県統計調査課が19日公表した今年4月の松江市の消費者物価指数(2020年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合で105と前年同月と比べて3・8%上昇した。全国平均3・4%を上回り、前年同期比で19カ月連続で上昇した。
 政府の物価対策による電力会社への補助金で値上げが抑制されてきた電気代は、6月以降は値上げが予定されており、今後幅広い品目でインフレ状態が加速、家計を圧迫しそうだ。
 生鮮食品を含めた項目別では、前年同期比(以下同じ)で家具・家事用品の13・2%を最高に食品9・2%、被服・履物2・8%、保健医療2・6%、交通・通信費2・6%それぞれ上昇。これに対し、電気代を中心とする光熱・水道代は1%低下。うち電気代は4・1%値下がりした。
 このうち冷蔵庫やエアコンなど家庭用耐久財が21・1%上昇。特に冷蔵庫は1年前に比べ2倍近くになり、フライパンや寝具なども50%以上値上がりするなど身の回りが値上げ攻勢にさらされている。
 食品では、乳卵類18・1%を最高に、油脂・調味料13・4%、生鮮魚介11・6%、調理食品10・6%、菓子類10・2%など軒並み2けたの上昇で、食卓を直撃している。電気代については中国電力が家庭向け規制料金を6月から26%値上げする。
 同課は「物価の先行きについては見通せないが、4月に限ると、41年ぶりの上昇幅となるなど目が離せない状況となっている」と話している。