求人倍率2カ月ぶりに低下/新規求人14カ月連続減少
2024年06月02日
島根労働局(岩見浩史局長)が5月31日公表した県内の有効求人倍率は1・45倍で前月に比べ0・06ポイント低下した。前月比低下は2カ月ぶり。全国の1・26倍を上回り、都道府県別では9番目の高さとなった。一方で新規求人数はこのところ減り続け、2021年5月以来約3年ぶりの少なさとなっている。
有効求人倍率は、1人の求職者に対し何人の求人があるかを示した数値。数値が大きいほど職を求めている人にとって有利となる。 4月の有効求人数は前月より716人(4%)減って1万7238人。これに対し、有効求職者数は同46人(0・4%)減の1万1861人。前年同月と比べた就職件数は20件(1・9%)増えて1071件。
主な産業別の新規求人数は、職業紹介や人材派遣などのサービス業が前年同月(以下同じ)と比べて3%増の1083人となったが、建設業が20%減の563人、製造業512人、宿泊・飲食業486人とそれぞれ9%減、卸・小売業7%減の766人など主要業種で減った。
前年同月と比べた新規求人数は14カ月連続で減少し、21年5月の5545人以来の水準となった。これについて同局は「いくら求人を出しても応募がないため、求人側がより魅力的な求人内容に絞り込んだせいでは。人手不足に変わりはない」としている。
地域別の求人倍率では、隠岐の島2・15倍を最高に、益田1・63倍、川本1・42倍、雲南1・35倍、松江1・34倍、浜田1・23倍、出雲1・20倍、安来1・17倍、石見・大田1・14倍の順。
今後の見通しについて同局の岩見局長は「物価高や円安の影響を注視していきたい」と話している。












