転職支援実績を重視したいとき、見逃すことができない転職エージェントといえば『リクルートエージェント』です。
リクルートエージェントの評判、特徴、そして登録方法から退会方法まで!今回はリクルートエージェントについて丸ごと解説していきます!
【無料登録】『リクルートエージェント』はこちら
リクルートエージェントの評判と口コミ
リクルートエージェントで良い口コミとして挙がるポイント
- キャリアアドバイザーの対応がスピーディー
- キャリアアドバイザーの対応が親切
- とにかく求人数が多い
- 初心者でも転職活動しやすいサービス
- 職歴やスキルに自信が無くても相談しやすい
- 第二新卒の転職サポート体制も整っている
- 転職活動に必要な書類添削や面談練習があるから助かった
リクルートエージェントは転職支援サービスです。
キャリアアドバイザーが、利用者の希望や条件に合う求人を紹介してくれます。つまりリクルートエージェントに登録さえすれば、自分で求人情報検索をしなくても転職先の候補を見繕ってもらえるということ。
この特徴から、リクルートエージェントに求められるものは『利用者へのサポート力』や『対応の丁寧さ』であると判断できます。
リクルートエージェントの良い口コミとして挙がるポイントを見ていくと、求められているものはクリアしている転職エージェントといえるでしょう。
もちろん人により相性はありますし、求めるものによっては『リクルートエージェントは合わない』『リクルートエージェントに不満を感じる』という可能性はありますし、実際不満口コミもゼロではありません。
転職エージェントに不満を感じないための大前提として、自分が求めるものと転職エージェント側が提供するものに相違がないことが大切になってきます。
リクルートエージェントが提供できるものが、自分の欲しいものである=『満足!!ありがとう!!』となって利用を終了できるのが自然です。
相違を生まないためにも、リクルートエージェントの評判から特徴やこだわりを紐解いていきましょう。
そのうえで『自分に合いそう』と感じるなら、登録してバリバリ転職活動(※本当に転職するか迷っている段階でも利用OKです)していきましょう!
良い評判①対応がスピーディーで親切
まず、リクルートエージェントの良い評判として注目したいのは対応のスピーディーさです。
リクルートエージェントは転職エージェントなので、キャリアアドバイザーという存在が求人を紹介してくれます。
リクルートエージェントの公式サイト上から申し込みをしたら、7日以内に電話かメールでキャリアアドバイザーが連絡をくれます。
申し込みから連絡まですぐというケースもあれば、最初の連絡は7日後になるケースもあるわけですが……
やり取りが始まり『求人紹介可能』となれば連絡対応はスムーズです。
マメに連絡をくれるので『本当にあの案件は進捗しているのかな……』など、不安になりづらいでしょう。
連絡をマメにくれる=転職エージェントの特徴としては『良いポイント』として受け止められます。
ただ、人によっては『連絡が多くてうざい』と感じる可能性もあります。
リクルートエージェントの良いポイントとして挙がる連絡のマメさが、逆に不満として挙がることもあるのですね。
基本的には、連絡があまりなくて放置されるよりもマメに連絡をくれるほうがマシというか、良いことだといえます。
ということでリクルートエージェントと相性が良いのは、連絡をマメにくれることに抵抗がない方でしょう。
なお、それでもどうしても連絡がマメなのは鬱陶しいと感じる方は、『連絡はこの時間だけにしてください』とか『平日の昼間はメール連絡のみにしてください』とか、キャリアアドバイザーに伝えることで連絡を減らしてもらったり内容を変えてもらったりできます。
不満を感じてしまいそうなときもご安心ください!
ただし!!キャリアアドバイザーによって多少異なるケースもある
リクルートエージェントは連絡がマメな転職エージェントです。
しかしキャリアアドバイザーによって多少異なるケースもあります。
リクルートエージェントにはキャリアアドバイザーがたくさんいるので、個人の性格によって連絡の取る回数が変わってくることもあるのです。
中には『連絡が少ない……』と、感じてしまうキャリアアドバイザーもいるかもしれません。
もしもそれが不満だと感じた場合は、キャリアアドバイザーの変更は可能です。
変更までは不要というときは、キャリアアドバイザー側に連絡の頻度を増やして欲しいと伝えればOKです。
気を使ってしまい『キャリアアドバイザーにわがままはいいづらい』という方もいますが、キャリアアドバイザー(リクルートエージェント)側からすれば、利用者は顧客=お客様です。
顧客に転職してもらってこそ成り立つビジネスなので、やり方はしっかり伝えて理解してもらったほうがお互いのためにいいのです。
連絡の件に限らず、キャリアアドバイザーにはしっかり伝えることを意識すると(※礼儀正しさは大切です!)スムーズでしょう。
良い評判②とにかく求人数が多くて転職初心者でも活動しやすい
たくさん求人を紹介して欲しい
リクルートエージェントの良い評判、そしてデータで見ても強みなのが……求人数の多さです。
リクルートエージェントには約15万件の公開求人と、約20万件の非公開求人があり、合計で約35万件もの求人を所有しています。
これは転職エージェント業界の中でもトップレベル。
すなわちリクルートエージェントは、とにかく求人数が多い転職エージェントだということ!
求人数が多い=選択肢が多いということです。
求人数が多い転職エージェントなら、希望や条件がばっちり合う転職先候補がたくさん見つかる可能性もあります。
これはリクルートエージェントの魅力、メリットといえるでしょう。
公開求人と非公開求人について
ちなみに転職エージェントについて知ろうとするとき、『公開求人』と『非公開求人』というキーワードが出てくることが多々あります。
それぞれはどういう意味があるのかというと……
公開求人は、文字通り一般に公開されている求人で、紹介を受けた方でなくても企業名や募集要項・条件を確認することができます。
リクルートエージェントを含めて転職エージェントは、公式サイト上で求人を検索できるようになっています。
転職エージェントの特徴にもよりますが、だいたいがキャリアアドバイザーからの紹介だけでなく、利用者の自発的な検索にも対応しています。
検索して気に入る求人があれば、キャリアアドバイザーに伝えて応募することもできます(※企業側が指定する応募条件を満たしていなければ応募できないといわれます)
公開求人の場合は、検索して見つけて情報を表示することができるのです。
すなわちリクルートエージェントに登録していない段階でも『どんな求人があるのかな~?』と、検索して閲覧することができます。
非公開求人については、検索しても企業名や詳細を確認することはできません。
それではどうやって取り扱われるのかというと、企業側が指定する条件に合うかつ本人の希望にも適している場合に利用者は閲覧できます。
すなわちキャリアアドバイザーが『この人に提案してみよう』と、感じる利用者だけが知れる情報ということ。
非公開求人には高収入求人やハイキャリア転職の求人がたくさんあります。
しかし必ずしもハードルが高い求人だけではなく、応募条件のハードルは低いけどとても良い待遇の求人なんかもあります。
リクルートエージェントに非公開求人にして欲しいと依頼する企業としては、応募者を制限したいという気持ちがあります。
非公開求人の中には好待遇の求人がたくさんあるので、こだわりを持って転職活動したい場合には、できれば非公開求人も選択肢に入っているほうが良いです。
キャリアアドバイザーとやり取りするのに抵抗があるとか、そういう理由がないなら基本的にはリクルートエージェントに登録して非公開求人まで選択肢に入るようにしておいたほうがいいといえます。
良い評判③第二新卒の転職サポートも充実。手厚いサポートはうざいのではなく、しっかりした対応
リクルートエージェントは第二新卒の転職サポート体制も整っています。
第二新卒の方は『第二新卒になってしまったことが悪印象になるのでは』と心配するケースもあります。
確かに職歴の中身の濃さを求める企業からすると、第二新卒の採用は難しいという判断になりますが、第二新卒を優先して採用したいというスタンスの企業もあるのです。
新卒や第二新卒をイチから丁寧に育てたいとか、他の企業のカラーが染みついていない人材が欲しいとか、そういう企業もあります。
リクルートエージェントは、第二新卒を欲しがっている求人もたくさん取り扱っているのです!
そのため、第二新卒の転職サポートも密度濃く行えるという強みがあります。
第二新卒の方は第二新卒の転職サポートに力を入れていたり、ノウハウがあったりする転職エージェントを利用しないと挫折感を味わう可能性があります。
第二新卒が求められる市場にさえ行けば問題ないのに、第二新卒の転職サポートのノウハウがない転職エージェントを利用してしまうと違う市場で活動してしまい、苦労を経験し自信喪失の可能性すらあります。
どこの転職エージェントで転職活動するかは重要です。リクルートエージェントなら第二新卒の方が安心して利用できますよ!
リクルートエージェントの特徴
ここで改めて、リクルートエージェントの特徴をまとめて確認しましょう!
リクルートエージェントの特徴
ネームブランドと企業からの信用 | 大手のリクルートのサービスだから企業からの信用ありで好待遇求人も豊富! |
---|---|
求人数が多い | 公開求人約15万件・非公開求人約20万件の合計約35万件 |
サポート体制が充実 | 書類添削や面談練習をしてくれる |
キャリアアドバイザーの質 | 社員教育充実&ノウハウのあるリクルートのサービスだから期待できる |
リクルートエージェントに登録する方は、『リクルートの名前に惹かれて』という動機で動くケースは多いでしょう。
運営会社や実績がわかりづらいところよりは、『リクルート』という看板があるほうが安心できて当然。これは転職希望者だけでなく、企業側にもいえることです。
企業側からの信頼も厚く、サービスの提供幅を広くできることから、サポート体制にも力を入れることができます。
大きな会社が運営している転職エージェントだからこそ、キャリアアドバイザーへの教育体制も充実していて対応力も高まるのです。
業界トップクラスの大手転職エージェントで公開・非公開合わせて求人数が多い
リクルートエージェントは転職エージェントの中でも、求人数がトップレベルで多いです。
求人数について
転職エージェント名 | 公開求人数 | 非公開求人数 | 特徴 |
---|---|---|---|
リクルートエージェント | 約15万件 | 約20万件 | 総合型の転職エージェント |
マイナビエージェント | 約3万件 | 約10万件 | 総合型の転職エージェント |
doda(デューダ) | 約12万件 | 約4万件 | 総合型の転職エージェント |
※求人数はタイミングにより変動する可能性があります。
求人数が多ければ、それだけ相性の良い求人も多く出てくる可能性があります。
リクルートエージェントとリクナビの違い
リクルートエージェントを検討している方は、『リクナビNEXT』というサービスも転職活動に利用できると聞いたり見たりしたことがあるかもしれません。
名前の通り、リクナビNEXTもリクルートが運営するサービスです。
どちらも求人関連のサービスですが、リクルートエージェントが転職エージェントであるのに対し、リクナビNEXTは転職や正社員就職中心の求人情報サイトです。
リクルートエージェントとリクナビNEXTの違い
– | 特徴 | 求人数 | スカウトサービス | 利用しやすさ | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
リクルートエージェント | 一般的な業界・業種・職種の求人は網羅している、求人数トップレベルの総合型の転職エージェント | (公開求人)約15万件 | リクナビNEXTに同時登録で可能! | サポートして欲しいなら◎ 紹介可能かは別にして、誰でも申し込みはできる◎ |
キャリアアドバイザーが転職をサポート |
リクナビNEXT | 一般的な業界・業種・職種の求人は網羅している、正社員の転職求人がメインの求人情報サイト | 約5万件 | スカウトサービスあり | 誰でも登録可能◎ 自分で求人を検索して応募していきたいなら利用しやすい◎ |
転職活動の方法の解説記事などサポートあり |
リクナビNEXTの特徴と良いところ
リクナビNEXTは求人情報サイトなので、キャリアアドバイザーと関わりません。
自分で情報を登録して、応募書類を作成して(一度作成すると記録されるので、複数社へ応募するときに再作成の手間がなくなります)面接して、内定を目指していく……という感じ。
リクナビNEXTはサービス幅やシステム的な面で魅力的な求人情報サイトです。
自分で求人を検索して応募するだけでなく、企業側からオファー(スカウト)が来ることもあります。
また、気になる求人を保存しておくと、その企業からのオファーに繋がる可能性もあります。
面接まで進めることになったら、日程調整はWEB上からシステム経由でできるので……やり取り負担は大幅減!
キャリアアドバイザーがいないぶん、書類作成や面接準備などは自分でしなければいけませんが……
リクナビNEXTのサイト上に、書類作成のアドバイスや面接のマナーなどを学べる記事がしっかり用意されているので、それらを確認して進めれば転職が初めてでも準備ばっちりを目指せるでしょう。
あとはキャリアアドバイザーに『これが向いているのでは』とアドバイスを受けることはできないものの、代わりに自分の強みを診断できるツールもあり、自己分析にも活用できます。
リクナビNEXTの場合はキャリアアドバイザーが間に入らないから、やるのは全て自分ですが……1人でも対応していけるように情報などでサポートしてくれているのです。
人によってはリクルートエージェント(転職エージェント)よりリクナビNEXTのほうがいいと感じるケースもあるでしょう。
自分に合うほうを選ぶのもありですし、どちらにも登録するのもありです。
書類添削や面談のサポートが充実している
リクルートエージェントは、書類添削や面談の練習をしてくれるのがメリットとして大きいです。
リクナビNEXTにもリクナビNEXTの良さがありますが、書類添削や面談のサポートをして欲しいというときには、リクルートエージェントを利用したほうがいいでしょう。
採用される為にしっかりサポートするのがリクルートエージェント
リクルートエージェントは、利用者が企業に採用されるかどうかでキャリアアドバイザーの実績や評価に繋がっていくわけなので、キャリアアドバイザーは適当ではいられません。
キャリアアドバイザー側も一生懸命になってくれます。
『熱意がある』という視点で見れば、とても心強いでしょう。
キャリアアドバイザーがしっかり転職サポート
キャリアアドバイザーは親身になって対応するのが基本であり、必要とあれば的確にサポートして、転職活動を応援してくれます。
転職活動でついつい溜まりやすいストレスも、サポートがあるおかげで緩和しやすいかも!?
転職活動は孤独が付き物ですが、孤独にならないという点でも良いでしょう。
リクルートエージェントのメリット
リクルートエージェントのメリット
- 一般的な業界・業種・職種の全てを取り扱っている総合型の転職エージェント
- 全国各地の求人を取り扱っている
- 海外の求人も取り扱っている
- 転職のやり方が一切わからないという状況でも転職活動できるようにサポートしてくれる
- 年収交渉や入社日の交渉を代行してくれる
リクルートエージェントにはメリットがたくさんあります。
メリットの内容からわかる通り、幅広い層が利用しやすい転職エージェントなのです。
国内だけでなく海外求人の取り扱いもあり
リクルートエージェントは日本国内で転職したい方が利用しやすいサービスで、海外求人専門ではありませんが……海外求人も取り扱っています。
海外求人の中でもハイキャリアにこだわるときは、海外求人専門の転職エージェントを利用したほうがいい可能性が高まります。
ですが、『そこまで年収にはこだわっていないけど海外転職したい』ときは、色々閲覧できたり教えてもらえたり。便利に感じる可能性があります。
全国対応しているから地方在住でも利用しやすい可能性高し
リクルートエージェントは全国の求人を取り扱っています。
当然ながら東京や大阪などの都市部の求人が多くなり、地方だとエリアによっては求人数が少なくなるケースもありますが……
それでも、地方在住の方にとってもありがたい存在です!
大手といわれる転職エージェントでも、全国の求人は取り扱っていないこともあるのです。
キャリアアドバイザーが間に入るという特徴上、コストもかかりやすいので都市部のみの紹介という転職エージェントもあるということ。
求人情報サイトなら大手は全国対応していることが基本ですが、転職エージェントだと非対応の地域が出てくることも……。
都市部の方はもちろん、地方の方にとってもリクルートエージェントは利用しやすい可能性が高い転職エージェントといえます。
転職のやり方が一切わからないというところから飛び込んでもOK
リクルートエージェントは転職のやり方が一切わからない……という状態でも利用できますし、内定を目指すことができます。
転職活動に必要なものといえば熱意ややる気など色々ありますが……それを求人を出している企業の採用担当者に伝えるためには、『応募書類』と『面談』が必要になります。
この2つの手段で伝えていくわけなので、とても大切です。
しかしこの2つって、慣れていない方からすればとても厄介なものですよね……。
応募書類を作成するにも面談で質疑応答するにも、自己分析・自己PR・伝え方など、必要になってくることは色々……。
『どうすればいいのかわからない』とき、通常であれば本を買って勉強したり、ネットで調べて勉強したりして作成・準備をします。
リクルートエージェントを利用すれば、キャリアアドバイザーが教えてくれるから、この手間を省けるということです。
リクルートエージェントのキャリアアドバイザーが書類の作成サポートをしてくれますし、面談の練習もしてくれます。
応募書類の作成の仕方、自己分析のやり方、自己PRの仕方。転職活動の準備のやり方や伝え方が全然わからなくても、形にしていくことができます。
このメリットがあるから、転職活動のことが全然わからない方にも、リクルートエージェントはおすすめなのです!!
気まずい交渉もキャリアアドバイザーがやってくれる
年収交渉について気まずいと感じる方もいますよね。
リクルートエージェントなら、キャリアアドバイザーが代わりにやってくれるので気まずさゼロです!
転職だと、現職との兼ね合いで入社日を調整しなければいけないケースもあるでしょう。
そういうとき『入社前から自己主張するのってちょっと気まずい……』と、感じる方もいるでしょうが……リクルートエージェントならキャリアアドバイザーがやってくれます!
交渉系は任せておけばOK!
ちなみに面接日の交渉なんかも希望があるときはキャリアアドバイザー経由でできるので、『凄く気を使ってしまって主張するのが苦手なんです……』という方にとってはとても心強いでしょう。
◆◆◆
リクルートエージェントのメリットにピンと来たら、さっそく登録だけでもしてみるのが良し◎
完全無料でメリット全てを受け取れます。
リクルートエージェントのデメリット
良いところがたくさんあるリクルートエージェント。それではデメリットはあるのかというと……
大きな欠点はないといえますが、認識には個人差が出ることがあります。
リクルートエージェントは登録しようとしても、『紹介できる求人がないから』という理由で断られるケースもあります。
例えばアルバイトやパートの職歴しかなかったり(※ただし経験してきた職務内容や希望の業界・職種によっては、正社員の経験がなくても紹介してもらえる可能性はあります)
希望している条件と企業側が求める応募条件にマッチしていなかったり。
このような理由で登録ができない=紹介してもらえないケースというのはゼロではないので、紹介を断られた方からすれば『リクルートエージェントは良くない転職エージェント』と感じてしまいやすいでしょう。
それ以外にも人によって『デメリット』と感じてしまうかもしれない要素はあります。
リクルートエージェントのデメリットになるかもしれないポイント
- キャリアアドバイザーによって対応に差が出ることがある
- 登録できたら必ず転職できるわけではない
- ハイキャリア転職を希望する場合は物足りないと感じる可能性もある
- 一人で全部対応できるという方には合わないこともある
リクルートエージェントに登録できたら必ず転職できるというわけではありません。
登録したはいいものの、キャリアアドバイザーからの紹介の連絡がしばらく来ない、応募したものの内定が出ないなどの可能性もあります。
そのような場合にどうしたらいいかというと……
キャリアアドバイザーから紹介の連絡が来ないときには、利用者側から連絡して『求人はありませんか?』と、尋ねてみるのもありですし、待ちつつも求人情報サイトなども駆使して自力で応募を検討するのもいいです。
キャリアアドバイザーに紹介してもらった求人に応募したものの内定が出ないときには、『何が理由で不採用だったのか』をキャリアアドバイザーと共に確認しながら次に活かそうとしつつ、他の求人を紹介してもらって応募するといいでしょう。
転職エージェントを利用した場合、紹介してもらった最初の1社で内定が出てスムーズに入社するという方もいますが、何社も面談を受けることになる方もいます。
キャリアアドバイザーに求人を紹介してもらう=内定確約ということではありません。
これは基本的にどの転職エージェントでも同じです。
例えば派遣会社ですと、アドバイザーが紹介した企業に行くと決めたらほぼ確約みたいな案件もあるので、そういうイメージがある方もいるかもしれません。
しかし転職エージェントについては、紹介=内定確約ではないので、それを踏まえたうえで真剣に転職活動に取り組む必要があります。
キャリアアドバイザーはサポートしてくれますし、サポートがあるという時点で転職活動につきものの孤独を感じずに動けて効率が良いです。
転職エージェントについて過剰に期待しすぎると、良いサービスでも『ちょっと不満……』に繋がりやすくなるので、『自分でも頑張るぞ』という気持ちで臨むといいでしょう。
キャリアアドバイザーによって対応に差が出ることがある
残念ながらリクルートエージェントは、担当するキャリアアドバイザーによって対応に差が出ることがあります。
これは対人間関係である以上、仕方ない部分があります。
人それぞれ個性やペースは違うので、キャリアアドバイザー側も悪気はないのだけど利用者側から見ると『対応が雑』だと受け取られてしまうケースもあるでしょうし、利用者側とたまたま性格の相性が悪いというケースもあるでしょう。
しかし人間である以上、そういうことがあっても仕方ありません。
リクルートエージェントのように規模が大きい転職エージェントには、たくさんの社員がいます。
そのぶん社員教育も充実しているので、キャリアアドバイザーの質の高さに期待できます。
とはいえ社員がたくさんいるということは、それだけ色々な個性を持った人がいるということなので、合う合わないがわかれることもあるのです。
『キャリアアドバイザーと多少性格が合わなくても、きちんと仕事をしてくれる人ならいいや……』くらいの気軽さで構えておいて、相性面には過剰に期待しすぎないほうがいいでしょう。
合わないときは担当を変えてもらうのもあり
万が一『キャリアアドバイザーの対応にどうしても我慢できない……』とか『このままだと利用を継続するのが難しいかもしれない……』というときは、担当のキャリアアドバイザーを変えてもらいましょう。
キャリアアドバイザーは、希望すれば変えてもらえます。
変えて欲しいという気持ちは、担当のキャリアアドバイザー以外の社員さんに伝えるようにするといいでしょう。
キャリアアドバイザーも人間なので、言葉や態度に傷付くこともあります。
それに直接本人に伝えなくても、クレーム的な内容が背景にあるケースでは上司の口などから本人に指導が入ります。
相性が合わなかったり不満があったりして『変えて』と希望するときでも、元々の担当のキャリアアドバイザーを傷付けないために礼儀正しく伝えるよう心掛けておくと良いでしょう。
これも気遣いの一種。キャリアアドバイザーは求人募集をかけている企業の採用担当者ではありませんが、どんな場面でも気遣いができる方のほうが、基本的には転職活動をしていくうえでもプラスになりやすいです。
20代におすすめの転職エージェント
リクルートエージェントは20代におすすめの転職エージェントです。
総合型の転職エージェントなので、様々な求人があります。一般的に分類される業界・業種・職種は一通り網羅しているでしょう。
大手企業はもちろん、成長中のベンチャー企業や安定している中小企業など、企業規模も様々です。
転職市場では大手の注目度が高くなりやすいですが、個性的なベンチャーややりがいのある仕事、クリエイティブな仕事などの求人も多く、『次の仕事は自分にとって面白いと感じるものにしたい』と、考えて転職を希望している方にとっても良い転職エージェントでしょう。
ちなみに……20代(特に前半)だと、まだ社会でのキャリアに自信がなかったり、転職先の選び方に迷ってしまいやすかったりする方もいますよね。
そういう場合においても、リクルートエージェントならサポート体制が整っているので、『迷い』があっても相性の良い求人を発見しやすくなります。
ちなみに20代とはいっても、23歳と29歳では社会経験にもキャリアにも大きな差があることが多いです。
リクルートエージェントは社会経験を積んで自信満々の方も安心して利用できる転職エージェントでありつつ、社会経験の浅い第二新卒枠の方も安心して相談しやすい転職エージェントです。
リクルートといえば新卒採用のサービスにも関わっているので、社会経験の浅い20代前半の方を育てたい企業との繋がりもしっかりあるのです。
第二新卒の求人も取り扱っています。
幅広い状況、立場の20代全般のサポートに強い転職エージェントということで、リクルートエージェントはおすすめです!
20代で初めての転職に悩んでいるときにも、ぜひ注目してみてくださいね。
総合型で幅広い業界の求人を取り扱っている。他の媒体との比較
リクルートエージェントは総合型の転職エージェントです。
なお、総合型の転職エージェントはリクルートエージェントだけではありません。
大手と呼ばれるところは他にもあります。
リクルートと肩を並べる知名度を持つところの1つといえば、マイナビではないでしょうか。
マイナビの求人サイト……アルバイト探しで利用したという方、いるかも!?
そんなマイナビも転職エージェント(マイナビエージェント)を用意しています。
そしてもう1つ、20代の利用者が多い転職エージェントがdoda(デューダ)です。こちらは求人情報サイトのイメージが強いという方もいるかもしれませんね。転職エージェントとしても安心して利用できます。
注目の転職エージェントの求人数と傾向
転職エージェント名 | 公開・非公開求人合わせた件数 | 求人の傾向 |
---|---|---|
リクルートエージェント | 約35万件 | 幅広い業界・職種を網羅/高収入・ハイキャリア求人にも強い/珍しい求人もあり |
マイナビエージェント | 約13万件 | 幅広い業界・職種を網羅/メーカー求人に強い |
doda(デューダ) | 約16万件 | 幅広い業界・職種を網羅/未経験OKの求人の取り扱いにも強い |
※求人数はタイミングにより変動する可能性があります。
それぞれ総合型の転職エージェントということで、幅広い業界・職種の求人を取り扱っています。
特定の専門職の求人に特化しているタイプの転職エージェントもあり、難しい資格が必要な専門職でキャリアアップを目指して転職したい場合などは、そういう転職エージェントを利用したほうが良い求人が見つかる可能性があります。
総合型の転職エージェントは、バランス良く求人を見ていきたいとか、特定の難易度が高い専門職への転職を希望しているわけではないとか、選択肢がたくさん欲しいとか、そういう方と相性が良くなりやすいです。
3つの転職エージェントのそれぞれが総合型の転職エージェントとして幅広い業界・職種を取り扱っている以上、求人数が一番多いリクルートエージェントは、利用者にとって特に選択肢が多くなる可能性を秘めていると判断できます。
数だけで見れば『リクルートエージェントがダントツ!』ですが、そもそも約13万件とか約16万件とかの時点で物凄く多いわけです。
正直なところ『どの転職エージェントを利用しても満足できる』という方も多いでしょう。
となると、キャリアアドバイザーの対応の印象とか、サポート内容とか、そういうポイントも含めて『自分好みのところ』を選ぶことが大切になります。
リクルートエージェントは企業側の信頼も厚い
リクルートエージェントは大手の転職エージェントで、リクルートというネームブランドがあることから、利用者側が安心感を覚えやすい……だけでなく!求人を募集する企業側の信頼も厚いです。
そのため、メーカー、商社、金融など人気の求人も多いですし、その中でいわゆる高収入求人、ハイキャリア求人、大企業の求人などもたくさんあります。
たくさんあっても応募条件を企業側も指定するため、誰でも応募できるというわけではありませんが、『選択肢が欲しい』『幅広い業界・職種の求人を知りたい』というときにはとても心強いです。
例えば現時点で『自分に向いている業界が正直わからない……』と、感じている方でも、キャリアアドバイザーに手伝ってもらって自己分析をすることで『ここ』と感じる業界が見つかる可能性があります。
見つかったときに、幅広い業界を網羅しているリクルートエージェントであれば、応募できる求人の選択肢が広がりやすいです。
取り扱う求人の幅が広いと、そういうメリットにも期待できます。
なお、リクルートエージェントは人気の業界や職種だけでなく、インストラクターやパティシエや翻訳などの専門知識や経験が必要になる分野の求人も色々取り扱っています。
分母が狭い業界についても、総合型の転職エージェントの中では紹介に強い傾向があります。
『とりあえず総合型の転職エージェントで!』という感じのときには、リクルートエージェントは押さえておいたほうがいいでしょう。
転職エージェントは1社だけに登録を絞らなければいけないものではありません。
複数の転職エージェントを並行して利用することもできます。
リクルートエージェントもマイナビエージェントもdoda(デューダ)も完全無料で利用できる転職エージェントなので、迷ったときには全部登録して様子を見るのもありです!
リクルートエージェントで転職したいときの注意点
リクルートエージェントでの転職活動を『スムーズ』にしたいときの注意点は、求めるもののハードルは自分のスキルやキャリアに合わせることです。
リクルートエージェントがたくさん求人を所有していても、高望みをすると紹介してもらえる求人がなくなる可能性があります。
例えば第二新卒でほとんど職歴がないのに、年収1,000万円超えのハイキャリア転職を希望しても『紹介できない』と、いわれるというイメージ。
未経験者や第二新卒歓迎という求人でも好待遇のところはありますが、シンプルに『入社直後から高収入』にだけ注目すると、見つかりづらくなってきます。
このように、自分の置かれている立場・スキル・キャリアなどを総合的に判断して、希望を出していく……これが大切です。
よくわからないときには、キャリアアドバイザーに相談しちゃいましょう。
キャリアアドバイザーは、利用者が気付いていない強みを見抜くことにも長けています。
高望みしすぎて紹介してもらえる求人がないというケースも問題ですが……
自信がないあまりに条件を下げすぎている利用者も問題です……
利用者側と企業側、互いにピタッと合うところで落ち着くと入社後もスムーズです。
リクルートエージェントがおすすめなのはこんな人
リクルートエージェントがおすすめの人
- どんな仕事が合っているかわからない
- やり方はわからないけど転職活動したい
- 本当に転職するかはわからないけどちょっと求人を知りたい
- 積極的に転職活動をしたいからたくさん求人を教えて欲しい
- 丁寧なサポートを受けたい
- 大手の転職エージェントがいい
- 総合型の転職エージェントがいい
このうちのどれか1つでも該当すれば、リクルートエージェントとの相性の良さに期待できるでしょう!
転職エージェントがサービス業である以上、キャリアアドバイザーとの相性によっては『満足できなかった』と感じてしまうかもですが、それでも特徴面での相性はばっちりの可能性はあります!
どの職種が合っているかわからないけどとにかく転職活動をスタートしたい
総合型の転職エージェントであるリクルートエージェントは、日本の転職エージェントの中でもトップレベルで求人数を所有しています。
どの業界・業種・職種が合っているのか全然わからないという状況でも、キャリアアドバイザーがアドバイスしてくれます。
『今の会社に不満がありすぎて、全然希望とか決まっていないけどとにかく早く転職したい』というときにも頼れます。
早く転職したい方にはスピーディーな対応を心掛けてくれますし、求人数が多いぶん早く決まる可能性も高まります。
リクルートエージェントが適しているでしょう。
たくさん求人を紹介して欲しい
たくさん求人を紹介して欲しいときにも、リクルートエージェントがおすすめです。
取り扱う求人数が多いので、紹介できる求人数も多くなるのが自然です。
ただし、第二新卒に該当しているわけではないけど正社員・契約社員・派遣社員などでの職歴が一切ない(もしくはほとんどない)場合などは、求人を1つも紹介できないケースもあります。
そのような状況においては、リクルートエージェントよりも就職Shopのように職歴がない方の就職支援をしているエージェントのほうが求人を紹介できる可能性が高まります。
ちなみに就職Shopもリクルートが運営しているサービスなので、安心して利用できます!!
万が一『紹介できる求人がない』といわれたときにも、就職Shopという登録先候補があります。
仮に合わなくて他のサービスの利用に移るとしても、リクルートはたくさんのサービスを提供している関係で、リクルートグループの中で選択肢が出てきやすいというのはメリットです。
『リクルートエージェントがダメだったから他の会社に当たらないと……』ではなく、『リクルートグループの他のサービスを検討しようか』という対処ができるということです。
丁寧なサポートを受けたい
丁寧なサポートを求めている方は、リクルートエージェントに向いています。
リクルートエージェントのサポート体制は充実していますし、連絡をマメに入れてくれるキャリアアドバイザーが多いので『あの求人の件どうなっているのだろう……』と、進捗を不安に感じずに転職活動しやすいでしょう。
書類作成の方法がわからなくても、自分の強みが何かわからなくて自己PRが上手くできなくても、人見知りで面談が苦手でも……
とにかくキャリアアドバイザーが協力して1つずつサポートしてくれるので、右も左もわからないところから立派に転職活動できちゃうのです。
それがリクルートエージェントの良いところです。
本当に転職するか確定していないけど求人を見たい
本当に転職するか確定していない段階でも、リクルートエージェントを利用して求人を見たり紹介してもらったりできるので、一応登録しておく……というスタンスで利用するのにもおすすめです。
リクルートエージェントのキャリアアドバイザーと面談をしたりやり取りをしたりしているうちに、転職のイメージが固まって、迷っていたところから動き出せたというケースもあります。
リクルートエージェントで上手くいかないときの対策
リクルートエージェントに登録してみたはいいものの、転職活動が上手くいかないとき、必要に応じて対策を取りましょう。
リクルートエージェントで上手くいかないときの対策
- 他の転職エージェントにも登録してみる
- 転職求人の情報サイトをチェックする
他の転職エージェントにも登録する
転職エージェントは1社だけしか登録してはいけないという決まりはありません。複数社に登録してもOKです。転職エージェントおすすめの記事内からご自身に合うエージェントを選んでみましょう。
リクルートエージェントで上手くいかないときは、他の転職エージェントにも併せて登録してみるのもいいでしょう。
上手くいかない理由によって、そのとき選ぶべき転職エージェントは変わってきます。
例えばリクルートエージェント側から『現時点で紹介できる求人がない』と言われた場合は、希望条件を高く設定しすぎているか、もしくは職歴が少ないなどの部分が理由になっている可能性があります。
そういうときはアルバイトやパートの職歴しかなくても就職をサポートしてくれる就職Shop(これもリクルートのサービスです)やハローワークなどを利用すると求人を見つけやすいです。
逆にハイキャリア転職を希望していて、合う求人がないという方はビズリーチなどのハイキャリア系の転職エージェントへの登録を検討するといいでしょう。
求人情報サイトをチェックする
リクルートエージェントに登録して紹介は紹介で待ちつつ、自分で求人を検索してみるのもありです。
同じリクルートのサービスであるリクナビNEXTは、リクルートエージェントと併せて登録するのに良し。気になる求人を見つけてどんどん応募していくというのもいいでしょう。
リクルートエージェントと併せて登録するのにおすすめのサイト
リクルートエージェントと併せて登録するのにおすすめのサービスは、求人情報サイトならリクナビNEXTです。
同じリクルートのサービスで、リクルートエージェントの利用者はまとめて登録しやすい仕様になっています。
リクナビNEXTも転職希望者が利用しやすいサービスとして、ネームバリューもありますし、安心して利用できます。
リクルートエージェントと併せて転職エージェントに登録したいときは、ハイキャリアとか専門職とか、そういう特定のジャンルの仕事だけを希望しているという事情がないなら、マイナビエージェントがおすすめです。
マイナビエージェントも大手で求人数が多いサービスです。
そして総合型の転職エージェントなので、幅広い層が登録できます。
リクルートエージェントの気になるQ&A
リクルートエージェントを利用する前に、気になる疑問は解消しておきたいという方に向けて!!
リクルートエージェントの気になるQ&Aを見ていきましょう!
Q:利用料は完全に無料?
リクルートエージェントの利用料は完全無料です。
申し込み、登録、キャリアアドバイザーとの面談、求人紹介、書類添削や面談練習などのサポートなど、全てのサービスを無料で利用できます。
内定が決まったときも無料です。
例えば結婚相談所だと、お見合いが成立したら成婚料が発生することが多いので、何となく『内定が決まったら、お礼のお金みたいなものを支払うの?』と誤解している方もいるかもしれません。
しかしリクルートエージェントは完全無料なのでご安心ください!
どうしてこれだけのサービスを無料で提供できるの?
リクルートエージェントがどうしてこれだけの充実したサービスを無料で提供することができるのかというと、費用は企業側からもらって利益を出すからです。
リクルートエージェントに求人を出している企業に、リクルートエージェントが利用者を紹介する代わりに、企業側がお金を払っています。
これが転職エージェントの基本的な利益の出し方です。
時々、転職希望者が登録するのに月額がかかるタイプの転職エージェントもありますが、リクルートエージェントについては完全に企業側からの支払いで利益を出しています。
だからこそ『適当なことはできない』という背景もあります。
例えば企業側が求める条件に全然合ってない転職希望者を紹介すると、企業側は困るわけですし、場合によっては信頼を損ないます。
ですので、キャリアアドバイザーはピッタリ合う方を紹介するために努力しています。
リクルートエージェントは求人をたくさん持っているのに、『登録しても紹介してもらえないことがある』というのも仕方ないのです。
視点を変えると、利用者側は完全無料なのだから、『紹介してもらえないかも』と自分のスキルやキャリアに自信がない方でも気負わずにバンバン申し込みすればいいのです!
Q:リクルートエージェントと相性が良い年齢層は?
リクルートエージェントと相性が良い年齢層は20代~30代です。
職歴が少ない方、第二新卒などの経験が浅い方の転職サポートノウハウもありますし、20代でもキャリアを重ねてきて自信がある方の転職サポートノウハウもあります。
30代は転職したいと考えやすいタイミングなので、30代の利用者も多い=リクルートエージェント側はサポート体制を整えています。
20代~30代であれば、自信があってもなくても、リクルートエージェントは相談しやすい総合型の転職エージェントでしょう。
ちなみに40代以上は合わないのかというと……40代以上でもリクルートエージェントを利用している方はいます。
40代になると、『入社後に育てる』というスタンスの企業の求人が減る傾向があり、『これまでやってきたこと』や『即戦力であること』を期待されやすくなります。
そのため20代~30代前半までの方よりは、気軽に応募しやすい求人は減ると考えられます。
その代わり若い世代ではなく、キャリアがある40代以上の方が求められる求人もあり、そういうところに応募する選択肢が広がる可能性もあります。
40代でもリクルートエージェントを活用して上手く転職活動を進められる可能性はあるので、迷ったときにはとりあえず登録してみるといいでしょう。
Q:登録を断られることってあるの?
リクルートエージェントの登録を断られることもあります。
申し込みをした段階で『紹介できる求人がない』と伝えられる=実質的にお断りというニュアンスになります。
『現時点で紹介できる求人はないけど、今後求人が出てくれば紹介は可能です』と伝えられるケースもあるでしょう。これについてはお断りというわけではないものの、断りに近いです。
それでも無理をいえば情報登録自体はしてくれるでしょう。
ということでリクルートエージェントは、基本的に誰でも申し込みまではできるのだけど、紹介できないという形で断られるケースもあるよということです。
Q:複数のオファーがあったり気になる求人が複数あったりするときはどうすればいい?
オファーはリクナビNEXTのサービスに同時登録しているときに発生する
オファー(スカウト)というのは、キャリアアドバイザーが間に入るリクルートエージェントのサービスではなく、リクルートの転職求人情報サイトであるリクナビNEXTの提供サービスです。
同じリクルートグループかつ転職を目的として利用するサービス同士ということで、リクルートエージェントに登録すると、リクナビNEXTのスカウトサービスにも同時登録ができます。
スカウトサービスに登録しておくと、求人募集中の企業からオファーが届くことがあります。
もしもスカウトサービスに登録して2社以上からオファーがあり、どちらも気になる求人なら、どちらにも応募することができます。
ただし、同じ企業の求人に二重応募しないように気を付けましょう。
例えばリクナビNEXTのスカウトサービスでオファーしてくれた企業に応募した後、別で登録している転職エージェントが紹介してくれた求人がリクナビNEXTのオファー経由で応募した求人と同じで、ついそちらも応募してしまった……
というのが二重応募です。
複数の転職支援サービスに登録していると、誤って二重応募してしまったり、同じ求人なのは知っているけどダメなことだとは知らずに二重応募してしまったりするケースが時々あります。
しかし二重応募は転職エージェント業界ではタブーなことです。
複数の転職支援サービスを利用するときでも、しないように気を付けましょう!
リクルートエージェントのキャリアアドバイザーに紹介された複数の求人が気になるとき
リクルートエージェントのキャリアアドバイザーに紹介された複数の求人が気になるときは、キャリアアドバイザーにその旨を伝えましょう。
基本的には複数社に応募可能です。
その際、その複数社の中で第一志望、第二志望と優先順位をつけます。
そして優先順位に合わせて面接の結果が出るように、日時を調整していきます。
このあたりの感覚がわからなくても、キャリアアドバイザーがサポートしてくれるのでご安心ください!
気になる求人が色々あっても大丈夫。キャリアアドバイザーの力を借りて、上手に転職活動を進めていきましょう。
Q:面談なしの電話だけの対応で転職活動を終えることはできる?
リクルートエージェントに申し込んだら、求人紹介をしてもらう前にまずキャリアアドバイザーとの面談が必要になります。
キャリアアドバイザーとの面談の方法は3種類です。
キャリアアドバイザーとの面談方法
- 対面
- 電話面談
- Web面談
電話面談という選択肢があるので、キャリアアドバイザーとコミュニケーションを取る時点では電話のみ(実際は日時確認などのメール連絡も含みます)の対応は可能です。
しかし、求人に応募したら企業の採用担当者との面談が発生します。
転職エージェントに登録したからといって、紹介=内定確約ではないのです。
そこから企業側に書類を提出し、面談を行い、そして内定が決まります。
企業の採用担当者と面談しなければいけないことから、電話だけの対応で転職活動を終えることはできません。
ただし!!
電話と面談の中間で対応してもらうことは可能かも……。
現在は社会情勢もあって、オンライン面談が増えています。
現地に足を運ぶのが嫌だから電話で転職活動を終えたい……と、考えていた方。WEB面談(オンライン面談)ならギリギリ我慢できる感じなら、選択肢はあります。
事情があって企業側ともWEB面談を希望する方は、リクルートエージェントへの登録時にその旨をキャリアアドバイザーに伝えましょう。
キャリアアドバイザーとの面談をなしにする裏ワザあり!?
基本的にリクルートエージェントは、キャリアアドバイザーに求人を紹介してもらえることが便利なサービスです。
しかし実は、リクルートエージェントに登録しながらもキャリアアドバイザーと面談なしで、キャリアアドバイザーの紹介を受けずに転職活動するというやり方もできるのです。
リクルートエージェントに申し込みをした後、マイページにある『Personal Desktop』の開設とログインをすると、キャリアアドバイザーとの面談をしなくても、求人を検索して応募することができます。
(※キャリアアドバイザーと面談をしないで求人検索のみ利用したい場合は、面談予約の担当者にその旨を伝えましょう)
キャリアアドバイザーと面談をしたくない方にとっては便利ですが、しかしこれでは求人情報サイトと同じというか……
例えば同じリクルートのサービスであるリクナビNEXTを使っているのと近いわけなので、だったら最初からリクナビNEXTに登録しちゃうほうがスムーズ感がありそうです。
とはいえ、リクルートエージェントにはそういう選択肢もあるので、興味がある方はご検討ください。
Q:キャリアアドバイザーと相性が悪いときはどうすればいい?
キャリアアドバイザーと相性が悪いときは、キャリアアドバイザーを変えてもらいましょう。
直接本人に伝えるよりは、リクルートエージェントの別の社員さんや窓口の方に伝えるほうが、気持ち的にもいいでしょう。
キャリアアドバイザーと相性が悪い……くらいなら変えてもらえばいいだけですが、問題は『リクルートエージェント自体が合わないかも』と感じたときや、『転職活動を中止することにした』というとき。
そういうときは退会も検討しましょう。
なお、ずっと登録情報を残しておいてもらって、転職活動を再開したいときにやり取りを再開するという対応もできます。
Q:リクルートエージェントを退会したいときはどうすればいい?
それではもしもリクルートエージェントを退会したいと感じたときはどうしたらいいかというと……
リクルートエージェントのサイト上にある退会フォームに必要情報を入力して送信します。
ちなみにその際、退会フォーム上に申し込み受付番号という入力欄がありますが、これがわからないときはリクルートエージェントの申し込み時に最初に送られてきたメールをご確認ください。
『ふぅ……退会手続きが終わった……』と、安堵するのはちょっとストップ!!
リクルートエージェントに限らず、転職エージェントの退会時に個人情報の削除も希望するときには、転職エージェント側に伝えなければいけないのです。
転職エージェントの退会注意点
退会時、個人情報の削除を希望するなら、退会フォームへの入力と送信の後でその旨を別途伝えなければいけません。
それではどうやって伝えればいいかというと、リクルートエージェントのサイト上のお問い合わせフォームから連絡します。
個人情報の削除を希望していると入力して送信しましょう。
なお、その際『本当に削除が完了したか』確認したいという方は、『個人情報の削除が完了したら連絡をください』という要望も入力するようにしましょう。
退会しても個人情報自体は保存されている……というのはリクルートエージェントだけでなく、転職エージェントでは珍しくありません。
個人情報を残しておくことで、もしもこの先転職活動を再開したときに、情報を引っ張れるというメリットがあります。
転職エージェントに登録して退会する方は、内定が決まって転職活動を終了するから……という方だけでなく、中には一旦転職活動をお休みするからという方もいます。
転職活動を再開するとき、個人情報が残っていればスムーズに再開できます。
これは状況によってはメリットにもなるポイントなのです。
しかし完全退会したい方は、忘れないように個人情報の削除依頼もしましょう。
担当のキャリアアドバイザーに伝えるのもアリだけど……
リクルートエージェントの退会は、担当のキャリアアドバイザーに伝えるという形でもOKです。
ただし、おすすめは退会フォームからの退会申請です。
何故なら、キャリアアドバイザーは忙しいことも多いので……つい、退会の手配を忘れてしまうリスクがあるのです。
面談や企業訪問など他のアポイントや業務があると、退会手続きは最優先作業でないことから忘れられる可能性もあるかも……。
そういう事態を避けるためにも、退会申請は退会フォームからが一番いいのです。
Q:転職活動に必要な期間はどれくらい?
転職活動に必要な期間は、3ヵ月~半年くらいが目安になります。
長い……と、いう印象を受けますか?
しかし転職だとスムーズに進む方でも3ヵ月くらいはかかってくるのです。
内定を得るまでにこれくらいの期間がかかるというよりは、内定を得た後で現職に『退職する』と伝えて引継ぎなどの必要な対応をしているとトータルでこれくらいの期間かかってくる……ということです。
内定については、リクルートエージェントに登録して2週間ほどで得る方もいます。
しかし現職があると、『内定を得たから、明日から新しい会社に出社します!』とはいきません……。
現職の退職手続きと引継ぎをこなさないといけません。
現職がないところから内定を得て働き始める就職活動よりも、転職活動のほうが長くかかるのが自然です。
ちなみに、逆にもっと時間をかけて転職活動をする方というのもいます。
『転職したいけど、本当に気に入る企業が見つかるまで待つ』というスタンスの方です。
すぐに転職したいときには積極的に求人を見て応募していく必要がありますが、焦っていない場合は時間をかけてじっくり見ていくというやり方もできます。
時間をかけたいときには、リクルートエージェントのキャリアアドバイザーにその気持ちを伝えておきましょう。
『早めの転職を希望している』と、キャリアアドバイザー側が勘違いしていると、『早く決まるようにサポートしなきゃ!』と、キャリアアドバイザー側が焦って気を使ってくれるからです……。
転職活動は退職前に始めてOK
働いている会社を辞めてから再就職に向けた活動をする方もいますが、基本的に転職の場合は次の会社が決まってから現職の上司に辞めると伝える方がほとんどです。
そうしないと、万が一転職活動が難航した場合に、先に退職日が来て困る可能性があるからです。
転職活動は、退職前に始めてOK!
リクルートエージェントのように『転職』前提の求人を取り扱っているサービスだと、求人を出している企業側も『現職を持っている人が応募してくる可能性が高い』と把握しています。
そのため、入社日調整など対応してくれやすいです。
=基本的に『できるだけ早めに入社してね』という要望はあっても、来週からとかそういう即日の入社は求められないということ。
これが就職のサポートサービスだと、『就職活動』や『再就職活動』をしている方が応募する求人が多いので、『即日入社できない』というポイントで不利になる可能性もあります。
つまり、『転職』を目的とした職探しをするなら、『転職エージェント』とか『転職求人サイト』とか、転職希望者向けに力を入れているサービスを利用するのが良いのです。
◆◆◆
まとめ
今回は大手の転職エージェントである、リクルートエージェントの評判や特徴などを詳しく解説しました!
リクルートエージェントは幅広い層が登録しやすい転職エージェントです。
初めての転職でも、転職活動のやり方がわからないときでも、相談しやすさがあります。完全無料なので、興味がある方は申し込みを検討してみるといいでしょう!