外国人労働者過去最多/島根労働局
2023年02月03日
出雲は減少
島根労働局(宮口真二局長)が公表した県内の事業所で働く外国人労働者は、昨年10月時点で4613人と前年同月に比べて0・5%増え、事業主に届け出を義務付けた2007年以降最多となった。10年間で2倍以上に増加し、県内の人手不足を外国人労働力で補おうとする事業所の姿勢を浮き彫りにした。
外国人を雇用する県内事業所も814か所と前年同期比4・6%増え、こちらも7年以降最も多くなった。
国別では、最も多いブラジルが1364人と全体の3割を占め、次いでベトナム1120人、中国600人、フィリピン562人などの順。ただ、ブラジル以下上位3か国は前年比で減少する一方、インドネシア(前年比63%増)、フィリピン(前年比11%増)の増え方が目立つ。専門的な技術者を中心に、アメリカやイギリスなどG7と呼ばれる先進国とそれに並ぶオーストラリアやニュージーランドなどからの人材も134人と前年と比べ2割近く増えている。
産業別の就業先では、製造業が全体の3割以上を占め、次いでサービス業、卸・小売業、建設業、宿泊・飲食サービス業など。
ハローワーク管内ごとにみた地域別では、出雲が2128人、全体の46%と半数近くを占め、次いで松江1154人、浜田615人などの順。前年と比べた増加率は、浜田8%を最高に松江7%、雲南6%それぞれ増加。逆に大田は12%、益田5%、出雲は3%それぞれ減少した。
日本に滞在する在留資格については、日本人を配偶者に持つなど「身分の基づく在留資格」が43%に当たる2002人。次いで技能実習1549人となっているが、専門的・技術分野の在留資格を持つ人が562人と前年から3割以上増えている。留学生のアルバイトなど資格外活動も400人と4割近く増加。
外国人労働者を受け入れる県内事業所も広がり、12年に408か所だったのが昨年は2倍になった。同局は「コロナ禍による入国制限も緩和されており、県内で深刻化する人手不足を外国人労働者の受け入れで補おうとする企業が増えているようだ」と話している。












