山陰合同銀行(本店・松江市魚町、山崎徹頭取)は、新型コロナの影響を受けている事業者と個人を対象とした特別融資の取扱期間を当初の今月末から9月30日まで延長する。合わせて融資の条件変更手数料を無料にする期間も9月30日まで延ばす。
 事業者向けの「新型コロナ対応特別資金」は無担保無保証。金利1~1・5%で最大5000万円まで融資し、返済期間は据え置き1年を含め最長10年。融資期間1年以内は、借りた時の金利が返済が終わるまで同じ固定金利、1年を越えると、その時々の金利情勢に応じて変更される変動金利が適用されている。
 個人向けの多目的ローンである「コロナ対策特別資金」は、50万円を限度に5・5%の変動金利を適用している。自動車購入や教育資金など使い道が限定されたローンを除くフリーローンの金利は最高14・5%。コロナ下での生活支援のため、特に資金使途を限定せず通常金利より低い金利で貸し出している。
 事業所、個人向け特別融資とも新型コロナの感染拡大が本格化した2020年3月から国や県の制度融資とは別に、銀行独自で取り扱いを始めたが、コロナ禍の影響は残っているとして取り扱いの延長を決めた。
 既に借り入れている融資の返済期間など条件を変更するためには事業所、個人向けとも通常は3300~1万1000円の手数料が必要だが、これらの手数料も9月末まで無料とする。