ゆうちょ銀行でお金を借りる。自動貸付とは?

急にお金が必要になったとき、救世主となってくれるのが貸付制度です。

消費者金融のカードローンやクレジットカードのキャッシングなど選択肢は色々ありますが、ゆうちょ銀行の口座を持っていると『ゆうちょ銀行なら安心感もあるし借り入れできないかな……』と、考える方もいるのではないでしょうか。

ゆうちょ銀行は条件を満たしていればメリットを感じやすい貸付制度を用意してくれています。

今回はゆうちょ銀行でお金を借りる=ゆうちょ銀行の自動貸付について解説していきます。

ゆうちょ銀行(郵便局)でお金を借りることができる

ゆうちょ銀行(郵便局)でお金を借りることができる

ゆうちょ銀行でお金を借りることはできます。

ただし、消費者金融のカードローンのようにいつでも誰でも相談しやすい……という制度ではなく、特定の条件を満たす必要があるので、該当しない方にはハードルが高いともいえます。

■ゆうちょ銀行でお金を借りる方法■

  • 1:審査不要の自動貸付を利用する
  • 2:ゆうちょ銀行のクレジットカードを使ってキャッシングする

お金を借りる2つの方法

ゆうちょ銀行でお金を借りるには、上記の2つの方法があります。

『銀行』ではカードローンの取り扱いをしているのが一般的ですが、ゆうちょ銀行については対応していません。

以前はスルガ銀行の仲介としてカードローンの取り扱いもしていましたが、現在では終了しているので、ゆうちょ銀行でお金を借りるなら上記でご紹介した2つの方法のどちらかを選んで利用する形になります。

それぞれの借り入れ方法について確認していきましょう。

1:自動貸付

ゆうちょ銀行の自動貸付は、申込や審査が不要でお金を借りることができるサービスです。

即日引き出すこともできるので、とても便利です。

ただし、利用するには条件を満たす必要があります。
その条件について以下で見ていきましょう。

ゆうちょ銀行との契約を担保にお金を借りられる自動貸付け

ゆうちょ銀行の自動貸付は、ゆうちょ銀行の定期貯金or定額貯金を担保にしてお金を借りられるというサービスです。

消費者金融や他の銀行のカードローンを例に考えてみると、申込⇒審査⇒手続き⇒借り入れという流れを踏みますよね?
借り入れできる限度額は審査によって決まります。

それに対してゆうちょ銀行の自動貸付は、定期貯金・定額貯金を担保にお金を借りるということから、審査で限度額が決まるわけではありません。

定期貯金・定額貯金額の90.0%まで借り入れすることができます(※ただし、1冊の総合口座通帳につき300万円まで)

ゆうちょ銀行の自動貸付の強みは審査不要で即日借り入れOKというところです。

それができる理由は、そもそも自分が積み立ててきたお金を担保にするからなのですね。

消費者金融や他の銀行のカードローンと違って審査の心配をする必要はありませんし、審査に時間がかかる心配もしなくていいです。

ただし、どれくらいゆうちょ銀行の定期貯金・定額貯金に積み立ててきたかによって、便利さは変わってくるでしょう。

残高マイナスはいくらまで引き出せるの?

ゆうちょ銀行の自動貸付は、定期貯金・定額貯金で預け入れしている金額の90.0%を借り入れの限度額としています。

すなわち100万円貯金している方なら、90万円を借りられる=これが限度額になります。

審査があるカードローンなどと違って審査によって限度額が決まるのではなく、自分が今まで積み立ててきた貯金額から引き出せるMAX金額が決まるのです。

積み立て金額は人それぞれ違うので、残高マイナスいくらまで引き出せるかも人それぞれ違います。

借り入れしたいタイミングでしっかり貯金してきている方ならいいですが、まだまだ積み立て金額が少ない方の場合は欲しい金額を引き出せないかもしれません。

なお、たくさん積み立てをしてきた方でも借り入れの上限は1冊の総合口座通帳につき300万円となっています。

2:ゆうちょ銀行のクレジットカード(JP BANK カード)

ここまではゆうちょ銀行の自動貸付について解説してきましたが、これは担保がある方のみが利用できるサービスです。

担保がなければ、ゆうちょ銀行での借り入れは諦めるしかないのかというと……

そんなことはありません!!

ゆうちょ銀行が発行しているクレジットカードこと『JP BANK カード』でキャッシングするという方法があります。

■JP BANK カードの特徴■

  • 年会費⇒初年度無料/翌年度以降1,375円
  • ブランド⇒VISA/Mastercard/JCB
  • キャッシング利用枠⇒0円~50万円
  • キャッシング融資利率⇒年率15.0%

JP BANK カードは50万円以内であればキャッシングを利用することができます。

日本国内はもちろん、海外でもキャッシングもできるという便利なクレジットカードです。

人によってはキャッシュカードと一体型のカードでこれを利用していて、預貯金から生活費を下ろすのも自動貸付でお金を借りるのもキャッシング枠でお金を借りるのも、まとめてこのカードで対応することができるのです。

■JP BANK カードのメリット■

クレジットカードを使ってのキャッシングなので、ゆうちょ銀行の定期貯金・定額貯金といった担保がなくてもお金を借りることができます。

そもそも自動貸付=定期貯金・定額貯金で預けたものなので……そこからはお金を借りたくない……という方にはこちらの方法のほうが適しているでしょう。

ゆうちょ銀行の自動貸付は便利ですが、『積み立ててきたものから借りるって、結局自分のお金だから求めている借り入れとは違う』と感じる方もいるのです。

一般的な『お金を借りる』ということをやりたい場合は、JP BANK カードのほうが合っている可能性が高いです。

■便利だけど注意点もあり■

既にJP BANK カードを所持していて、いつでもキャッシング枠を利用できる状態にある方は別ですが、JP BANK カードを持っていない場合は発行に時間がかかります。

JP BANK カードは即日発行には対応していません。

申込をしてからお家に届くまで基本的に1週間~2週間くらいは考えておく必要があります。

しかもJP BANK カードはクレジットカードなので、当然のことながら審査が発生します。

ゆうちょ銀行の自動貸付=審査不要なのに対し、JP BANK カードは審査があるのです。

ちなみにJP BANK カードには、満18歳~29歳までの若者向けのJP BANK VISAカードALente(アレンテ)と、JP BANK JCB カードEXTAGE(エクステージ)もあり、若い世代の方にもおすすめです。

■JP BANK カードは持っていないけど即日お金を借りたいなら方法は限られる■

JP BANK カードを持っていないけど即日お金を借りたいときには、ゆうちょ銀行の自動貸付を利用しましょう。

どちらも持っていない、どちらの利用条件も満たしていないけど即日お金を借りたい……ということであれば消費者金融を検討するといいでしょう。

ゆうちょ銀行のJP BANK カードも他の銀行のカードローンもクレジットカードも審査期間があります。

消費者金融は即日お金を借りることもできるというのが売りなので、すぐに必要だけどゆうちょ銀行で即日お金を借り入れするのが難しいなら消費者金融に注目しましょう。

自動貸付のメリット

利用できる条件を満たしていないとダメとはいえ、利用できる場合には魅力がたくさん。

ゆうちょ銀行の自動貸付には色々なメリットがあります!

■ゆうちょ銀行の自動貸付のメリット■

  • 審査不要でお金を借りられる
  • 学生や未成年や無職でもお金を借りられる
  • 即日お金を借りられる
  • 基本的に低金利

それぞれについて以下で詳しく確認していきましょう!

審査不要でお金を借りられる

イチから個人情報を登録して申し込む一般的なカードローンや、キャッシングできるクレジットカードでお金を借りる場合と違って、ゆうちょ銀行でお金を借りるには定期貯金や定額貯金が担保になってくれます。

既に担保があることから審査を通さなくてもお金を借りられるのです。

即日手続きが完了してお金を借りられることが売りのカードローンもありますが、ゆうちょ銀行を利用できる条件下にいるなら、ゆうちょ銀行を利用するほうがメリットが大きいと感じるケースもあるでしょう。

ゆうちょ銀行のキャッシュカードでお金を借りられる

自動貸付を利用できる条件を満たしているなら、ゆうちょ銀行のキャッシュカードを使ってお金を借りることができます。

ゆうちょ銀行内にあるATMはもちろんのこと、コンビニに置いてある提携ATMでも大丈夫です。

キャッシュカードでお金を引き出すとき、普通であれば自分の口座の残高が0円になったらその時点で1円も引き出せませんよね?

しかしゆうちょ銀行の自動貸付の場合は、残高が0円になった状態でも借り入れという形になって、お金を引き出すことができるのです。

ちなみにその場合通帳への記載はどうなるのかというと、マイナスで金額表記されます。

学生や無職でもOK

ゆうちょ銀行の自動貸付は学生さんや未成年の方、それから無職でもお金を借りることができます。

審査がいらず、自分の定期貯金・定額貯金が担保になるので何も担保がない消費者金融のカードローンなどとは内容が異なります。

そのため一般的には審査落ちすることが多い学生さんや無職などの状況にあってもお金を借りられるのです。

未成年の方で自らの意志でゆうちょ銀行の定期貯金・定額貯金を利用しているケースは少ないでしょうが……保護者がお子様の名義で行っているケースはあります。

未成年の方でお金が必要になったときには、まず保護者に相談することをおすすめします。

こっそり何とかしようとして後々トラブルになったり、結局自力でどうにもできなくなった段階で保護者にバレてしまって複雑なことになったりというケースもあるからです。

保護者がゆうちょ銀行の定期貯金・定額貯金をしてくれているなら、自動貸付で必要なお金を確保することができるので、まずは相談してみましょう。

即日融資にも対応している

ゆうちょ銀行の自動貸付は審査が不要であることから、いわゆる即日融資に対応しています。

他の銀行だと借り入れには審査期間を要するので、ゆうちょ銀行の自動貸付は銀行なのに即日融資に対応しているありがたいところなのです。

(※即日融資は消費者金融なら対応していますが、金利などの条件面は銀行のほうが良いことが多いです)

審査が不要、即日融資に対応というのは担保がある代わりにお金を貸してくれるゆうちょ銀行の自動貸付だからこそ。すぐにお金がいるときに頼りになります!

ゆうちょ銀行は低金利!

ゆうちょ銀行の自動貸付は低金利で利用できます!

  • 定期貯金を担保とする場合⇒預入時の約定金利(%)+0.5%
  • 定額貯金を担保とする場合⇒返済時の約定金利(%)+0.25%

デメリットはあるの?

ゆうちょ銀行の自動貸付は利用できる条件を満たしているならメリットが大きいサービスですが、デメリットといえるものもゼロではありません。

  • 利用条件を満たさないと利用できないし申込もできない
  • 人によっては限度額に不満を感じる可能性がある

そもそも担保が無いなら利用できないサービス

ゆうちょ銀行の自動貸付は担保をもとにお金を借りるサービスであることから、そもそもゆうちょ銀行の定期貯金・定額貯金を利用していない=担保がない方はお金を借りられません。

消費者金融のカードローンや他の銀行のカードローンと違って、契約したら決められた限度額までお金を引き出せるようになる……という仕組みではないので、『お金が必要!』と思ったときに定期貯金・定額貯金がなければどうしようもありません。

そういうときには消費者金融、他の銀行への相談を検討しなければいけないのです。

人によっては限度額に不満を感じるかも

ゆうちょ銀行の自動貸付を利用できる条件を満たしている、今から借りる!と、できるケースにおいても、人によっては限度額に不満を感じる可能性があります。

これも1つのデメリットといえるでしょう。

ゆうちょ銀行の自動貸付の借り入れ限度額は、定期貯金・定額貯金額の90.0%です。
人によってはこれまでの積み立てが少ないゆえに限度額がとても低くなる可能性があるのです。

また、たくさん積み立てをしてきた方でも借り入れの上限は1冊の総合口座通帳につき300万円となっています。

このような条件があることから、人によっては限度額への不満が湧くかもしれないのです。

自動貸付でお金を借りるにはどうしたらいいの?

ゆうちょ銀行の自動貸付を利用する条件を満たしているなら、ATMもしくは窓口でお金を引き出しましょう。

そもそも定期貯金・定額貯金といった担保があるのか不明……というときには総合口座通帳をご確認ください。

表紙を開いたところ『貯金担保自動貸付』というところに◯がついていれば借り入れができます。

自動貸付の手続きに必要なもの一覧

基本的には、ゆうちょ銀行の自動貸付の利用条件を満たしている方は手続き不要ですぐにお金を引き出せます。

『借りたい』と思ったときにすぐに借りられる(即日借りられる)わけです。

先に触れている通り、審査もありません。

ただ、中には自動貸付を利用できない場合もあり、それを確認したいときには通帳を見ましょう。

定期貯金、定額貯金の欄の『お預かり年月日』のところに『#』の記載があると自動貸付を利用できない状態です。

逆にいうと、基本的には『#』の記載はないともいえます。
『#』がついていなければ、自動貸付を利用することができます。

『#』がついていたら絶対ダメなの……?

というと、そういうわけではありません。

『#』がついていて自動貸付が利用できない場合は、ゆうちょ銀行の窓口もしくは郵便局の貯金窓口で自動貸付の申込を行うことで利用できるようになります。

■自動貸付の申込に必要なもの一覧■

  • 総合口座通帳
  • お届け印
  • 本人確認書類

もしも自動貸付を利用できない状態にあるとしても、自動貸付できる条件を満たしているならまずは窓口に行くことで対処できます!

流れは申し込み⇒引き出し⇒返済

ゆうちょ銀行の自動貸付の利用の流れは、ATMか窓口でお金を引き出す(借りる)ところから始まりますが、先にご紹介した『申込が必要』な状況にある場合は申込を行いましょう。

お金を借りた後は貸付金額と貸付利子の相当額を、通常貯金に預入することで自動的に返済ができます。
(利子は1年を365日とする日割計算)

貸付期間内なら返済回数&1回あたりの返済金額に制限はありません。

貸付期間は、貸付けの日から2年です(※※貸付けの日から2年以内に担保とする貯金が満期を迎える場合は、その満期までの期間になります)

1日に引き出せる限度額は?

現在ゆうちょ銀行のATMで一日に引き出せるお金の上限は50万円です。

つまりATMで自動貸付を利用する場合、条件的にもっと大金を借りられるとしても50万円がその日のMAXになるのです。

『もっと必要だよ!』というときは、窓口で相談する必要があります。

ちなみにコンビニにある提携ATMでも自動貸付は利用できますが、ゆうちょ銀行のATMと違って手数料がかかる場合もあるので、できればゆうちょ銀行のATMで対応することをおすすめします。

返済できないでいるとどうなる?

ゆうちょ銀行の自動貸付はATMを使ってキャッシュカードでお金を借りることができてしまうので、気を付けないと何度も引き出してしまうリスクがあります。

自分の預貯金からお金を下ろす感覚でついつい引き出してしまいやすいのです。

ゆうちょ銀行の自動貸付を利用して返済しないままでいると、最終的には担保となっている定期貯金・定額貯金が解約されます。

解約=担保がなくなります。

そのため自動貸付は利用できなくなります。

解約された後はどうなるかというと、借入した金額&利子分を差し引いた残りの金額が口座に入金されます。

■結局ゆうちょ銀行の自動貸付ってどう?■

今回はゆうちょ銀行の自動貸付の特徴を中心にご紹介しました。

ゆうちょ銀行の自動貸付はメリットが色々あり、利用できる条件を満たしているならかなり使い勝手は良いサービスでしょう。

ただ、利用できる条件を満たしていても『自分が貯金したものを引き出すのに利子やらがかかるのがちょっと……』と感じてしまう方はいるのではないでしょうか。

消費者金融や他の銀行のカードローンでお金を借りる場合は、本当にその消費者金融や銀行のお金を貸してもらっているわけですが、ゆうちょ銀行の自動貸付は結局自分の貯金から借りているわけなので……

『お金を借りる』とはいっても内容ややり方は違うのです。

ゆうちょ銀行の自動貸付を利用できるとしても、あえて他の銀行のカードローンを選択する……というケースもあるのではないでしょうか。

定期貯金・定額貯金に手を付けたくないという意見があっても当然です。

すなわち!!ゆうちょ銀行の自動貸付が最高に適しているかどうかは、求めるもの次第ということになります!

金利面や特徴面を総合的に考えれば、『今すぐちょっとお金が必要』というときにゆうちょ銀行の自動貸付はとても魅力的なサービスでしょう!

利用できる方はぜひ注目してくださいね。

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