県統計調査課が公表した今年4月の毎月勤労統計調査によると、従業員5人以上の県内事業所の現金給与総額は、24万3797円で前年同月に比べ2・1%上昇した。全国平均を4万円以上下回ったが、前年同月比上昇は4カ月連続。物価高騰の影響で実質賃金は下がり続けている。
 現金給与総額の主な業種別内訳では、情報通信業の32万4621円を最高に、建設業30万8391円、運輸・郵便業30万6452円、学術研究・専門・技術サービス業29万688円、金融・保険業28万5943円、製造業26万8244円、医療・福祉23万3010円、卸・小売業22万300円、宿泊・サービス業9万9071円など。
 正社員を中心とする一般労働者の平均現金給与総額29万9371円に対し、パートタイム労働者は9万9043円だった。
 現金給与総額で2020年を100とした実質賃金指数は、81・6で前月から3・8ポイント低下、物価高の加速で実質賃金の目減りは大きくなっている。
 月間の1人平均の総実労働時間は、146・2時間で前年同月と同じだったが、全国平均を5・4時間上回った。