銀行系 あすか信用組合

商品名 | 不動産担保ローン |
金利タイプ | 変動金利 |
金利の目安 | 2.8~3.8% |
融資可能金額 | 3億円以内 |
融資期間 | 10年以内 |
来店 | 必要 |
あすか信用組合の 特徴
あすか信用組合は東京都新宿区に本店を置く海外系の信用組合です。
本支店は 東京都・埼玉県・北海道・青森県・秋田県・岩手県・宮城県・福島県(郡山市)にあるので、営業区域内の方は検討してみてください。
定期貯金の利率が国内屈指など、なにかと話題を集めることが多い信用組合で、不動産担保ローンも国内の大手金融機関とは一味違うスペックを持っています。
借換ローンや開業資金など幅広い使途で利用できる上に一括返済方式の選択も可能ですので、借入条件に魅力を感じた方や他の銀行では対応できない返済プランをお持ちの方におすすめです。
特殊性の高い不動産担保ローンなので、必ず詳細を理解した上で検討するようにしてください。
特徴1 最終回しわ寄せ返済とは?
あすか信用組合最大の特徴は、一括返済と最終回しわ寄せ返済に対応している点です。
最終回しわ寄せ返済という返済方法はあまり耳にしない方法ですが、こちらは文字通り最終支払い回にまとまって返済するという方法になります。
最長借入期間は10年と短めですが、不動産売却・退職金・その他事業の入金などで将来的にまとまって返済を予定している方におすすめです。
なお、一括返済を希望の場合は最長借入期間が2年以内に制限され、最終回しわ寄せ返済を希望の場合は最終回の返済に回す比率に制限がある点にはご注意ください。
最終回しわ寄せ返済のおおよその目安は返済率に対して50%程度となりますが、返済期間や条件によって変動しますので、事前にしっかりとすり合わせるようにしましょう。
特徴2 住宅ローン残高のある物件は不可
同行の不動産担保ローンは消費者金融やカードキャッシングなどの借換ローンとして利用することができますが、担保不動産は第1順位の抵当権でのみの対応となります。
そのため、住宅ローンや他の不動産担保ローンを利用中の方は利用できません。
最大3.8%の低金利のためか審査基準は厳しめになりますが、銀行に比べて柔軟な一面も持っているので、気になった方はまずは一度審査を受けてみましょう。
なお、仮審査まではWebから申込することも可能です。
特徴3 初期費用について
1.1~2.2%が事務手数料の相場であるのに対し、あすか信用組合の不動産担保ローンは借入額に対して1.0%の事務手数料で利用することが可能です。
ただし、借入の際は同組合の組合員になる必要があり、初回は最低1万円を出資せねばなりません。(組合費は基本的に初回の支払いのみです。)
さらに、契約時の印紙代と抵当権設定費用が実費で発生しますので、これら費用も考慮した上で他の金融機関と比較検討しましょう。
実際の利用例

- 相談結果
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売却を前提にした借入でも柔軟に対応して頂けました。審査の所要時間は1週間ほどで、金利は3.8%が適用されました。月々の返済負担のない一括返済を利用できたので、私の負担も少なく済みました。
あすか信用組合の 総評
あすか信用組合の不動産担保ローンは、一括返済もしくは最終月しわ寄せ返済で月々の返済負担を少なくできるのが最大の特徴です。
銀行と同等以下の低金利であるものの審査は柔軟に行われている印象で、他の銀行で審査に落ちた方でも時間に余裕があれば申込してみる価値があります。
ただし、最長借入期間は10年と短めなので、月々の分割返済で長期借入をしたい方は注意が必要です。
なお、冒頭でもお伝えした通り同組合は海外系の信用組合ですが、高金利の定期貯金をはじめ多くの日本人が利用しており、スタッフもほぼ日本人です。
一括返済や最終回しわ寄せ返済など、あすか信用組合の不動産担保ローンならではのメリットが数多く存在しておりますので、是非検討の候補に入れていただきたい金融機関です。