県統計調査課が24日公表した松江市10月の消費者物価指数(2020年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合で105・9と、対前年同月比で、3・6%上昇した。前年同月比上昇は25カ月連続。全国の上昇率2・9%を上回ったのは、同市では昨年10、11月物価対策として水道料金を無料としたことによる反動のため。
 水道料金を除き生鮮食品を含めた項目別では、前年同月と比べ乳卵類の23%を最高に、室内装飾品16%、生鮮果物16%、寝具類13%などがそれぞれ上昇。。逆に値下がりしたのは、電気代の19%を最大にガス代17%、生鮮魚介9%、家賃1%など。
 値上げのへの寄与度では食品が圧倒的に大きく、食品主導の物価上昇が続いている。