件数 負債総額とも今年最大/帝国データ4月の県内企業倒産
2024年05月10日
民間信用調査会社、帝国データバンク松江支店が公表した今年4月の県内の企業倒産は、6件、負債総額5億1800万円で、前月に比べ件数で4件、負債総額は8倍以上に増え、件数、負債総額とも今年に入って最大となった。県内の企業倒産は、今年1~3月は落ち着いていたが、ここにきて急増し、原材料高やコロナ関連融資の返済本格化も相まって先行きが懸念されている。
4月の県内倒産の原因は、いずれも販売不振。業種別では、小売業、サービス業各2件、建設、運輸・通信各1件。このうち、事業を停止した破産5件、会社を解散する特別清算1件。
4月の倒産で最も負債総額が大きかったのは、浜田市内でボウリング場やカラオケ店を経営していた浜田昭石の3億9400万円。負債額としては今年最大となった。元々ガソリンスタンドを経営していたが、ボウリング場やカラオケ店などサービス事業を展開。これらの事業を関連会社に譲渡したうえ、特別清算して解散した。
今後の見通しについて同支店は「県内には小規模企業を中心にコロナ対策のゼロゼロ融資を受けているところが多い。返済が本格化するにつれ資金繰りを圧迫されるため、経営に行き詰まるところが増えるのでは」とみている。












