刷物8%、家事雑貨、肉類各7%、生鮮果物6%など。
 猛暑の影響でイワシやイカなどの魚介類やジャガイモなど野菜類が値上がりしたほか、政府の補助金がなくなった電気代が大幅に上がった。電気代補助については8月使用分から再開される。
 東京など都市部ではコメが店頭から消えるなど品薄となり、値段も上がっているが、松江市ではコメを含めた穀類の価格は0・9%の上昇にとどまっている。今後のコメ価格について農林水産省は、新米が出回る9月以降になると、落ち着いてくるのではとみている。
 物価上昇への寄与度では、食品が圧倒的に大きく次いで電気代が生活を圧迫。生活に身近な食品主導の物価上昇が続いている。
 今後の見通しについて同課は「7月の電気代は、政府補助が始まる直前の2023年1月の水準まで値上がりした。エネルギー価格の推移と生鮮食品を中心に猛暑の影響がどこまで続くかに注視していきたい」としている。