園児が啓発グッズを配って安全運転を呼び掛けた=27日、出雲市大社町の県立浜山公園 出雲市交通安全協会大社町連合会(森山延夫会長)が同市大社町北荒木の県立浜山公園敷地内で27日、町内の関係機関や団体などと連携し、交通安全啓発を行う「大社町交通安全ご縁村」を実施した。
 秋の全国交通安全運動の取り組みの一環で行われ、コロナ禍となって以降取りやめていた、ドライバーと対面での啓発は4年ぶりとなった。
 ご縁村は、同連合会のほか、大社ライオンズクラブやセーフティ・大社運動実行委員会、大社町連合婦人会、荒木地区自治協会、こぐま保育園、出雲市交通安全協会、出雲市役所大社行政センター、出雲警察署が実施。交通安全について書かれた啓発チラシや夜光反射材などの啓発グッズ100セットを用意した。
 子ども用の制服を着た園児たちは、ドライバー一人一人に啓発グッズを手渡し、「気を付けてください」などと安全運転を呼び掛けた。
 森山会長(85)は、「皆さんがルールを一つずつ守ることが大切。大社の人も、大社を訪れた人も十分気を付けていただき、安全な地域にしていきたい」と話した。

<写真:園児が啓発グッズを配って安全運転を呼び掛けた=27日、出雲市大社町の県立浜山公園>