銀行でお金を借りる方法。ローンの条件も解説

個人が銀行でお金を借りるとなると、何かと敷居が高いというイメージを持つ方もいるのではないでしょうか?

しかし銀行のローンには様々な種類があり、審査が難しいものからそうではなく簡単に融資を受けられるサービスもあります。

今回は銀行でお金を借りる方法と、それらのローンの使途などの条件について解説していきます。

個人が銀行でお金を借りる方法や各種ローンの使途条件は?

個人が銀行でお金を借りる場合、主に下記の方法で融資を受けることができます。

  • 住宅ローン
  • マイカーローン
  • 教育ローン
  • カードローン
  • フリーローン(多目的ローン)

以下それぞれの融資サービスの特徴や使途について詳しく解説していきます。

住宅ローン

特徴 詳細
資金使途 住宅の新築や改築、土地の購入など
金利 ・変動金利:年率0.41%前後~
・固定金利:年率0.53%前後~
借入可能回数 1回のみ
融資期間 最長35年
担保 住宅ローンで購入した不動産
借入可能額 収入や担保となる住宅の価格による

住宅ローンは、主に住宅の新築や改築、あるいは土地の購入などに必要な費用のお金を借りるためのローンです。

住宅ローンの特徴は金利が低く、返済額が大きくて返済期間も長くなる住宅や土地の購入などの際には向いていますね。

担保は住宅ローンで購入した不動産となり、借り入れできる金額は年収や担保となる住宅などの価格によって決まります。

基本的には高額契約になるため、自分や家族のライフプランなどに合わせて慎重に選んでいきたいところですね。

ちなみにリフォームを行う場合は、担保不要で審査期間も短い「リフォームローン」でお金を借りるのが良いでしょう。

住宅ローンの申し込み方法は、以前であれば店舗窓口で契約する必要がありましたが、今ではネット上から申し込み可能です。

マイカーローン

特徴 詳細
資金使途 自動車・自動二輪車(中古車含む)の購入など
金利 変動金利:年率2.0~4.5%前後
借入可能回数 1回のみ
融資期間 1~10年
担保 購入する自動車・自動二輪車(有担保型の場合)
借入可能額 主に収入による

マイカーローン(自動車ローン)は、主に自動車・自動二輪車(中古車含む)の購入や、車検費用・車庫代に必要なお金を借りるためのローンです。

マイカーローンの場合は、変動金利で年率2.0~4.5%前後に設定されており、購入する自動車・自動二輪車が担保となります。

ちなみに自動車購入の際には、自動車メーカーやディーラーのカーローンがありますが、銀行のカーローンの方が低金利であり、その自動車の名義も購入者自身になります。

ただディーラーのカーローンの場合は、審査が早く特定の車種であれば超低金利での借り入れが可能だったりするので、状況に応じて銀行かデーラーのカードローンのどちらがお得かを判断したうえで決めると良いでしょう。

マイカーローンも今ではネットから申し込みできることが多いです。

教育ローン

特徴 詳細
資金使途 教育費用
金利 年率2.0~3.0%前後
借入可能回数 1回(設定金額の範囲内で複数可能)
融資期間 ・無担保型:10年以内
・有担保型:20年、25年など
担保 不動産など(有担保型の場合)
借入可能額 500万円~

教育ローンは、教育関連資金の借り入れの際に利用できるローンです。

銀行の教育ローンは、国の教育ローンに比べても審査条件が緩く、申し込みから融資を受けるまでも早いので、急を要する場合に向いているでしょう。

カードローン

特徴 詳細
資金使途 なし
金利 3.5~14.0%前後
借入可能回数 借入限度額内であれば何回でも借入可能
融資期間 なし(取引可能な年齢まで可能)
担保 不要
借入可能額 最大800万円前後

カードローンは、上記のような目的別ローン(住宅・自動車・教育ローン)とは違い資金使途に特に限りがない融資サービスです。

また、借入限度額内であれば何回でも借り入れできますし、目的別ローンに比べても審査が緩く、借り入れできるまでも速いのでとにかく使い勝手が良いのがメリット。

しかもカードローンの場合は、基本的にネットだけで申し込みから契約まですべて完結してできるので大変便利ですね。

申し込み手続き自体も簡単なので、個人が銀行でお金を借りる方法としては最も手軽で身近な手段だと言えるでしょう。

ちなみにカードローンには、銀行が行っているサービス以外にも「信販・クレジット系」「消費者金融系」といった種類があり、それぞれでその特徴が違います。

カードローンの種類 金利 融資スピード 主な特徴・メリット
銀行系 低い 遅い 信頼性・安心感が高い
信販・クレジット系 普通 普通 独自特典があったりする
消費者金融系 高い 早い 利便性が高い

銀行のカードローンは、他のものと比べても金利や安心感といった面で有利です。

フリーローン(多目的ローン)

特徴 詳細
資金使途 なし
金利 年率4.0~14.0%前後
借入可能回数 1回
融資期間 1~10年
担保 基本的になし
借入可能額 500万円前後

フリーローン(多目的ローン)も、カードローンと同様に使途が限定されないのが特徴です。

ただカードローンとは違い、借り入れ回数が原則として1回となり、再度利用するのであれば再び申し込みを行わなければなりません。

もちろん申し込みの際はその都度審査がありますし、利用するのが2回目以降だからといって審査スピードが早くなることもありません。
審査期間は1週間~2週間となり、カードローンよりも遅くなります。

資金の使途に関しても完全に自由であるわけではなく、資産運用や会社の事業資金としての利用ができなかったりします。

しかしながら、カードローンと比べても金利が低く、一括でまとめての借り入れになることから、お金の管理もしやすいというメリットがあります。

借り入れする額がある程度高額な場合は、カードローンよりも金利の低いフリーローンが適しているでしょう。

お金を借りるならどこの銀行がいい?おすすめカードローン

個人向けの銀行の融資サービスの中でも、使用用途が自由であり最も身近に使えて便利なカードローン。

ここからはその中でもおすすめなカードローンについて、詳しく紹介していきます。

三菱UFJ銀行カードローン バンクイック

基本情報 詳細
金利 年1.8%~14.6%
限度額 500万円
特徴・メリット ・テレビ窓口により土日祝日もその場でカード受け取り可能
・口座開設不要
・ATM利用手数料無料
・最小返済額が1,000円

三大メガバンクの一つである三菱UFJ銀行のカードローン「三菱UFJ銀行カードローン バンクイック」。

銀行カードローンでは中々ないテレビ窓口での契約に対応しており、これを利用することで土日祝日もその場でカードを受け取ることができます。

金利は他の銀行カードローンに比べても低め。大口での借り入れであれば金利が低く設定されるため、高額で融資を受けたい場合にも向いているでしょう。

その他ATM利用手数料無料で口座開設不要で利用できたりと、何かと便利なのも魅力的です。

三井住友銀行カードローン

基本情報 詳細
金利 年4.0%~14.5%
限度額 10万円~800万円
特徴・メリット ・取引明細が自宅に届かない
・口座開設不要
・提携先ATMの利用手数料が無料
・最小返済額が2,000円

こちらも三大メガバンクの一つである三井住友銀行のカードローンです。

三井住友銀行カードローンでは、契約後は取引明細が自宅に郵送されないのがメリット。

ATMの利用手数料に関しては、三井住友銀行ATMはもちろん、コンビニなどの提携先ATMでの利用手数料もすべて無料です。最小返済額は2,000円と少額なので、無理のない返済ができるでしょう。

借り入れしていることが同居している家族などにバレたくない方におすすめです。

楽天銀行スーパーローン

基本情報 詳細
金利 年1.9%~14.5%
限度額 800万円
特徴・メリット ・審査難易度が比較的易しい
・口座開設不要
・コンビニATMの利用手数料が無料
・入会特典として楽天スーパーポイント1,000ポイントがもらえる
・楽天会員ランクに応じた審査優遇がある

楽天銀行が提供している「楽天銀行スーパーローン」。
最大の特徴は、銀行系カードローンの中でも比較的審査が緩いということです。
もちろん審査に通るには毎月安定した収入があることが前提になりますが、このローンの場合収入が少なくても借り入れできるのがメリットですね。

申し込みから契約までの手続きはすべてスマホ上で完結しますし、楽天銀行の口座を作らくても利用可能。

また、入会特典として楽天スーパーポイント1,000ポイントがもらえますし、楽天会員ランクに応じて審査を優遇してもらえることもあります。

このことから、特に楽天サービスを利用する機会が多い方はもちろん、収入面で審査に受かるかどうか不安な方にもおすすめです。

オリックス銀行カードローン

基本情報 詳細
金利 年1.7%~17.8%
限度額 800万円
特徴・メリット ・ガン保障特約付き
・高額契約で超低金利になる
・最小返済額が1,000円

オリックス銀行カードローンの最大の特徴は、銀行カードローンでは珍しく「ガン保険が付帯している」ということ。

契約時に「ガン保障特約付きプランのBright」を選択することで、無料で保証を受けることができ、ガンと診断されたら保険金がローンの返済にあてられます。

これなら万が一ガンになって働けなくなり収入がなくなったとしても、この保険金でローンを完済することができるんですね。

もしものことがあった際に、ローンのことで家族に迷惑をかけたくないというのであれば、検討してみてはいかがでしょうか。

みずほ銀行カードローン

基本情報 詳細
金利 年2.0%~14.0%
限度額 800万円
特徴・メリット ・住宅ローン利用で適用金利を0.5%引き下げ
・定期的に無利息キャンペーンが行われている
・みずほ銀行、イオン銀行ATM時間外手数料が無料
・最小返済額が2,000円

三大メガバンクの一つ「みずほ銀行」のカードローンです。
大手ならではの安心感がありますし、金利や限度額などのサービス内容でも申し分ありません。

「みずほ銀行住宅ローン」を利用していれば、適用金利が年0.5%引き下げられるのもメリット。

銀行系カードローンでは珍しく、定期的に無利息キャンペーンが行われていたりもします。

その他このカードローンを利用すれば、みずほマイレージクラブの最高ランクの特典が利用可能に。
みずほ銀行をよく利用する方や、みずほ銀行住宅ローンを利用している方にはぜひおすすめです。

お金を借りる場合三菱UFJ銀行で金利が低い融資あり

三菱UFJ銀行では、法人・個人事業主向けの融資サービス「災害等特別融資」をスタートしました。

このサービスでは年1.475%~とカードローンよりも低い金利で借り入れ可能で、融資金額最大3000万円、返済期間は最大で5年以内となります。

営業時間短縮・自粛要請など何かと大変な状況である今、資金繰りが困難であるという方は、一度検討してみると良いかもしれません。

銀行でお金を借りるときの審査基準。フリーターや無職でもOK?

銀行のお金を借りるときは審査が必要になります。
この審査によって申し込み者の返済能力が測られ、そのうえできちんと返済できると判断されてはじめて融資を受けることができます。

ローンの審査基準(確認される項目)としては、主に下記のものがあります。

審査項目 詳細
勤務先 会社規模が大きいほど審査で有利になる
勤務形態 正社員であれば審査で有利になる
勤続年数 長ければ長いほど審査で有利になる
年収 ローンの種類や返済額とのバランスによるが、基本的に多ければ審査で有利になる
返済負担率 返済負担率(年収に対する年間返済額の割合)が20~25%以内であれば審査に受かりやすい。25%以上だと厳しい。
信用情報 過去に返済遅延が合った場合は審査で不利になる

審査基準に関しては、申し込みを行う銀行によって若干異なりますが、共通して返済能力をチェックされるという点では変わりません。

最も重要なのは「継続した収入があるかどうか」という点になります。

フリーターや無職でも借り入れできる?

銀行でお金を借りる場合、フリーターや無職だと基本的に審査に通るのは難しいです。

銀行の審査では特に返済能力が重視され、最もハードルの低いカードローンであっても「年収150万円程度で勤続1年以上」といった基準に満たなければ、借り入れすることが難しいんですね。

こうした条件をクリアできそうにないようであれば、信販系や消費者金融系のカードローンを利用してみるのも手です。

無職の場合であれば、消費者金融系のカードローンでの借り入れもシビアになります。しかし、専業主婦や内定が決まっている学生なら、銀行系サービスを含め一部カードローンで融資を受けられることがあります。

収入はあるが銀行でお金を借りることができない理由は?

収入面で銀行からお金を借りる条件をきちんと満たしていると思われるものの、なぜか審査に通らないといったケースも中にはあります。

どうしても審査落ちになってしまうという方は、主に下記のことが理由で借り入れできないと考えられます。

  • 既に他社で借り入れをしている
  • 同じような時期に複数のローンを同時に申し込んでいる
  • 過去に返済事故を起こしている
  • 申し込みの情報に虚偽がある

他社で既に借り入れをしている

他社で既に借り入れをしている場合は、多重債務者と見なされます。そうなると返済能力が疑われるため、審査に落ちる可能性が高まります。

目安としては年収の1/3~1/2以上の借り入れ残高があるか、同時に4社以上借り入れしているのであればほぼ受からないとされているため、注意しておきましょう。

同じような時期に複数のローンを同時に申し込んでいる

同じような時期に複数のローンを申し込んでいる場合は「申し込みブラック」と判断されます。この場合も返済が難しいだろうと予測されるので、基本的に審査に受かりません。

過去に返済事故を起こしている

過去にクレジットカードの支払いなどの遅延を起こしたりなどしている場合は、信用情報のブラックリストに載ってしまいます。

こうなると審査に通りません。ブラックリストは5年も経てば消えますが、それまでは基本的にローンを利用できません。

申し込みの情報に虚偽がある

申し込み時の情報に偽りがある場合も、審査落ちになります。
単純に誤りが合った場合は訂正することで対処可能ですが、勤務先の情報に嘘の内容を申告した場合は不正申し込みと見なされます。

こうなった場合は審査に落ちるだけでなく、以後申し込み自体できなくなったりします。

銀行でお金を借りるときの審査期間は?

銀行でお金を借りるときの審査期間は、利用するローンの種類などによって変わります。

ローンの種類 審査期間
住宅ローン 3週間~1カ月程度
マイカーローン 1週間程度
教育ローン 10日~2週間程度
カードローン 最短翌営業日
フリーローン 1週間~2週間程度

その他借り入れする額や収入によっても、多少の違いが出てきます。借入額や年収から返済能力があると判断された場合は審査もスムーズにいきますが、そうでない場合は審査期間が伸びてしまうケースがあります。

銀行からお金を借りる時に必要なもの

銀行からお金を借りるときに必要なものとしては、主に「身分証明書(本人確認書類)」「収入証明書」「実印・印鑑証明書」があります。

また、ローンによっては上記以外でも別途必要になってくる書類もあります。

身分証明書(本人確認書類)

銀行からお金を借りるときに必要なものとしてまず挙げられるのが、身分証明書(本人確認書類)です。

身分証明書(本人確認書類)として提示を求められる書類としては、具体的に下記のものがあります。

  • 運転免許証
  • 健康保険証
  • マイナンバーカード(個人番号カード)
  • パスポート(旅券)
  • 在留カード
  • 各種福祉手帳 など

健康保険証など、顔写真がないような書類を提示する場合は、別途住民票のコピーなどが必要になります。

収入証明書

収入証明書も、個人の返済能力を測る上で必要となってきます。

収入証明書には具体的に下記のものがあります。

  • 給与証明書
  • 源泉徴収票
  • 確定申告書
  • 納税通知書
  • 年金通知書
  • 年金証書
  • 所得証明書
  • 青色申告通知書 など

会社員など企業に勤めている場合であれば、「給与証明書」か「源泉徴収票」のいずれかを提出することになります。

個人事業主であれば「確定申告書」「納税通知書」「所得証明書」「青色申告決算書」などが必要となりますね。

ただしカードローンで50万円以下でお金を借りる場合は、収入証明書は必要ではありません。

実印・印鑑証明書

実印・印鑑証明書は、住宅ローンやマイカーローンといったローンを組む際に必要となります。

この実印というのは、普段使っている「認印」のことではなく、役所で作成しておく必要のあるものです。

ちなみに市役所でお金を借りる記事はこちらです。

また、併せて印鑑証明書も必要になるので、持っていない場合は実印とまとめて作成しておくと良いでしょう。

その他ローンごとに必要なものについて

銀行でお金を借りるときは上記の書類のほか、ローンによっては別途揃えおかなければならないものがあったりします。

ローンの種類 別途必要となる書類
住宅ローン ・登記簿謄本
・明細地図
・建築確認通知書
・請負契約書
・見積書
・公図・地積測量図
カーローン ・見積書
・注文書
・売買契約書
教育ローン ・入学証明書
・合格通知書
・在学証明書

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