石油価格を調査している石油情報センターによると、24日時点の島根県内のレギュラーガソリン平均価格は、1リットルあたりの店頭価格168・7円が3・3円上昇し172円に。灯油は、18リットルの店頭価格2015円が63円上昇し、2078円となった。
 26日、出雲市内のガソリンスタンドでは、「石油元売りへの補助金が出されることは知っているが、いつ小売りへ還元されるかは分からない」と、話した。
 また、デラウエアの栽培ハウスの加温が始まる中、出雲市内の栽培農家の1人は灯油価格に関し「厳しいがいろいろな補助金で凌いでいる」と話した。また、JAしまね出雲地区本部によると前回、燃油への補助金を行ったのは、2008年。同本部の責任者は「今回も同程度の価格帯となっている」と、話した。