出雲市は「IT企業拠点開設トライアル助成金」制度を新設する。27日、市議会環境経済委員会で明らかにした。
 新制度の目的は▽パルメイト出雲(同市今市町)に11月オープン予定の「IT企業スタートアップ支援施設」への、市外IT企業の入居を促進▽スタートアップ企業に限らず、すでに市外で実績のある企業も含めて、同市での事業展開に関心を持ち、拠点(事務所)開設を検討するIT企業の進出を促進▽市内企業とのマッチングなどと並行して支援することで、本格的な拠点開設につなげる─の3つ。
 市内に新たに拠点を開設する市外のIT企業が対象。助成要件は▽開設するオフィスで6カ月以上継続して事業を実施する計画があること▽事業計画が他の立地に関する助成金を受けていないこと。
 新制度は、パルメイト出雲にできる「IT企業スタートアップ支援施設」だけでなく、市内貸事務所へ拠点開設する場合も対象。お試し拠点開設を促進し、従業員の生活拠点も支援することが特色。「お試し拠点開設支援」として、事業所の家賃、備品購入費、インターネット利用料、業務に利用する航空運賃の3分の1を年間30万円まで、「生活拠点支援」として住居の家賃の3分の1を年間20万円まで助成する(いずれも2年間)。
 新制度の施行は2023年8月1日。