減収減益も本業好調/島根中央信金決算
2022年06月22日
島根中央信用金庫(本店・出雲市今市町、福間均理事長)は21日総代会を開き、2022年3月期(21年4月~22年3月)決算案を承認した。預金、貸出金とも順調に伸びたが、投資信託など有価証券関連益の減少などで21年3月期に比べ減収減益となった。
売上高に相当する経常収益は、2・5%減の45億9900万円。21年3月期の収益を押し上げた投資信託解約益を計上しなかったことなどが主因。最終的な損益を示す当期純利益は24%減の8億200万円。貸出など本業部門の業績を示すコア業務純益は9・4%増えて9億6800万円と4期連続の増益となった。
預金残高は8・1%増の2620億円、貸出金残高は4・1%増の1466億円。ともに過去最高に達した。預金は定期預金に金利を上乗せした効果が表れ、貸出金は住宅ローンが伸びた。
大口取引先の経営悪化に備えて引当金を積み増したため、不良債権に備える与信費用は増加した。減収減益となったが、同程度の資金規模の信用金庫としては利益水準は高い。 田中敏行専務理事は「縮小均衡に陥ることなく積極的な対面営業を展開したことが、金融機関の基礎体力を支える預貸金の伸びにつながった」と話している。
23年3月期の業績予想では、店舗建設費用の増加などで経常収益は15・1%減の39億300万円、純利益60・6%減の3億1500万円を見込んでいる。












