島根県統計調査課が公表した今年2月の県景気動向指数(2015年=100)は、景気の現状を示す一致指数で73・2と前月を5・9ポイント上回り、4カ月ぶりに上昇した。企業の新規採用や鉱工業生産指数が上昇したのが主因。
 この結果、県は2月の県経済動向を「一部に弱い動きがみられるものの、持ち直しの動きがみられる」として3カ月ぶりに上方修正した。
 景気動向指数の項目別では、7項目のうち実質百貨店・スーパー販売額、有効求人倍率を除く5項目が上昇。このうち鉱工業生産指数は、前月の落ち込みからの反動もあって鉄鋼や汎用機械などの生産が伸びた。労働投入量も新規採用などで増え、県内の空港利用者数も3カ月ぶりに増加した。
 指数を押し上げた寄与度は、労働投入量が最も大きく、次いで鉱工業生産指数、生産財生産指数など製造業の回復が貢献している。 今後の見通しについて同課は「海外経済の減速で落ち込んでいた製造業が持ち直していることから、少し回復していくのでは」としている。