ノンバンク系 出光クレジット

融資時間の目安 | 12日~2か月 |
金利の目安 | 2.6~9.8% |
融資可能金額 | 100万円~1億円未満 |
対応可能エリア | 一部を除く全国 |
登録番号等 | 関東財務局長(12)第00572号 |
出光クレジットの 特徴
出光クレジットは1996年に設立し、2003年にクレディセゾンとの折半会社になった大手信販会社です。
出光カードまいどプラスをはじめ、全国の出光系ガソリンスタンドでの利用特典があるクレジットカードを主力事業にしていますが、事業者向け不動産担保ローンも扱っています。
利用者の多くはすでにクレジットカードの法人契約をしている運送業者や営業会社ではあるものの、大手信販会社が運営しているだけあり、新規利用でも十分におすすめできるスペックを有しています。
低金利で1億円までの資金調達に対応しているので、拠点の近い方は積極的に検討してみてください。
契約は来社が必須条件にはなりますが、東京本社のほか新潟センターの利用も可能となっており、北信越地方の事業者から多くの人気を集めています。
特徴1 シンプルな借入プラン
出光クレジットの借入プランは1種類のみで、返済方式は元利均等方式・借入期間は3~15年です。
他社では幅広い返済方式や短期・長期に分けた借入プランを用意している所が多いなかで、出光クレジットは需要が高いスタンダートな借入プランのみを扱っています。
悪い表現をすればカスタマイズ性が低いのですが、シンプルなので条件や返済プランが分かりやすく、条件によっては多彩なプランを用意する他社よりも金利を優遇してもらえるチャンスは大きいともいえます。
他社で扱う返済プランも比較した結果、出光クレジットの返済方式で問題ないと感じた場合は積極的に検討してみてください。
特徴2 中途完済手数料が無料に
出光クレジットの不動産担保ローンは、借入から3年経過すれば繰上返済手数料が無条件で無料になります。
なお、借入から3年以内の中途解約は元金3.0%の手数料が発生し、一部繰上返済を行うことができませんので、5~15年ほどの長期分割でローンを組み、将来的に早期完済できる可能性があれば検討してみる価値が高いです。
借入時の手数料は、事務手数料2.0%+印紙代・登記費用・振込手数料のみの相場より安い料金設定になっているので、金利を含めた全体的なコストパフォーマンスが高い不動産担保ローン会社です。
出光クレジットの審査は厳しい?
出光クレジットの事業者向け不動産担保ローンを利用するには、直近2期分の決算書類、納税証明書、事業計画書(開業資金は創業計画書)の提出が必要です。
赤字決算や税金滞納、債務超過などの対応可否は公式サイトで一切触れていません。
金利と各種手数料の安い条件を見ると、不動産担保評価だけではなく申込事業者および代表者の与信も厳しく審査される可能性が高いといえます。
申込から融資実行までは最短10営業日の時間を取られますが、仮審査までは最短即日回答を行っています。
まずはダメ元で審査を受けてみるのもひとつの手ですが、不安材料の大きい場合は柔軟性を売りしている不動産担保ローンを選んだ方が無難でしょう。
実際の利用例

- 相談結果
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トラックの駐車場と簡易事務所のある事業用地を担保に入れ、借入金利は4.5%でした。銀行や販売店から提案されたローンよりも安い金利だったので条件に満足しています。新潟に拠点を持つ大手は少なく、クレジットカードで取引のある会社だったので、うちの場合は出光クレジット1択でした。
出光クレジットの 総評
出光クレジットの不動産担保ローンは特徴が少ないシンプルな内容ですが、3年経過で中途解約無料や低金利・安い手数料が強みです。
この3つの強みに魅力を感じられるかが選ぶポイントになります。
金利は安いですが審査が厳しめなので、出光クレジットを利用できる場合は他にも好条件で利用できる不動産担保ローン会社も検討してみましょう。
なお、返済方式は元利均等方式のみで借入期間は3~15年となっておりますので、月々の返済額や返済期間など条件に合っているかをしっかり考えた上で検討してください。
まずは公式サイトの返済シミュレーションで概算の返済計画をイメージすることから始めてみましょう。