ノンバンク系 ビジネクスト

融資時間の目安 | 5日~1か月 |
金利の目安 | 2.49~14.8% |
融資可能金額 | 100万円~1億円 |
対応可能エリア | 全国(一部非対応地域あり) |
登録番号等 | 関東財務局長(1)第01262号 |
ビジネクストの 特徴
ビジネクストはアイフルグループのビジネスローンに特化した貸金業者です。
不動産担保ローンについても利用は法人か個人事業主に限定され、個人利用は原則としてできません。
不動産担保ローンでは珍しくセブン銀行をはじめ全国のATMで利用できるカードローンタイプにも対応しており、契約時の手数料・保証料が無料となっています。
その他、1年以内に限定した元金一括返済方式にも対応しているので、状況に応じた幅広い資金調達プランを選定できるのが魅力です。
対応エリアは“原則全国”で、100万円からの少額融資にも対応しています。
担保評価は低めに設定される傾向がありますが、手数料やカードローンタイプに魅力を感じた方は一度検討してみてください。
特徴1 初期費用と借入プラン
ビジネクストの不動産担保ローンは、事務手数料・保証料・調査料等が不要で初期費用を安く抑えられます。
ただし、初期費用完全無料ではなく印紙代と抵当権設定登記費用のみ実費になり、初期費用は融資振込額からの天引きではなく、契約時に以下の金額を支払う形です。
印紙代 |
100万円超え~500万円以下:2,000円 500万円超え~1,000万円以下:1万円 1,000万円超え~5,000万円以下:2万円 5,000万円超え~1億円以下:6万円 |
抵当権設定登記費用 |
借入額の0.4%(登録免許税) +5~8万円(司法書士報酬) |
借入プランについては、ビジネスローンとカードローンタイプの2種類が用意されています。
ビジネスローン |
借入額:100万円~1億円 金利:2.4~14.8% 借入方式:元金一括返済、元利均等返済 ※早期返済は2%の違約金あり |
カードローン |
借入額:100~5,000万円 (個人事業主は2,000万円以下) 金利:5.0~14.8% 借入方式:元金自由返済、リボルビング返済 ※セブン銀行、東京スター銀行、アイフルのATMと提携 |
特徴2 ネットワークを活かしたローン
ビジネクストの最大の特徴は、事業者向けの不動産担保ローンでありながらカードローンに対応していることです。
カードローンは不動産担保評価額に基づいて決定された限度額の範囲内で何度も借入と返済を繰り返せます。
ちょっとした資金が頻繁にショートする事業者におすすめで、一度契約すれば近隣のセブンイレブン等から手軽に資金調達可能です。
コンビニATMやアイフルATMと提携しているため利便性が非常に高く、いつでも自由返済が可能です。
たとえば金利14.8%で100万円の借入をして2週間後に全額返済した場合、利息は日割り計算されて約5,700円程度しかかかりません。
受注時の仕入れや外注費など、次回の入金日で一括返済できるような資金調達を繰り返す事業者から人気を集めています。
特徴3 担保評価は低め
ビジネクストの不動産担保ローンは全国対応しています。
不動産の登記簿謄本などの書類を中心にした不動産担保評価を行っているため、地域密着型で現地調査を行う不動産担保ローン会社に比べると、借入額を低く設定される傾向があるようです。
全国対応かつ初期費用無料の対応をしている都合から、登記情報を元に運営事業者の安全マージンを取った融資を行っていることを覚えておきましょう。
希望限度額通りの満額回答になることは少なくても、融資通過率は高いのでカードローンや初期費用の安さを活かした短期借入を希望している方は、気軽に相談してみてください。
実際の利用例

- 相談結果
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会社はテナントだったので自宅を担保に入れました。借入額は多い時で300万円程度なので自宅の担保でも十分対応できました。ちなみに、自宅は坪単価50万円の立地に土地面積35坪ほど。土地だけで1,750万円くらいの価値はありそうでしたが、限度額は900万円に設定されました。受注状況に応じて頻繁に資金調達が必要になりますが、破産に繋がるような借金をすることはなく、300万円以上の借入をすることはないので満足できる条件です。
ビジネクストの 総評
ビジネクストは事業用資金調達における不動産担保ローンで、業界屈指の柔軟性で資金調達をサポートしています。
担保不要のフリーキャッシングやカードローンの取り扱いもあるので、少額もしくは短期の資金調達が必要な場面では気軽に相談してみる価値があります。
新規利用や中小規模の法人・個人事業主だと適用金利が高くなりがちですが、借入と返済の利用実績を残していけば条件を優遇されるケースもあるようです。
最低限の初期費用で対応したり、コンビニATMと提携したカードローンを取り扱っていたりするなど、他社にはない独自のサービスを提供しているので、何かひとつでも魅力を感じた場合は積極的に検討してみてください。
ただし、担保不動産の評価額の中で目一杯の限度額を借入して、長期返済プランを考えている場合には不向きといえます。