ノンバンク系 アイフル

融資時間の目安 | 5日~1か月 |
金利の目安 | 3.0~12.0% |
融資可能金額 | 100万円~1億円 |
対応可能エリア | 全国 |
登録番号等 | 近畿財務局長(12)第00218号 |
アイフルの 特徴
アイフルは、テレビCMを積極的に放映し全国に無人契約コーナーを配備した知名度は抜群の大手消費者金融で、会社そのものの説明は不要でしょう。
個人向けのフリーキャッシングのイメージが強いアイフルですが、事業者向けプランとして不動産担保ローンも扱っています。
消費者金融ならではの柔軟かつスピーディーな審査に加え、事務手数料無料による融資を行っているため、短期借入との相性が良いです。
店頭表示金利は実質金利なので、最大12%の借入条件でも利用する価値が高い不動産担保ローン会社だと評価できます。
ただし、不動産担保ローンへの専門性はそれほど高くないので、高額な限度額設定や赤字決算企業に対する柔軟性が期待できないという懸念があります。
特徴1 契約条件は一般的
アイフルのフリーキャッシングは、Web申込や無人契約コーナーで利用でき、全国に設置されたATMから随時繰上返済が可能です。
不動産担保ローン(アイフル不動産担保ローン事業サポートプラン)は、フリーキャッシングとは異なり、有人店舗での対面契約・中途解約は1~3%の手数料が必要になります。
アイフルの不動産担保ローンを利用する方は、フリーキャッシングの利用経験者の比率が高いですが、フリーキャッシングと不動産担保ローンでは契約と返済の流れが異なる点は抑えておきましょう。
特徴2 最長10年まで対応
返済方式は毎月利息だけを払う元金一括返済方式のみで、最長借入期間は10年です。
契約最終月に元金と最終月の利息をまとめて払う仕組みで、中途解約する場合は必然的に借入元金全額に対する手数料を取られるので注意しましょう。
最長借入期間10年は他社の不動産担保ローンに比べて短く感じられますが、元金一括返済方式で最長10年に対応できるのは、他ではあまり見られない条件です。
毎月の収入で分割返済するのではなく、不動産の売却や将来に見込まれる大きな売上など、どこかのタイミングで借入元金を返済できる収入見込みがある事業者に向いています。
特徴3 個人事業主のみカードローンにも対応
個人事業主に限定して、限度額100~2,000万円の範囲内で不動産担保ローンによるカードローンに対応しています。
カードローンであれば自由返済方式で自由に借入と返済を繰り返し利用可能です。
法人でカードローンを利用したい場合はアイフルのグループ会社であるビジネクストを検討してみるとよいかもしれません。
初期費用について
アイフルの不動産担保ローンの特徴として事務手数料・保証料などが不要で初期費用を安く抑えられる点が挙げられます。
印紙代 |
100万円超~500万円以下:2,000円 500万円超~1,000万円以下:1万円 1,000万円超~5,000万円以下:2万円 5,000万円超~1億円以下:6万円 |
抵当権設定登記費用 |
借入額の0.4%(登録免許税) +5~8万円(司法書士報酬) |
契約時に必要なのは原則抵当権設定に要する費用と印紙代のみで、店頭表示金利は実質金利になっているため、短期借入の条件であれば他社よりも有利になる可能性があります。
短期の元金一括返済方式を希望している方は、店頭表示金利を見て敬遠することなく、最大10%未満の金利を提示している他社とも比較検討してください。
実際の利用例

- 相談結果
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本当は担保なしのカードローンを利用するのが理想ですが、個人事業主では高額限度額を設定するのが難しいです。マンションの自宅を担保に入れ、できれば800万円ほどの限度額を期待していましたが、それほど甘くはなかったです。ファクタリングを活用している同業者もいますが、カードローンの方が資金調達コストは圧倒的に安く突発的な資金調達にも対応できるので助かっています。
アイフルの 総評
アイフルの最も大きな特徴は元金一括方式で最長10年に対応できる点です。
1~3年以下の元金一括返済方式に対応できる業者はたくさんありますが、3年超えの元金一括返済をしている所は少ないので返済期間にゆとりを持ちたい方におすすめです。
少額かつ短期利用の場合でも初期費用が安いので積極的に検討してみてください。
なお、繰上返済時には1~3%の手数料を取られますが、繰上返済無料の業者は初期費用で2~3%ほど取っているケースがほとんどですので、総コストに大きな違いはありません。
また、アイフルの不動産担保ローンを検討する場合、アイフルグループのビジネクストも比較検討することをおすすめします。
ビジネクストの特徴は、カードローン5,000万円まで対応、元金一括返済は最長1年、元利均等返済方式の対応などです。
契約時の事務手数料無料など似ている所も多いので、必要に応じてアイフルとビジネクストを使い分けるようにしましょう。