大手の民間調査会社帝国データバンク広島支店が12日に発表したリポートによると、中国5県に本社を置く企業の中で、正社員の「人手不足」感を持っている県内企業の比率は5県平均より3・2ポイント高い53・8%で岡山県(55・7%)に次ぐ2位だった。
 一方、厚生労働省が8月30日に発表した今年7月の「有効求人倍率(季節調査値)」は全国1・29倍に対して島根県は1・78倍と全国2位となっている。
 同支店は、春以降、行動制限が撤廃されて幅広く経済活動が持ち直し、外国人労働者の入国制限が緩和されてきているものの、生産年齢人口(15~64歳)の減少で「人手不足」感はコロナ前の高い水準に戻りつつあると指摘。慢性的な人材不足が続く「運輸」「建設」「介護」に加え、「観光」「宿泊」「飲食」などの業界では、需要の回復に伴って「人手不足」感がさらに強まることが予想されるとしている。