しまね信用金庫(本店・松江市御手船場町、藤原俊樹理事長)は28日、松江市千鳥町のホテル一畑で通常総代会を開き、2023年3月期(2022年4月~23年3月)決算案など5議案を原案通り承認した。
 23年3月期決算によると、売上高に相当する経常収益は、22年3月期に比べて0・5%増の18億6600万円、税引き後の当期純利益は、同92・4%増の2億7200万円。2期連続で増収増益となった。
 貸出金利息収入は横ばいだったが、債券を中心とする有価証券利息配当金が増える一方、前々期の22年3月期に大型倒産によって大幅に増えた貸倒引当金など与信費用が反動で減った。
 本業のもうけを示すコア業務純益は、30・3%増の4億2000万円。経営の健全性を示す自己資本比率は、0・24ポイント低下して9・83%、貸出金など与信総額のうち、回収が滞るなど不良債権が占める比率は、3・77%と0・53ポイント高まった。
 期末の預金残高は、2・4%増の1246億4500万円、貸出金残高は0・2%減の678億5900万円。
 24年3月期の業績予想では、経常収益は前期から横ばい、純利益は2億3000万円見込んでいる。
 役員人事では、藤原理事長、山田健嗣常務理事、久保田徴常勤理事をそれぞれ再任、藤原真一執行役員法人営業部長を常勤理事に昇任、宮崎健常勤理事が常勤監事に転じ、和田守裕司常勤監事は退任した。いずれも6月28日付発令。