楽天カードでお金を借りるキャッシング方法
テレビコマーシャルでもおなじみの楽天カードは、新規入会のポイントなどでお得なサービスを展開しているクレジットカードです。
楽天といえば、インターネット通販の老舗でありますし、東北楽天ゴールデンイーグルスの球団を持っている会社というイメージもあるでしょう。
三菱UFJ銀行カードローンのように国内でもとても有名な企業ブランドのカードですので、知っている・・・持っているという人も多いのではないでしょうか。
今回は、楽天カードでお金借りる方法についてご紹介したいと思います。
楽天カードのキャッシングとは
- 楽天カードで利用できる
- コンビニATMで利用できる
楽天カードは、クレジットカードです。
クレジットカードは、インターネットや店舗などでキャッシュレスで買い物をするためのカードですよね。楽天カードもこのクレジットカードのひとつです。
ポイントが貰えますし、現金を持ち歩くデメリットを回避できるクレジットカードですが、実は、楽天カードにはキャッシング枠が付帯しているものがあります。
キャッシング枠がついている楽天カードであれば、限度額の範囲内でキャッシング・・・つまり、現金を借りることが可能です。
クレジットカードに付帯しているキャッシング枠は、ショッピング枠の一部ですので、例えばショッピング枠が100万円でキャッシング枠が30万円の場合は、ショッピングとキャッシングのトータルが100万円以内でなおかつキャッシングは30万円までということになります。ショッピングで100万円、キャッシングで30万円のトータルで130万円の枠ではないので注意しましょう。
楽天カードのキャッシング枠は、今、すでにキャッシング枠がついているカードを持っている場合は再度審査などをすることなくキャッシング枠を利用できます。提携ATMで利用できるので、人から見られても「お金借りている」と思われることもないでしょう。
そして、楽天カードのキャッシングは、海外でも利用できるのですが現地の通貨でキャッシングできるので旅行やビジネスで急に現金が必要になった場合にはとても便利です。
楽天カードのキャッシングの金利
楽天カードのキャッシングの金利は
利用できる人 | キャッシング枠が付帯している楽天カードを持っている人(審査を通過した人) |
---|---|
種類 | 国内キャッシング・海外キャッシング・ネット |
実質年率 | 18% |
借り入れ限度額 | 1万から最大で90万円 |
返済方式 | 国内キャッシング→1回払いもしくはリボルビング払い
海外キャッシング→1回払い |
保証人・担保 | 不要 |
となっています。保証人や担保は不要で、最大で90万円までを借り入れることができます。
国内はもちろん、海外キャッシングにも利用できるので、いざという時にとても安心できる材料ともなりそうです。仮限度額は審査で決定します。もし、今、楽天カードを持っていてキャッシング枠が設定されていないという人はクレジットカードにキャッシング枠を付帯する審査を受けることで、利用できるようになるケースもあります。
ただし、ここで注意したいのが、金利です。
金利は18パーセントと決して安いとは言えない金利となっています。キャッシング枠の支払い保々には、リボルビング払いを選択出来ますが、これを選択すると金利で支払う金額が増えるので注意したいですね。
ちなみに、年利18パーセントという金利ですが、これは、プロミスのような大手消費者金融と同じかやや高い金利となっています。もちろん、法定金利内ですので法律上の問題はありません。
楽天カードのキャッシング利用方法
では、ここで楽天カードでキャッシングを利用する方法を見てきましょう。
楽天カードのキャッシングを利用する方法は2つあります。
- ATM
- ネットキャッシング
でキャッシングを利用できます。
まず、ATMですが、楽天カードが利用できる提携ATMに楽天カードを入れます。そして、画面に表示される「お引きだし」を選択しましょう。
そして、案内に従って借入金額や暗証番号を入力すればその場で現金をキャッシングできます。海外キャッシング枠の利用は、海外ATMで可能となります。操作方法は国内のATMとほぼ同じとなっています。
ATMでキャッシング枠を利用した場合の手数料は、キャッシングした金額で異なります。キャッシングしたのが、1万円以内の場合は手数料として110円、1万円を超える金額をキャッシングした場合は220円となります。
次に、インターネットでキャッシングをする方法ですが、まず楽天e-NAVIにログインします。ログインしたら、ネットキャッシングを選択し申し込み内容を案内に従って選択し、金額や暗証番号を入力します。すべての手続きが終了したら、指定した銀行口座にお金が振り込まれます。あとは、銀行から現金引き出せば現金を手にする事が出来ます。
楽天カードのキャッシング枠を利用する場合、ネットキャッシングの手数料はかかりませんのでお得です。ネットキャッシングはちょっと、面倒くさいようにも思えますが、手数料がかからないという点はATMの利用よりお得です。
繰り上げ返済はできる?
楽天カードのキャッシング枠ですが、繰り上げ返済は可能です。
毎月の支払いつは別に繰り上げ返済ができるので、計画的な利用のためにも繰り上げ返済をしていくというのもありです。繰り上げ返済をしていくと借金の元本を減らすことができるため、利息減額ができます。
繰り上げ返済は、楽天カードに申し込むことで繰り上げ返済ができます。全額を繰り上げ返済ではなく、借りたお金の一部を繰り上げ返済したという場合は、毎月の支払いは別に請求されるのでそこは注意をしましょう。
楽天カードのキャッシング枠は、いつでも繰り上げ返済ができるので、お金に余裕があるタイミングでどんどん返済していくことができます。
キャッシングとクレジットの違いは?
- カードローンは楽天銀行
- キャッシングはクレジットカードに付帯している
ここでよく似ているように思えるカードローンとクレジットカードのキャッシング枠の違いを見てみましょう。
楽天のカードローンは、クレジットカードではなく楽天銀行のカードローンのことです。これはクレジットカードとはまったく別の契約となります。クレジットカードはクレジット会社のサービスですが、楽天銀行カードローンは楽天銀行の金融商品ですので、別物。
どちらも「楽天」とついているのでついつい混同してしまいますが、全く違うものです。
楽天銀行カードローンは、お金を借りるためのカードですので、クレジット機能はありません。一方、楽天カードは、クレジットカードです。キャッシング枠は、楽天カードというクレジットカードに付帯しているもので、限度額の範囲内なら現金のキャッシングもできるというものになっています。
金利も、返済方法も、すべてが違っています。
カードローン | キャッシング枠 | |
---|---|---|
限度額 | 10~800万円 | 10~100万円 |
金利 | 1.9%~14.5% | 15.0%~18.0% |
返済方法 | 口座引落・ATM・ネット
残高スライドリボルビング方式 |
口座引落のみ
翌月一回払いor残高スライドリボルビング方式 |
こうして比較すると全く別のサービスであることが解りますよね。
返済方法も違いますし、金利も異なっています。お金借りる金利だけを見れば、みずほ銀行カードローンよりも楽天銀行カードローンの方が低金利であることも解りますし、借り入れできる限度額もカードローンの方が大きくなっています。
もちろん、楽天カードのキャッシングにも楽天銀行カードローンにもそれぞれのメリットとデメリットがあります。どちらも計画的に利用できるといいですね。ちなみに、楽天銀行カードローンと楽天カードは別物ですので、どちらも申し込んで持つことができます。
楽天カード後から分割
楽天カードでは、キャッシングをするときに1回払いを選択してしても後からリボルビング払いに変えることができます。
この変更は楽天カードのインターネットサイト楽天e-NAVIを利用します。後から分割の申し込みが出来るのは、支払い予定の月の24日までとなりインターネットでリボルビング払いに変更ができます。この変更ができる締め切り日は、口座登録状況で変わりますので、事前に確認しておきましょう。
利用できる人 | 今月支払いがある人で申し込み期間を過ぎてない場合 |
---|---|
利用方法 | インターネット |
実質年率 | 18% |
返済方式 | リボルビング払い |
申し込み期間内ならあとからでもリボルビング払いに変更できるので、急にお金の予定が変わったという場合でも対応が出来るのでとても便利です。
また、リボルビング払いへの変更に関しては審査はありませんので、インターネットで所定の手続きをとればあとからリボルビング払いに変更できます。
金利は、最初からリボルビング払いを選択していた場合と同じですので、アイフルのように金利面で高くなってしまうということはありません。楽天e-NAVIは24時間受付ですし、使いやすいので便利です。
まとめ
テレビコマーシャルでも有名な楽天カードは、キャッシング枠をつけることができます。
すでに楽天カードを持っていてキャッシング枠がついているという人は、再度の審査なしでキャッシング枠の限度内で現金を楽天カードで借り入れすることが可能です。
楽天カードのキャッシングの実質年利は18パーセントで、リボルビング払いや一括払い、そして、繰り上げ返済も可能となっています。
楽天カードのキャッシングの利用方法は、提携ATMもしくはネットキャッシングで利用可能で、海外キャッシングにも対応しています。キャッシング枠はショッピング枠の範囲に含まれているため、楽天カードで限度額ぎりぎりまでショッピングをしている場合には、ショッピング利用額とキャッシングの合計がショッピング枠を超えていると利用できないケースがあるので注意が必要です。
よく名前が似ている楽天銀行カードローンとは別の金融商品となっています。