旅行に出かけたり、短期留学に行ったりする方の中には、の契約を検討している方もいると思われます。
しかし、レンタルポケット型wifiにはいくつもの契約先があって、どこを選べばいいのかわからないという方も少なくないでしょう。
そこで今回は、レンタルポケット型wifiを1ヵ月利用できるものが知りたい方に向けて、レンタルポケット型wifiの特徴やおすすめの利用先などについて解説していきます。
この記事を読むことで以下の3つがわかります。
- 無制限でレンタルのポケット型wifiが使えるか
- レンタルポケット型wifi利用のメリット・デメリット
- 1ヵ月利用できるレンタルポケット型wifi
無制限でポケット型wifiが使えるのか?
まずポケット型wifiの利用を検討している方の中には、かどうか気になる方もいると思われます。に使用する方は特にそうかもしれません。
結論からいうと、無制限で利用できるものはあっても、一部を除いて完全無制限でポケット型wifiを利用することはできません。
かつてはクラウドSIMと呼ばれるSIMタイプのものだと完全無制限でポケット型wifiが利用できました。
しかし、完全無制限で利用できると聞いて爆発的にユーザーが増え、回線がどれもパンクしてしまったことで、の遅さに悩まされることとなりました。
結果として、通信業界全体で無制限で利用できる仕組みが廃止され、クラウドSIMは1日のうちに一定ラインの通信量を超えると速度制限がかかる仕組みに変わりました。
1日動画を見続けるようなことがない限りは速度制限がかからないことも多いため、「実質無制限」というニュアンスでサービスが提供されています。
ただ、一部を除いて完全無制限はないと説明しましたが、レンタルポケット型wifiについては完全無制限で使えるプランも用意されています。
それについては完全無制限で使えますが、1日2,000円近くかかったりしてかなり割高になってしまう点に注意してください。
レンタルポケット型wifiとは?
おすすめのレンタルポケット型wifiを紹介する前に、レンタルポケット型wifiの特徴を知った上で利用することが大事です。
そこで、レンタルポケット型wifiのメリットやデメリットなどについて解説していきます。
レンタルポケット型wifiの仕組み
レンタルポケット型wifiは主に海外で利用するユーザー向けに打ち出されているポケット型wifiサービスです。
日本ではドコモやソフトバンク、au(ahamo)
などの大手キャリアを中心に日本全国に電波を飛ばしていて、それによって私たちはLTE回線を利用したスマホをどこでも利用できています。
しかし、その電波は海外まで飛ばせるものではありません。
国を越えると基本的にその国の回線でしかインターネットが使えなくなってしまいます。
そうなると海外でのスマホ利用ができなくて困ってしまいます。
その悩みを解消するために生まれたのがレンタルポケット型wifiです。
wimaxとは異なりますのでご注意を。
レンタルポケット型wifiで貸し出している端末は、その国の回線を活用してインターネットに接続できるようにサポートしてくれます。
もし海外で利用するインターネット環境が必要な方は、レンタルポケット型wifiを利用してみてください。
エリア内なら5Gポケット型wifiも使用できますよ。
短期間で利用できるポケット型wifiは店頭で受け取るべき
レンタルポケット型wifiを利用する際は、カウンターなら即日受付即日引き渡しができます。
レンタルポケット型wifiを貸し出しているカウンターは空港や都心の駅に設置されていることが多く、出かけた先でそのまま手続きができて便利です。
可能ならレンタルポケット型wifiは店頭で受け取りましょう。
レンタルポケット型wifiは今では郵送の方が早い
レンタルポケット型wifiは店頭で受け取るのがよいと説明しましたが、今ではその形が少し変わりつつあります。
社会情勢の影響で空港のカウンターが閉鎖する動きが見られていて、以前よりかは店頭での手続きがしづらくなっています。
そのため、この社会情勢が落ち着くまでの間は、レンタルポケット型wifiを郵送で送ってもらったほうがよいです。
ただ、郵送で送ってもらう場合は、出発日の2、3日前に発送されて、それが受け取れないと利用できなくなってしまいます。
なるべく再配達になってしまわないように端末を受け取ってください。
レンタルポケット型wifiのメリット
レンタルポケット型wifiのメリットとしては以下のものがあげられます。
- 料金が定額
- セキュリティ面で安心して使える
- 工事がいらない
- 家族と共有して接続できる
- エリア内で通信が安定しやすい
1つずつみていきます。
料金が定額
レンタルポケット型wifiは料金が定額で楽に支払いやすいです。
モバイルwifiの中には料金が契約期間に応じて段階的に料金があがるものがあります。
しかし、このタイプだと家計の管理がしにくく、急に支払い額が増えるとそれに合わせる必要があるためやや不便です。
料金が定額のところと変動型のところの料金体系を比較していきます。
ポケット型wifi契約先 | グローバルwifi | BIGLOBE WiMAX |
---|---|---|
料金プラン | アメリカ ・通常:970円/日 ・大容量:1,270円/日 ・超大容量:1,470円/日 ・無制限:2,170円/日 など |
1ヵ月~24ヵ月目:4,378円 25ヵ月目以降:4,928円 |
グローバルwifiはレンタルポケット型wifiで人気の高いサービスの1つです。
国ごとに料金が固定化されていて、1日に使う容量によって料金が上がります。
一方で、BIGLOBE WiMAXは通常のモバイルwifiのプロバイダの1つです。
2年間は料金が固定化されていますが、3年目に入ると料金があがります。
このプランはまだ2段階しか上がりませんが、中には3、4段階ほど変わるところもあります。
それと比べると、料金が固定化されているレンタルポケット型wifiのほうが何かと便利です。
カード払いをしたくない方は以下の記事を参考にしてみてくださいね。
口座振替のあるポケット型wifi
セキュリティ面で安心して使える
レンタルポケット型wifiは海外でよく使われがちなフリーwifiよりもセキュリティ面で安心して使いやすいです。
フリーwifiは料金が必要ありませんが、誰が使っているか知らないwifiに接続する形となります。
そうなると、いつスマホの履歴や見ている画面が機械に強い他者に見られるかわかりません。
プライベートのちょっとした部分であればともかく、仕事をしていて大事な資料などが盗み見られて世間に公表されでもしたら大きな問題となってしまいます。
また、wifiのSSIDの中に本来のフリーwifiに似たIDのなりすましアクセスポイントを仕込むケースも見られています。
なりすましアクセスポイントで接続してしまうと、画面上では見えない情報まで盗まれる可能性が高いです。
誰しもみられると困る情報があったり、クレジットカードなどの漏洩してしまうと二次被害に繋がる情報もあったりします。
レンタルポケット型wifiなら余程のことがない限りは誰かが侵入してくることはないため、安心してインターネットが利用できます。
工事がいらない
レンタルポケット型wifiは工事が必要ありません。
これはモバイルwifiや置くだけwifiなどでも共通して見られることで、自宅に回線設備を設置することなく、持ち運びできるタイプのwifiです。
そのため、わざわざ工事をしなくてもインターネットが使える仕組みとなっています。
工事がいらないとすぐにインターネット利用できたり、工事費用がかからなかったりするといった利点があげられます。
光回線だとこの工事を巡ってトラブルになるケースが多く、社会情勢の変化によって工事完了までにかかる時間が伸びている傾向もみられています。
光回線の工事面でのデメリットを踏まえると、レンタルポケットポケット型wifiは工事がない分手軽に利用しやすく、工事に関するトラブルを気にせず利用することが可能です。
家族と共有して接続できる
レンタルポケット型wifiは複数台のインターネット接続ができるため、家族などと共有して利用できます。
光回線などの有線接続だと、ONUなどの機器にデバイスと有線接続するためのケーブルの差し込み口が1つしかなく、1台しか接続できません。
しかし、wifi接続で利用できるものだと、パスワードさえ知っていればデバイスの接続設定からパスワードを入力して利用可能です。
ただ、複数の端末で接続するとなると、接続する台数が多くなればなるほど回線が混雑して通信速度が下がっていきます。
また、接続可能台数が端末によって決まっているため、その点も加味して利用してみてください。
エリア内で通信が安定しやすい
レンタルポケット型wifiはエリア内で通信が安定しやすいです。
光回線の有線接続だと、そもそもケーブルありきでインターネット接続が成り立つため、利用できる範囲が狭いです。
wifiルーターを用いた無線接続でも自宅周辺の範囲しか利用できません。
私たちがよく使うwifiは簡易的な回線設備を使ったものであるため、飛ばせる電波の範囲が狭いです。
しかし、レンタルポケット型wifiはスマホのLTE回線のように幅広い範囲に電波を飛ばすことができます。
そのため、レンタルポケット型wifiなどの大きな通信設備から電波を受信する形で利用するwifiは、エリア内で通信が安定しやすいです。
レンタルポケット型wifiのデメリット
一方で、レンタルポケット型wifiのデメリットとしては以下のものがあげられます。
- 返却が必要
- 配送料などがかかる
- 修理費用などがかかる
- 通常のモバイルwifiより高い
1つずつみていきます。
返却が必要
レンタルポケット型wifiを利用する場合は、Galaxy 5G Mobile Wi-Fiなどの端末の返却が必要である点がやや面倒です。
モバイルwifiの中には、端末代金が完全無料でわざわざ返却が必要ないところも少なくありません。
しかし、レンタルポケット型wifiはその名の通り一時的に借りて利用させてもらっているものであるため、利用が終われば返却する必要があります。
カウンターでの返却なら帰国した際にはそのまま返却できるため、そこまで手間がかかりません。
しかし、郵送での返却となるとやや手間がかかってしまいます。
また、利用先によって若干異なりますが、基本的に端末が未返却の場合は違約金を請求されます。
ついつい忘れてしまうこともあるかもしれませんが、返却日の通知もメールなどで送ってくれるため、返却日をよく確認しておきましょう。
配送料などがかかる
郵送での返却の場合に限りますが、Speed Wi-Fi HOME 5G L12などの端末を返却する際にかかる配送料は自己負担となります。
特に最近ではカウンター自体が開いていないため、どうしても返却が郵送になりがちです。
返却時に配送料が必要であることを理解した上で返却手続きをしましょう。
ちなみに、提供しているレンタルポケット型wifiごとに配送料が決まっているわけではありません。
指定の配送先にゆうパックなどを活用して送る形となるため、自身の住んでいる住所によって料金が変わります。
修理費用などがかかる
先ほど軽く触れましたが、レンタルポケット型wifiで利用する端末はあくまでもレンタル品で私物ではありません。
レンタル品である以上は、不具合が発生したら自分で使うか解約するかに関係なく修理する必要があります。
もちろん修理するとなれば、それだけ修理費用がかかってきます。
通常のモバイルwifiであれば月額課金をすることで、実質無料で修理対応などをしてくれるところもありますが、レンタルポケット型wifiではそういったサービスもありません。
請求される金額は利用するサービスごとで変わってくるため、よく確認しておきましょう。
そして、故障させることがないように、借りたものであることを理解して丁寧に端末を扱ってください。
通常のモバイルwifiより高い
レンタルポケット型wifiは通常のモバイルwifiより高い傾向にあります。
先ほどの比較表を基に解説すると、BIGLOBE WiMAXは1ヵ月の料金が4,000円台となっています。
それに対して、グローバルwifiは通常プランでも1日あたり1,000円近くかかります。
仮に1ヵ月グローバルwifiを利用するとなると、かかってくる費用は単純計算で3万円程度です。
通常のモバイルwifiよりも何倍も高いことがわかります。
それだけレンタルポケット型wifiを利用するのにはお金がかかってしまいます。
もし1ヵ月単位でレンタルポケット型wifiを利用する場合は、それ専用のプランを用意しているところもあるため、お得なプランを利用するように心掛けてください。
レンタルポケット型wifiの選び方
おすすめのレンタルポケット型wifiを紹介する前に、レンタルポケット型wifi選びに失敗しないように、選び方のポイントを紹介していきます。
そのポイントが以下の4つです。
- 海外に対応しているか
- 利用日数に合っているか
- 利用目的に合ったデータ容量か
- 使いたい地域や国で使えるか
1つずつみていきます。
海外に対応しているか
レンタルポケット型wifiを選ぶ前に、通常のポケット型wifiとの違いがわからない方もいると思われます。
そういった方は海外に対応しているかどうかをチェックして判別してください。
レンタルポケット型wifiは海外に対応していますが、国内のモバイルwifiは一部を除いて海外に対応していません。
海外に対応していないwifiを利用しても無駄に料金を支払うこととなるため、海外向けのwifiかどうかの区別ができるようにしておきましょう。
利用日数に合っているか
レンタルポケット型wifiの中でも1日や2日だけ借りるのに向いているところと1ヵ月近く借りるのに向いているところがあります。
海外旅行であれば数日程度のものでも構いませんが、留学となると長期で借りられるものになってきます。
それぞれ利用日数をよく考えて、その上で契約先を決めてください。
利用日数に合わないところで契約してしまうと、本来利用できる日数がかなり残っている、あるいは延長で利用日数を増やすなどで、無駄な料金が発生してしまいます。
その点に注意して、事前に利用日数ははっきりさせておきましょう。
利用目的に合ったデータ容量か
レンタルポケット型wifiにはいくつかプランがあって、1日に使えるデータ容量別に分けられています。
自分に合ったデータ容量のプランを選ばないと無駄なコストがかかってしまうため、事前に1日に必要なデータ容量を自分で把握しておきましょう。
たとえば、グローバルwifiの場合だと、通常プランは300MB、大容量プランは500MB、超大容量プランは1.1GB、無制限プランは制限なしで使えます。
ちなみに、データ通信量の目安は以下の表の通りです。
用途 | データ容量の目安 |
---|---|
Web閲覧 | 約300KB/1ページ |
YouTube閲覧 | 約4MB/1分(中画質) |
Web会議 | 約10MB/1分 |
メール | 約500KB/1通 |
Web閲覧やメールだとさほど容量が必要ありませんが、動画・映像系になってくると処理に多くの容量が必要となります。
中画質で2時間近く動画を視聴していると1GB程度消費してしまうため、レンタルポケット型wifiの1日あたり1GB以上のプランでも動画をよく見るなら安心はできません。
また、容量の大きなもありますが、その場合は動画視聴だと月に200時間程度で1日あたり平均約6時間動画を視聴できる計算となります。
この計算を基に自分の利用目的に合うプランを選択してください。
使いたい地域や国で使えるか
レンタルポケット型wifiの場合、よく名前が知られている国であれば対応していることが多いです。
しかし、あまり名前を知られていないような地域や国だと、レンタルポケット型wifiが対応してくれていないケースもあります。
世界各国どこでも利用できるわけではないため、サービスを利用する前にレンタルポケット型wifiのそれぞれ使える地域や国を事前にチェックしておきましょう。
色々考えてから最後に使える場所をチェックして使えないことが発覚すると振り出しに戻ってしまいます。
そうならないように、先に使えるエリアを調べておくことをおすすめします。
1ヵ月利用できるおすすめのレンタルポケット型wifi
1ヵ月利用できる以下のおすすめのレンタルポケット型wifiとして以下のものがあげられます。
- wifiレンタルどっとこむ
- グローバルwifi
- wifiレンタル屋さん
- the wifi
- air-wifi
これらのアメリカ、中国、イギリスの3つの国の料金をそれぞれ比較した上で、それぞれの特徴をみていきます。
国別料金 | wifiレンタルどっとこむ | グローバルwifi | wifiレンタル屋さん | the wifi | air-wifi |
---|---|---|---|---|---|
アメリカ | ・SoftBank T6 無制限 1日:526円/日 30泊31日:7,880円/月・SoftBank E5383 無制限 1日:496円/日 30泊31日:7,430円/月・SoftBank 501HW 50GB 1日:2,200円/日 30泊31日:6,600円/月 |
・通常:970円/日 ・大容量:1,270円/日 ・超大容量:1,470円/日 ・無制限:2,170円/日 |
・SoftBank 601HW 20GB/月 1日:390円/日 1ヵ月:5,850円/月・富士ソフト FS030W 20GB/月 1日:390円/日 1ヵ月:5,850円/月・SoftBank 601HW 50GB/月 1日:490円/日 1ヵ月:7,350円/月 |
・1ヵ月目~4ヵ月目:0円/月 ・5ヶ月目以降:3,828円/月 |
・らくらくプラン:3,377円/月 ・サクッとプラン:3,278円/月 ・まるっとプラン:3,608円/月 |
中国 | ・通常:970円/日 ・大容量:1,170円/日 ・超大容量:1,370円/日 ・無制限:1,870円/日 |
||||
イギリス | ・通常:1,270円/日 ・大容量:1,470円/日 ・超大容量:1,670円/日 ・無制限:2,370円/日 |
wifiレンタルどっとこむの特徴
国別料金 | wifiレンタルどっとこむ |
---|---|
アメリカ | ・SoftBank T6 無制限 1日:526円/日 30泊31日:7,880円/月・SoftBank E5383 無制限 1日:496円/日 30泊31日:7,430円/月・SoftBank 501HW 50GB 1日:2,200円/日 30泊31日:6,600円/月 |
中国 | |
イギリス |
wifiレンタルどっとこむはグローバルwifiとは異なるタイプのレンタルポケット型wifiで、国別ではなく端末別で料金が異なる仕組みのものとなっています。
ソフトバンクの安定した回線を使った端末の品揃えが豊富で、通信速度の安定さを求めるならwifiレンタルどっとこむでのレンタルがおすすめです。
また、クーポンが豊富で33%割引クーポンや500円、1,000円割引クーポンが用意されていることが多いです。
そのため、クーポンが手に入るタイミングであればかなり安く利用できます。
さらに、wifiレンタルどっとこむはわざわざ連絡する必要なく期間を延長させられます。
期間の延長の手続きをするのが面倒という方にとってはかなりありがたいポイントといえるでしょう。
ただ、帰国してから端末の返却を忘れてずっと借りたままだと、放置した日数分だけ料金がかかってしまいます。
必要なくなった場合は連絡して解約の旨を伝えることを忘れないようにしてください。
グローバルwifiの特徴
国別料金 | グローバルwifi |
---|---|
アメリカ | ・通常:970円/日 ・大容量:1,270円/日 ・超大容量:1,470円/日 ・無制限:2,170円/日 |
中国 | ・通常:970円/日 ・大容量:1,170円/日 ・超大容量:1,370円/日 ・無制限:1,870円/日 |
イギリス | ・通常:1,270円/日 ・大容量:1,470円/日 ・超大容量:1,670円/日 ・無制限:2,370円/日 |
グローバルwifiはレンタルポケット型wifiの中でも一番支持率の高いサービスです。
レンタルポケット型wifi業界の中で唯一1,600万人の利用者数を記録し、5年連続1位に輝くほどの実績を持っています。
これだけの実績の高さは、快適に利用しやすい証拠にもなるため、安心安全にレンタルポケット型wifiを使いたいという方に特におすすめです。
また、グローバルwifiでは1日あたりの料金を支払うことで、安心補償パックが利用できます。
具体的な補償内容は以下の表の通りです。
サービス内容 | 安心補償パック MAX | 安心補償パック フル | 安心補償パック ミニ |
---|---|---|---|
1日あたりの料金 | 550円 | 330円 | 220円 |
保障内容 | ・端末機器の修理代、再配達代金:100%免除 ・携行品:最大10万円補償 ・航空機寄託手荷物、遅延等費用:最大10万円補償 ・傷害死亡保険:最大30万円補償 |
・端末機器の修理代、再配達代金:100%免除 | ・端末機器の修理代、再配達代金:80%免除 |
最低でも1日追加で330円を払っておけば、いざという時に修理代などを払う必要がなくなります。
より上の安心補償パックMAXにしておくと、渡航時のトラブルなどの補償にも対応してくれます。
この補償パックに追加で220円を払えばモバイルバッテリーの貸し出しもしているため、気になる方はそちらもチェックしてみてください。
ただ、サービスの内容は国別と通信量別に料金が決まっているもので、決して安くてお得なものであるとは言えません。
他のレンタルモバイルwifiサービスと比べると、1ヵ月向けのプランがない点がかなりネックです。
あくまでも安心安全に使うことを目的として、選択肢に入れておきましょう。
wifiレンタル屋さんの特徴
国別料金 | wifiレンタル屋さん |
---|---|
アメリカ | ・SoftBank 601HW 20GB/月 1日:390円/日 1ヵ月:5,850円/月・富士ソフト FS030W 20GB/月 1日:390円/日 1ヵ月:5,850円/月・SoftBank 601HW 50GB/月 1日:490円/日 1ヵ月:7,350円/月 |
中国 | |
イギリス |
wifiレンタル屋さんはwifiレンタルどっとこむと同じような料金体系をしています。
とはいえ、端末ごとの1日の利用料金と1ヵ月の利用料金を見比べてみると、wifiレンタル屋さんのほうが安いです。
中には通常のモバイルwifiの月額料金とそこまで大差ないような端末もあります。
安さを求める方ならwifiレンタル屋さんが一番おすすめできるレンタルポケット型wifiといえるでしょう。
また、取り扱っている端末の中にはソフトバンクの回線を使った端末もあります。
他の回線だと通信が不安定になることもありますが、ソフトバンクであれば安定しやすいため、wifiレンタル屋さんを利用する際は、ソフトバンクの端末を狙ってみてください。
the wifiの特徴
国別料金 | the wifi |
---|---|
アメリカ | ・1ヵ月目~4ヵ月目:0円/月 ・5ヶ月目以降:3,828円/月 |
中国 | |
イギリス |
the wifiはレンタルポケット型wifiではありません。
クラウドSIM型のモバイルwifiです。
クラウドSIMは現在地から使える回線を自動で検知して利用する仕組みになっていることを説明しましたが、それは国内だけに限らず海外でも同じです。
海外にいてもその土地の使える回線を自動で検知して、インターネット接続ができるようになっています。
クラウドSIM型のモバイルwifiは国内はもちろん、海外でもそのまま利用できるため、余計な手続きなどが必要なくて手間がかからない点がメリットとしてあげられます。
さらに、the wifiは初回キャンペーンとして4ヶ月目まで利用料金0円で利用できてかなりお得です。
クラウドSIMの中では一番お得な料金設定になっています。
しかし、クラウドSIMの端末は全体的にどれも通信速度が遅いです。
たとえば、SoftBank 601HWの端末の下りの最大通信速度は612Mbpsですが、クラウドSIMの端末はどれも150Mbpsです。
実際に出せる通信速度となると、10Mbpsさえ安定して出せるかわかりません。
そのため、Web閲覧などは問題なくできても、動画や映像関係の用途で使うとなると通信速度の遅さを感じやすいです。
クラウドSIMでもいいかどうかは、自分の求める通信速度の速さと相談してみてください。
air-wifiの特徴
国別料金 | air-wifi |
---|---|
アメリカ | ・らくらくプラン:3,377円/月 ・サクッとプラン:3,278円/月 ・まるっとプラン:3,608円/月 |
中国 | |
イギリス |
air-wifiもthe wifiと同じくクラウドSIM型のモバイルwifiです。
air-wifiはモバイルwifiの中でも月額料金がかなり安くてお得に使えます。
それだけでなく、30日間のお試しモニターを実施していて、無料期間だけ使わせてもらうということもできます。
さらに、契約期間に縛りがないため、実際に利用を始めたあとでも違約金を気にせず満足したら解約することも可能です。
簡単に始められて簡単に辞められる点もair-wifiの強みです。
お得さでいえばthe wifiには少し劣ってしまいますが、あとのことを考えても気軽に利用しやすいという点ではair-wifiのほうが優れています。
レンタルポケット型wifiよりクラウドSIMのモバイルwifiにしようと決めた方は、どちらが自分に合っているのか判断して、後悔しないほうを選択してみてください。
まとめ
クラウドSIM系のモバイルwifiはともかく、たいていのモバイルwifiは国内の通信回線しか利用できない仕組みとなっています。
もし海外でのwifi利用が必要な方は、レンタルポケット型wifiの契約をおすすめします。
レンタルポケット型wifiを利用すれば、フリーwifiの利用で起こりがちなセキュリティ面を気にせずに済みます。
また、料金が定額となっていて1日からでも支払う形になっているため、利用先や利用プランを間違えなければ無駄なコストの発生を抑えることも可能です。
気になる方はレンタルポケット型wifiの利用を検討してみてください。
特に長期滞在する予定のある方は、1ヵ月向けの料金プランのある契約先を優先的に選択肢に入れてみるとよいでしょう。