山陰合同銀行(本店・松江市魚町、山崎徹頭取)は、預金金利を4月1日から引き上げると発表した。日銀のマイナス金利政策解除に伴うもので、同行として預金金利を引き上げるのは、2007年以来14年ぶり。
 普通預金は、現在の0・001%から20倍の0・02%に引き上げる。定期預金は1、3、6カ月、1年物は0・002%から12・5倍の0・025%、3年物は0・002%から75倍の0・15%とする。
 定期預金金利については長期金利との見合いで昨年12月から5年物と10年物を引き上げており、日銀の大規模金融緩和で続いたゼロ金利から「金利のある世界」に移行しつつある。
 住宅ローンなど貸出金利については「市場の動向を見極めながら検討していく」としている。