【最強?】Speed WiFi 5G X11のスペックを他機種と比較してみた!
「今使っているが物足りない。」とか、「もっと早いモバイルルーターはないの?」と思っている方に朗報、2021年10月に販売開始された「Speed Wi-Fi 5G X11」は、光回線を超えたともいわれるそのスペックの高さから、早くも「歴代最強!」との呼び声も出ています。
製品名 | Speed Wi-Fi 5G X11 |
製造元 | NECプラットフォームズ株式会社 |
最大通信速度 | 上り:183Mbps、下り:2.7Gbps |
無線LAN規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax(2.4GHz/5GHz) |
同時接続台数 |
無線:16台(有線USB:1台)
|
使用回線 | 5G(sub6/NR化※)、WiMAX 2+、4G LTE |
通信制限 | 3日で15GB |
大きさ | 約136.0×68.0×14.8mm |
※sub6・・・現在、各携帯キャリアがメインとしてエリアを拡大している6GHz未満の周波数帯のことで、広域まで電波が届き、障害物があっても回り込んで届きやすい特徴がある。
※NR化・・・NRとは、新しい無線を意味する「New Radio」の略語。第五世代移動通信システム向けに定められた携帯電話通信規格標準。
speedwiifが使用出来るのはbroadwimaxです。
今回は、本当にSpeed Wi-Fi 5G X11が「最強のモバイルルーター」と呼ばれるにふさわしいか否か、そのスペックなどを他のモバイルルーター(ポケットwifi)と徹底比較!、Speed Wi-Fi 5G X11のメリットと実際の使用感をレビューした後、料金プラン・設定方法などに至るまで詳しく解説したいと思います。
この特集記事をを見れば、
- Speed Wi-Fi 5G X11の詳細なスペック
- Speed Wi-Fi 5G X11の使い心地
- Speed Wi-Fi 5G X11の設定方法や充電方法
- Speed Wi-Fi 5G X11のおすすめ契約先
などが手を取るようにわかるので、最後までお見逃しなく。
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従来の4G 機器との比較
まずは公平を期するため、同じ会社(NECプラットフォームズ株式会社)が製造した既存のWiMAX2対応モバイルルーターのスペックと、最新機種であるSpeed Wi-Fi 5G X11のスペックを比較してみましょう。
商品名 | Speed Wi-Fi 5G X11 | Speed Wi-Fi NEXT WX06 |
製造元 | NECプラットフォームズ株式会社 | NECプラットフォームズ株式会社 |
対応ネットワーク | ・5G(常時利用) ・4G LTE(常時利用) ・WiMAX 2+(常時利用) |
・WiMAX 2+(常時利用) ・au 4G LTE |
下り最大速度 | 2.7Gbps | 440Mbps |
上り最大速度 | 183Mbps | 75Mbps |
質量 | 174g | 127g |
サイズ(mm) | 136×68×14.8 | 111×62×13.3 |
ディスプレイ | 2.4インチ | 2.4インチ |
バッテリー容量 | 4,000mAh | 約3,000mAh |
バッテリー時間 | 連続通信時間:約490分(初期設定時) 連続待受時間:約400時間(初期設定時) |
連続通信時間 ・ハイスピード(HS)モード:500~840分 ・ハイスピードプラスエリア(HS+A)モード:490~800分連続待受 ・休止状態:約700時間 ・ウェイティング時:45時間 |
最大接続台数 | 16台 | 16台 |
価格(UQWiMAX) | 21,780円 | 16,500円 |
上表を見ればよく分かりますが、バッテリー容量の増量に伴いSpeed Wi-Fi NEXT WX06の方が従来機種であるSpeed Wi-Fi NEXT WX06より、サイズでも重量でもひと回り大きくなっていますが、この程度であれば「かさばって困る」というほどのサイズupではありません。
また、バッテリー容量が増えたにもかかわらず、連続通信時間・連続待受時間がいずれも短くなっていますが、490分と言えば8時間以上連続で動画などを視聴できることになるので、出先で使用することを考えれば十分すぎるほどの連続通信時間が確保されていると言えるでしょう。
何より、特筆すべきなのは多くのユーザーが最も気にしているであろう「通信速度の圧倒的な速さ」で、動画・音楽の市長やネットゲームの動きに直接影響する「上り最大速度」に関しては、従来モデルの440Mbpsから2.7Gbpsへと大幅に進化しており、これは固定回線で工事が必要な光回線すら凌駕するレベルです。
ただし、最新機種なので致し方ない気もしますが、端末の価格は既存のWiMAX2対応モバイルルーターより5,000円以上高額、これを高いとみるかお買い得と考えるかは、ひとえに通信速度の速さと安定性にかかってくるでしょう。
他の5G対応モバイルルーターとの比較
次に、同じ「第5世代移動通信システム」という土俵で戦っているライバル、サムソン電気が販売しているWiMAX+5G対応モバイルルーターのスペックと比較してみました。
商品名 | Speed Wi-Fi 5G X11 | Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01 |
製造元 | NECプラットフォームズ株式会社 | Samsung |
対応ネットワーク | ・5G(常時利用) ・4G LTE(常時利用) ・WiMAX 2+(常時利用) |
・5G(常時利用) ・4G LTE(常時利用) ・WiMAX 2+(常時利用) |
下り最大速度 | 2.7Gbps | 2.2Gbps |
上り最大速度 | 183Mbps | 183Mbps |
質量 | 174g | 203g |
サイズ(mm) | 136×68×14.8 | 147×76×10.9 |
ディスプレイ | 2.4インチ | 5.3インチ |
バッテリー容量 | 4,000mAh | 5,000mAh |
バッテリー時間 | 連続通信時間:約490分(初期設定時) 連続待受時間:約400時間(初期設定時) |
連続通信時間:約1,000分(初期設定時) 連続待受時間:約790時間(初期設定時) |
最大接続台数 | 16台 | 10台 |
セキュリティ | WPA3 | WPA2 |
価格(UQWiMAX) | 21,780円 | 21,780円 |
表の通り、Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01の方がバッテリー容量・バッテリー時間共に Speed Wi-Fi 5G X11より上回っており、サイズと重さが気になりますが5,3インチと大型で見やすいディスプレイが目を引くデザインになっています。
とはいえ、肝心かなめの通信速度では下り最大速度で若干 Speed Wi-Fi 5G X11の方が速いですし、最大接続代位数が16台もある(Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01は10台)ため、オフィスや飲食店などで社員やスタッフの「共同wifiモバイル」としても十分機能します。
また、いくら回線速度が速くなっても、セキュリティ対策がしっかりしてなければ不安で仕方ありませんが、Speed Wi-Fi 5G X11には無線LANの通信内容を暗号化する「新規格」として、2018年6月にWi-Fiアライアンスから発表された「WPA3」というセキュリティが採用されています。
WPA3 は、暗号化の強度が弱く解読が進んでしまったWEPやWPA2に変わってリリースされたもので、新たに搭載された様々なセキュリティ機能によって、皆さんのスマホやパソコンをサイバー攻撃やウィルス被害から強固に守ってくれます。
つまり、1日中充電できないような過酷な状況で、しかも1,000分以上(16時間超!)にわたって長時間ネットを使い続けるようなケースではGalaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01の方が適していますが、それ以外の大多数のユーザーはせkyりてぃの強固さや最大接続台数の多さを考えると、Speed Wi-Fi 5G X11の方がちょうどよいのではないでしょうか。
どこがすごい?Speed WiFi 5G X11のメリットを徹底解剖
さて、ここまでは「旧回線」である既存のWiMAX2対応モバイルルーター、及び他社がリリースしているWiMAX+5G対応モバイルルーターのスペックと比較してみましたが、これだけでは3社の違いが何となくでしか伝わってこない、という方も多いはず。
そこでこの項では、なぜ Speed Wi-Fi 5G X11が「史上最強のモバイルルーター」と呼ばれているのか、その理由を良く知ってもらうべく Speed Wi-Fi 5G X11の主なメリットを5つ挙げておきたいと思います。
メリット1 専用アプリで遠隔操作ができる!
Speed Wi-Fi 5G X11を製造・販売しているNECプラットフォームズ株式会社は、毎年のように最新のモバイルルーターをリリースしていますが、それと並行してスマホで設定などを変更できる、「NEC WiMAX +5G Tool」という名前の専用アプリを送り出しています。
この「NEC WiMAX +5G Tool」を使えば、モバイルルーターをカバンの中や服のポケットに入れたままの状態で
- 通信量カウンターの確認
- バッテリー残量の確認
- ハイスピードモード⇔ハイスピードプラスエリアモードなど通信モードの切り替え
- Wi-Fiモードの切り替え
- ルーター本体の電源オフや再起動
- パフォーマンス設定の切り替え
などができるので非常に便利ですし、同じ家の別の部屋で別々のスマホやパソコンを接続しているような場合でも、わざわざSpeed Wi-Fi 5G X11を置いている場所まで移動せず上記の操作をすることができます。
さらに、NEC WiMAX +5G Toolではデータ通信料やバッテリー残量をスマホに通知することもできるため、通信制限がかかってしまうデットラインに近づいたら通知がくるよう設定しておけば、通信データの管理に役立つのでお試しを。
なお、アプリの設定方法はとても簡単、下記の手順で設定すればいつでも遠隔操作が可能なので、操作性とわかりやすさも申し分ありません。
【NEC WiMAX +5G Toolの設定方法】
- スマートフォンとWi-Fi接続する
- NEC WiMAX +5G Toolアプリを開く
- 接続設定ウィザードをタップする
- 固定IDである「admin」を入力する
- 端末情報にある管理者パスワードを入力する
- Wi-Fi設定をタップ
- WiMAX端末のQRコードを読み取る
メリット2 最新の高速無線LAN規格「Wi-Fi 6」に対応!
今や自宅や会社などはもちろん、飲食店やレジャー施設でも手軽ネットが使える「wifi 環境」を整えているところが増えてきましたが、一言でwifi と言ってもいくつかの企画があり、今までは「11ac 」と表記される第5世代のWi-Fi5かその前の世代で「11n」と表記されるWi-Fi4が主流でした。
しかし、Speed Wi-Fi 5G X11は最新の高速無線LAN規格である「Wi-Fi 6」に対応しているため、Wi-Fi5と比較して約1,4倍の最大通信速度が得られるうえ、Wi-Fi5の使用周波数帯が電波干渉を起こしにくい反面、壁などの障害物があると弱まりやすい「5GHz帯」のみだったのに対し、障害物に強く遠くまで電波が届きやすい「2.4GHz帯」にも対応。
そのため、使っている閑居や接続する機器の種類に応じて、繋がりやすい周波数帯を自由に選択することができるのです。
実は、このWiFi6に対応している「持ち運び型ルーター」は、今のところこのSpeed Wi-Fi 5G X11だけ、端末側もWiFi6に対応している必要がありますが、Wi-Fi5の約1.4倍とも言われる高速通信が利用できるため、リモートワーク時のWeb会議や反応速度が命と言えるオンラインのアクションゲームなども 、より快適にサクサクと使用することができます。
メリット3 バッテリーが大容量なのでどこでもいつでもネットを楽しめる!
次世代の通信システムである5Gに対応しているルーターは、通信速度が速くしかも安定しているのが最大のメリットですが、消費する電力がどうしても大きくなるため、小型で持ち運び用のモバイルルーターの場合はバッテリーの容量が少なく、連続通信時間などが短くなってしまう弱点がありました。
その点Speed Wi-Fi 5G X11は、持ち運びやすくかさばらないコンパクトなサイズ感は崩さず、バッテリーの容量を旧機種であるSpeed Wi-Fi NEXT WX06の約3000mAh~1,33倍に当たる4000mAhまで増量しています。
その結果、若干短くなったものの連続通信時間:約490分(初期設定時)、連続待受時間:約400時間(初期設定時)を確保しているため、どこでもいつでも快適に5G によるスピーディーで安定したネットライフを楽しめるのです。
メリット4 専用グレードルを装着すればより一層通信が安定!
別売りではありますが、Speed Wi-Fi 5G X11には5GとWiMAX2+対応アンテナが内蔵されている専用グレードルが用意されており、これを接続すれば、固定式ルーターに勝るとも劣らない安定したWi-Fi通信環境を得ることができます。
また、専用グレードルには端末との有線LAN接続が可能になる「有線LANポート」も備わっています。
有線接続は無線接続に比べ高速通信の安定性が高い上、LANケーブルの数を増やせば同時に接続できる端末の台数を簡単に増やせるのがメリット、モバイルルーターはどこにでも持ち運べるのがウリですが、普段ネットを使う所が決まっているという場合は、グレードルを購入して有線接続するのもアリです。
ただ、「それなら光回線でもいいじゃないか!」と言われそうですが、光回線は工事が必須で開通までにある程度の時間がかかりますし、マンションやアパートなどの集合住宅で大家さんや管理会社の許可が下りない時は、光回線を開通させる工事ができません。
その点、Speed Wi-Fi 5G X11はモバイルルーターなので場所を問いませんし、光回線に大きく劣っていた通信速度やその安定性の面でも、5Gに対応することで克服している、いやむしろ逆転するほど利便性がUpしています。
公式通販サイトをチェックしてみたところ、誰でも簡単に取り付け可能な専用グレードルが「3,795 円(税込)」で販売されていたので、1枚上のより安定したネット環境をお求めの方は、ぜひを検討してみてください。
メリット5 重要!室内での電波が大幅にパワーアップ!
Speed Wi-Fi 5G X11を始めとするモバイルルーターは、置くだけWi-Fiや光回線のように一か所に固定するのではなく、どこにで持ち運べてそこで快適にネットを楽しめるのが最大のメリットですが、屋外で使う機会はヘビーなアウトドア派でもない限りあまりなく、基本的には会社や自宅、列車やカフェなどといった屋内で使用することが多いはずです。
(ヘビーなアウトドア派の場合、ネットは諦めている方も多いでしょうし…。)
しかしながら、従来までのWiMAX2+では室内だと電波弱くなるという、実際に使用してみないとイマイチわかりにくい、スペックだけでは表されきれない弱点があり、長いことWiMAX2+対応モバイルルーターを使ってきた実感でも、窓際に置いておかないと通信が安定しなかったり、地下では繋がらなくなったりするケースもありました。
その点、Speed Wi-Fi 5G X11は、現時点で5G通信が提供されているエリアであれば、屋内でも特に壁が厚く障害物も多いお風呂場や地下でも、窓際に置いている時とそん色ない通信速度を安定して得ることができます。
商品レビュー Speed WiFi 5G X11を使ってみた!
今回、Speed Wi-Fi 5G X11について記事を書いていくにあたって、公式サイトなどで公開されているスペックだけでは計り知れない、リアルな使い心地を調査するため、あるプロバイダを通じて実際にSpeed Wi-Fi 5G X11を入手し、自宅はもちろんあらゆる場所でその操作性などを試してみました。
まず、気になる通信速度に関してですが、あくまで筆者自身が試した限り「これで満足できないならモバイルルーターを買うのはやめたほうがいい!」と断言できるほど、速く・安定した環境で動画視聴や音楽鑑賞、それにネットゲームなどを楽しむことができました。
正直、このSpeed Wi-Fi 5G X11を使ってもまだ通信速度が遅かったり安定しなかった場合は、ネットを使っている場所自体がまだ5Gの最ビス提供圏外であるからだと考えたほうが妥当で、それも時間の経過とともに、徐々にではありますがサービス提供エリアに入ってくるはずです。
また、今まで使っていたWiMAX2+のみに対応しているモバイルルーターでは、障害物の多い屋内や地下などに持っていくと通信が途絶えてしまうことも頻繁にありましたが、このSpeed Wi-Fi 5G X11に変えてからは入浴中でもYouTubeを突っかかることなく見れましたし、地下鉄の乗っている間もネットリサーチなどの仕事をこなすことができました。もOK!
正直、このSpeed Wi-Fi 5G X11がすごいのか、5Gという次世代通信システムがすごいのかはわかりませんが、これさえあれば光回線や固定ルーターはいらないって感じですし、装着すればより通信が安定するという専用グレードルに至っては、その威力を試すような機会さえやってきませんでした。
以上、筆者が実際にSpeed Wi-Fi 5G X11を試して感じたことのレビューになりますが、これはあくまで筆者の職場や居住地、通勤経路などといった生活範囲の中でSpeed Wi-Fi 5G X11を使った時の感想であり、使うエリアや状況が変われば「言うほど通信速度は速くないじゃないか!」というケースもあり得ます。
なぜなら、Speed Wi-Fi 5G X11が持つスぺックの高さを最大限に引き出してくれる「5G」という新たな通信システムは、現在そのサービスエリアが拡大している真っ最中なので、筆者の生活範囲の多くは運よくサービスエリアに入っていましたが、ユーザーによってはまだ大部分がエリア外であることも十分考えられるからです。
このレビューを執筆しているのは2021年の年末ですが、Speed Wi-Fi 5G X11が使っている電波を管理しているUQ の母体であるauは、2022年つまり来年の3月末をめどに、5Gの人口カバー率90%を目指して基地局をドンドン設置しています。
つまり、現時点で5Gとそれに対応したSpeed Wi-Fi 5G X11による快適なネット環境が得られていないとしても、近い将来(auが目標を公約どうり達成すれば数ヶ月以内)には、筆者と同じように5G がもたらしてくれる快適で楽しいネットライフを満喫できるはずです。
また、Speed Wi-Fi 5G X11はスペック表に書いてある通り、5Gだけではなく「現通信システム」であるWiMAX 2+と4G LTEにも対応しているため、既存のWiMAX2対応モバイルルーターナミの通信速度は、5Gエリアの範囲外であっても変わらず得られます。
田舎でおすすめのポケット型wifi。遅い事や圏外になる事を回避するには
Speed Wi-Fi 5G X11の初期設定方法
最新機種であるSpeed Wi-Fi 5G X11ですが、基本的な初期設定方法については既存の機種と大差ないので、モバイルルーターを今使っているという場合は、それほど悩むこともないでしょうが、今回の記事を見て初めて使ってみたい、契約したいと思った方もいるはず。
そこでここでは、基本的なモバイルルーターの初期設定方法をおさらいしておきたいと思います。
- SIMカードを本体に差し込む
- 本体の電源を入れSSIDとパスワードを確認・メモする
- スマホやパソコンのWi-Fi設定をする
どんな端末を使っていても基本は上記の流れで初期設定可能ですが、以下では主だった端末ごとの設定手順について、もう少し詳しく説明しておきましょう。
●WindowsPCの場合
- Windowsキー+A。
- 画面右下に現れるWi-Fi設定ボタンをクリック。
- Speed Wi-Fi 5G X11端末上に表示されているSSIDが表示されるのでそこをクリック。
- 端末上に表示されているパスワードを入力。
■MacPCの場合
- 右上のアイコン中にある「Wi-Fiマーク」をクリック。
- Speed Wi-Fi 5G X11のSSID表示ウを確認。
- パスワードを入力。
■Chromebookの場合
- 右下をタップするとWi-Fi設定の項目が表示される。
- Speed Wi-Fi 5G X11のSSIDが表示されるので、タップもしくはクリック。
- パスワードを求められたら入力。
■iPadの時
- 設定を開くと左項目の中にWi-Fiが表示される
- そこをタップしSSID表示を確認。
- パスワードを入力すれば接続で完了。
■androidタブレットの時
- 設定アプリを開く。
- Wi-Fiという項目があるので、タップ。
- Speed Wi-Fi 5G X11のSSID表示を確認。
- そこをタップしパスワードを入力して終了。
【番外編】通信速度を速くする設定方法
モバイル―ターには初期設定のほかに、通信速度を左右する「パフォーマンス設定」という機能が備わっており、最も早い通信速度を期待できる「ハイパフォーマンスモード」と、デフォルトである通常速度の「スマートモード」、通信速度は遅くなるがその分バッテリーの諸費を抑えることができる「バッテリーセーブモード」の3つがあります。
デバイス自身のホーム画面にある「パフォーマンス設定」をタップすると各モードを変更することができるので、通信速度が物足りないと感じたときは、バッテリーの消費が増えることを覚悟の上で、ハイパフォーマンスモードにしておくのも手です。
また、パフォーマンス設定にはモバイルルーターに内蔵されているアンテナの感度を最大にすることを示す「4×4MIMO設定(フォーバイフォー マイモ)」があり、それをオンにする方法もありますが、こちらは想像以上に消費電力が増えてしまうので、「いざ」というときに絞って使い分ける方が良いでしょう。
4×4MIMOとは・・・データの送信側(基地局)と受信側(ルーター)のそれぞれのアンテナを、従来の2本ずつから倍の4本ずつに増設し、これまでの2倍に当たるデータを同時に送受信することで、より早く安定した通信速度を実現している。基地局側はともかく、小さなモバイルルーター内に4本のアンテナを内蔵させる技術が革新的。
Speed Wi-Fi 5G X11取り扱い説明書はついてる?
スマホなどを購入した際、操作の仕方がいまいちわからないので「取り扱い説明書」を読もうと、箱の中を隅から隅まで探したけどどこにも入っていなかった…、なんて経験をした方も多いと思います。
最近のスマホやモバイルルーターなどといった機器は、操作法などが非常に複雑で機能も多岐にわたるため、それを詳細に記した取り扱い説明書を紙で作成すると、どうしても分厚くなりかさばるうえ非常にわかりにくい、そこで各メーカーは取扱説明書を動画やPDFファイルの形で作成し、それぞれの公式HPで公開しています。
Speed Wi-Fi 5G X11の場合も、詳細な取り扱い説明書(マニュアル)がこちらからダウンロードできますので、操作方法などが分からない時はそれを活用してください。
Speed Wi-Fi 5G X11の充電方法
これも最近のスマホやモバイルルーター購入時によくあることですが、Speed Wi-Fi 5G X11には充電用のACアダプタなどが同封されていません。
Speed Wi-Fi 5G X11を充電したり、データを転送する場合には「USB Type Cプラグ」に対応したケーブルが必要ですので、別売りの変換アダプタか専用のUSBケーブル、もしくはUSB Type C対応のACアダプタを購入する必要があります。
USB Type C対応のACアダプタがあればどこにでもある普通のコンセントからすぐに充電できますし、変換アダプタか専用のUSBケーブルを持っていれば、電源に繋いでいるパソコンなどからも充電可能なほか、同じType C対応ならスマホやタブレット、携帯ゲーム機などの充電器もそのまま転用できます。
Speed Wi-Fi 5G X11の料金プラン・端末代金
Speed Wi-Fi 5G X11は現在、主要な販売元である本家UQ コミュニケーションズとその親会社であるauだけではなく、いくつかの代理店経由でもゲットできますが、それぞれ微妙にではあるものの料金プランや端末代金が異なります。
そこでここでは、UQ・auにおけるSpeed Wi-Fi 5G X11の料金プラン・端末料金と、当サイトがおすすめだち考えている「Broad WiMAX」の料金プラン・端末料金を紹介しておきましょう。
本家UQの料金プラン・端末代金
まずは、Speed Wi-Fi 5G X11が使用する電波を管理している本家・本元のUQですが、月額料金で見るとさすがに大手キャリアであるauのポケット型wifiよりは若干安めですが、Broad WiMAXを始めとする代理店よりはかなり高くなっています。
プラン自体は自動更新ありの2年縛りなのですが、端末代の分割回数が36回、つまり3年支払い続ける必要があり、2年目の更新月であっても解約した場合は残っている1年分の分割金を一括で支払うわなければならないため、事実上3年縛り契約とあまり変わりません。
会社名 | UQコミュニケーションズ |
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プラン | ギガ放題プラス(WiMAX +5G) |
月額料金 | 初月~25ヶ月間:4,268円
※「WiMAX +5G はじめる割」適用時。 |
端末代 | 21,780円 |
親会社auの料金プラン・端末料金
次に、UQの本体ともいえるauン料金プランですが、25か月間月額料金が割引される、税込-187円/月の「2年契約N」と税込-550円/月の「5Gルーター割」を適用しても、代理店はおろか本家UQ よりも高い料金設定になっています。
また、このプラン自体の契約期間は2年ですが、auもUQ と同じく端末代金を分割払いする場合は36回払いとなるため事実上の3年縛り、しかもなぜかUQより端末料金自体が数百円ではあるものの高くなっています。
会社名 | au |
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プラン | モバイルルータープラン 5G |
月額料金 | 初月~25ヶ月間:4,721円
※「5Gルーター割」適用時。 26ヶ月以降: 5,272円 |
端末代 | 22,000円 |
おすすめはココ!「Broad WiMAX」の料金プラン・端末料金
最後に紹介する代理店のBroad WiMAXのほうが、UQやauなどといった携帯キャリア系より、月額料金で言えば「ダントツ」に安いのが表を見るだけですぐお分かりいただけるはずです。
Broad WiMAXの場合、端末代金の一括・分割に関係なく3年契約になりますが、前述した通りUQ&auの本家コンビは事実上の3年契約なので、「縛り年数の長さ」による機種変更のしやすさやしにくさで言うと、「大して変わらないな」というのが筆者の考えです。(ただし、UQ&auでの契約時端末代を一括払いにすれば2年縛りにもできる。)
何より、代理店の場合はどこも魅力的なキャンペーンを展開しているのがポイントで、Broad WiMAXの場合は現在「お乗り換えキャンペーン」または「2台目キャンペーン」という2つのキャンペーンから好きな方を選択できるようになっています。
- お乗り換えキャンペーン・・・現在利用中のインターネットの契約解除料を、最大19,000円(非課税)を上限にが負担してくれる。
- 2台目キャンペーン・・・2台同時に申込むと5,000円(非課税)キャッシュバックされる。家族で複数台を持つユーザーにおすすめ。
さらに、Broad WiMAX公式サイト経由でUQ Mobileまたはau携帯を申し込むと、最大10,000円のキャッシュバックまたは、端末を最大22,000円割引で購入できるキャンペーンも実施されています。
会社名 | Broad WiMAX |
---|---|
プラン | ギガ放題プラスDX |
月額料金 | 3ヶ月目まで月額2,090円(税込)
4か月目以降は3,894円(税込) |
端末代 | 21,780円 |
ちなみに、紹介したBroad WiMAXはもちろん、どの代理店を経由しても契約するモバイルルーターとしてSpeed Wi-Fi 5G X11を選んだ場合、使用する電波はUQ・auで契約した時と全く同じなので、代理店で契約したからといって通信速度が遅くなる、なんてことは絶対にありません。
Speed Wi-Fi 5G X11に関するQ&A
- 質問です。:Speed Wi-Fi 5G X11を作っている「NECプラットフォームズ株式会社」とはどんな会社ですか?
- 回答です。:NECプラットフォームズ株式会社は、その社名を見るとわかる通り国内最大級の電気製品メーカー・日本電気を中核とする「NECグループ」の一員で、家庭用ルーターはもちろんセブン銀行のATMなどコンビニ向けの端末や、スーパーコンピューターなども手掛けている、売上高約4300億円を誇る一流企業です。企業パワー、資金力、実績ともに申し分ありませんし、商品の保証体制などもしっかりしているので、モバイルルーターメーカーとしての信頼度は高いと言えるでしょう。
- 質問です。:ハイパフォーマンスモードとは具体的のどんなモードですか?また使ったら追加料金などが発生するのですか?
- 回答です。:ハイパフォーマンスモードとは、そのモバイルルーターが持っているすべての力を振り絞って通信速度をMAXにするモードのことで、商品のスペック票や宣伝広告などで謳われている下り・上り最大通信速度は、このハイパフォーマンスモード発動時の理論上の最大値です。人間でも全力疾走すると長い距離を走れないように、モバイルルーターもはパフォーマンスモードを続けるとすぐにバッテリーが尽きてしまいます。機種にもよりますが、通常モード(スマートモード)からハイパフォーマンスモードにすると、目安として通信速度は約2倍になる代わりに、バッテリーの持ちは約70~75%まで落ちてしまいます。正直、待ち受け中はそれほど通信速度を必要としないことが多いので、通常モードあるいはバッテリーセーブモードにしておき、肝心な時だけハイパフォーマンスモードに切り替える、というのがモバイルルーターのバッテリーを長持ちさせるコツになります。また、通信速度がMAXということは、それだけ短い時間で多くのデータ容量を使ってしまうということになるので、データ容量オーバーによる通信制限がかかってしまわないよう注意しましょう。
- 質問です。:ソフトバンクやドコモのスマホを使っていたとしても、Speed Wi-Fi 5G X11を使ってWifi接続することができるのですか?
- 回答です。:確かに、Speed Wi-Fi 5G X11が使っている電波はauのグループ企業・UQコミュニケーションズが管理している電波ですが、au/UQ以外つまりソフトバンクやドコモのスマホでも、Speed Wi-Fi 5G X11で問題なくネットを楽しむことができます。というより、WiFi接続可能な端末であれば、それがどこのメーカーのスマホ・パソコン・タブレットなどであっても、au/UQの商品と同じ通信速度を得ることができます。ただし、メーカーに関わらずそれぞれの端末の能力によって通信速度は変わります。Speed Wi-Fi 5G X11の下り最大通信速度は現役最強レベルの「2.7Gbps」ですが、WiFi接続する端末が古くて処理できる通信速度がそれよりも遅かった場合、いずれかの「遅い方」になってしまうということです。
- 質問です。:そもそも5Gってどんなものでどこが今までと違うの?
- 回答です。:5Gの「G」はジェネレーション(世代)のこと、5Gとは1~4Gに次ぐ世代の通信システム という意味です。ラジオや電話などのアナログの音声のみだった「1G」からデジタルへと移行した「2G」、携帯電話などが普及し始めたのが「3G」で、2012年ごろに登場し今も使われている「4G」になると、その通信速度は従来のM(メガ)という単位を超えG(ギガ)へと突入しました。「これで十分、頭打ち。」と思われていた中登場し、Speed Wi-Fi 5G X11にも採用された「5G」は、大容量高速通信・高信頼低遅延・同時多数接続をその軸としており、例えば2時間の映画のダウンロードにこれまで30秒かかっていたところ、わずか3秒でダウンロードできるレベルまで通信速度が速くなり、大容量のデータをいっぺんに送信できるようになったのです。また、膨大な数のユーザーが一度に接続しても渋滞が発生しにくい、つまり通信の遅れや断絶が少ないのも特徴です。
- 質問です。:今は4G 対応のモバイルルーターを使っていますが、いつ頃5G対応に変えるのがベストですか?
- 回答です。:現在、モバイルルーターだけではなく、スマホやタブレットも各メーカーから5G対応の新機種が続々とリリースされているので、質問者のように「いつ機種変更すべき」なのか悩んでいるユーザーも非常に多いでしょう。5G には近い将来必ず移行されるのでいずれ機種変更を検討することになると思いますが、そのタイミングを決めるポイントは2つ。1つ目は各携帯キャリアが今まさに急ピッチで進めている5G サービス提供エリアに、自宅や職場など主にネットを使う生活範囲が入っているかどうかで、auとソフトバンクはともに2022年3月末までに人口カバー率90%を目指しているので、それを1つの買い替え目安にするとよいでしょう。(ただし、ドコモは同時点での人口カバー率達成目標を55%としているので、やや遅れ気味と考えられます。)もう1つ、各キャリアとその代理店は5Gへの本格移行を前にに、既存ユーザーの囲い込みと新規ユーザー獲得のため、魅力的でお得なキャンペーンを次から次へと繰り出しています。キャンペーンの特典は、新規なのか既存なのかはもちろん、契約するタイミングによっても大きく変化するので、自分にとって一番得をする契約先とタイミングを見計らって、モバイルルーターを4G 対応から5G 対応モデルに変える時期を決めることが大切です。