2カ月連続で上昇/県内鉱工業生産指数
2022年09月23日
工場操業正常化が主因
島根県統計調査課が21日公表した7月の県内の鉱工業生産指数(2015年=100,季節調整済み)は、速報値で94・4と前月と比べて3・4%上昇し、2カ月連続で前月を上回った。新型コロナ感染拡大に伴う中国・上海のロックダウン(都市封鎖)が解除されたことにより部品などの供給制約が緩和され、工場の操業が正常化したのが主因。
16ある業種のうち、医薬品など化学工業の30・5%を最高に、プラスチック製品12・9%、輸送機械12・2%など9業種がそれぞれ前月に比べて上昇。逆にパルプ・紙・紙加工品24・3%、電気機械・情報通信機械13・5%、食料品・たばこ9・9%など7業種がそれぞれ低下した。
上昇に最も寄与したのは、電子部品・デバイス47・2%。次いで化学工業43・3%、鉄鋼・非鉄金属36・6%など。
鉱工業生産指数は、景気の現状を敏感に反映する指標。県内では、新型コロナ禍で20年春に急激に落ち込んだ反動で20年後半から21年前半にかけて急回復したが、その後は一進一退を繰り返している。
今後の見通しについて同課は「全国的に部品調達が正常化したこともあって、この2カ月は生産が上向いたが、県内に限ってみると、先行きは分からない」と話している。












