現金給与総額5カ月連続減/勤労統計調査
2022年08月04日
物価高で実質賃金目減り
県統計調査課が公表した今年5月の県の毎月勤労統計調査によると、県内事業所(従業員5人以上)の1人当たり現金給与総額は、平均で23万6265円で、前年同月と比べて1・4%減少した。5カ月連続で減少し、全国の金額を4万円以上下回った。
業種別では、建設業の32万8325円を最高に情報通信31万3円、複合サービス28万8895円、金融・保険28万8847円、運輸・郵便27万5251円、製造業26万4099円など。就業形態別では、一般労働者28万6856円に対し、パート労働者は9万3425円。男性28万6683円、女性17万9842円だった。
物価上昇分を差し引いた実質賃金は、2020年を100として82・5と2カ月連続で低下。最近の物価上昇を反映して昨年以降ボーナス月を除いて100を下回り、実質賃金は下がり続けている。
常用雇用者数は、前年同月比0・6%増の23万9785人。このうちパート労働者が占める比率は26・2%で前年同月比0・1ポイント上昇。月間総実労働時間は134・3時間で、残業時間を中心に前年同月と比べて2・7%減少し、6カ月連続して減った。
5月の現金給与総額が減った原因について同課は「常用とパート労働者が増えたことが考えられる。実質賃金の低下は物価高が影響している」と話している。












