転職先を探しているとき、求人サイトを見て自分でイチから探すやり方もいいですが、転職エージェントを利用することで相性の良い求人に楽して出会うことができます。
今回は、大手の転職エージェントであるマイナビエージェントについて!特徴やメリットや利用方法など詳しく解説していきます。
『マイナビエージェント』公式サイトはこちら
マイナビエージェントの口コミと評判
最初に、マイナビエージェントの良い口コミとして挙がりやすいポイントを見ていきましょう。
マイナビエージェントの良い点
- 対応が丁寧
- 提案してくれる求人数が多い
- サイトが使いやすい
マイナビエージェントは総合型の転職エージェントで、幅広い業種・職種の求人を取り扱います。
そのため求人数が多く、紹介の数も多くなりやすいのが良いところとして評価されやすいのでしょう。
対応が丁寧
マイナビエージェントは対応が丁寧という意見が多いです!
マイナビエージェントに登録すると、専任アドバイザーがピッタリの求人を紹介してくれます。『専任』だけあって向き合う時間もそこそこできるので、対応が丁寧であるほうがありがたいですよね!?
マイナビエージェントは会社の規模が大きいので、社員教育を徹底できたり社員マニュアルを作れたりすることから、顧客対応(転職エージェントの場合、求職者はお客様です)の品質には期待できます。
これは良い面として挙がりますが、実は……『マイナビエージェントのアドバイザーの対応が悪かった』という口コミもゼロではありません。
マイナビエージェントはスタッフ数が多いので、色んな人がいます。
人間同士、相性が合う合わないはあるので、合わない人がいることもあるでしょう。
ということで、マイナビエージェントについて『対応が良い』という口コミが多くても、個人差が出る可能性がある!!という感じです。
対応に最初から期待値100%で行ってしまうよりは、『合う担当さんだったらいいな』くらいで面談するほうが、満足度は高まりやすいでしょう。
これはマイナビエージェントに限らず、どの転職エージェントでも共通する事情です。
求人の提案数が多い
マイナビエージェントは求人の出し惜しみ感がないことが、利用者満足度に繋がっています。
希望・条件に合う求人があれば複数提案してどれに応募するか選ばせてくれるので、応募先を選びたいときにも便利という意見が挙がります。
ただし!!登録者の事情やキャリアはそれぞれ違うということを加味しなければいけません。
大企業で働いてきた20代後半の方がマイナビエージェントに登録した場合と、フリーター経験しかない方がマイナビエージェントに登録した場合だと、紹介してもらえる求人数は全然違う可能性があります。
つまり、マイナビエージェントは『提案数が多い』というのが良い点として挙がる=たくさん提案できるだけの求人数を抱えているということですが、たくさん求人があるから誰にでもたくさん紹介できるというわけではないということです。
そのため『マイナビエージェントに登録したけど、求人を少ししか紹介してもらえなかった』とか『紹介できる求人が現在ないと言われた』とか、そういう不満口コミもあるのは事実です。
マイナビエージェントに限らず、基本的にはどこの転職エージェントでも同じです。
マイナビエージェントの求人紹介は雑?
マイナビエージェントに良い口コミはたくさんありつつも、良い口コミだけではありません。
サービス業である以上、不満口コミが挙がることもあります。
そして不満口コミの中で見受けられるのが『求人紹介が雑』とか『対応がテキトー』というものです。
これは専任アドバイザーとの相性によっても分かれますし、個人差がある部分です。
登録する前から『雑って感じる人もいるみたいだけど、不安だなあ』と考えていても仕方ありません。
マイナビエージェントの登録・利用は完全無料なので、気になる気持ちがあるならまず登録して『自分にとってはどうか』を知るのがいいでしょう。
それで万が一気に食わなくても、完全無料なので損はしません。
そして気に食わなければすぐに退会したり、他の転職エージェントと同時進行で様子を見たりすればOK
100%良い口コミだけの転職エージェントがあればそれはそれで怖いです……。
とりあえず信頼感のあるマイナビのサービスなら安心ですし、悪い口コミのことばかり気にしてしまうという方も気軽に登録してみるのはいかがでしょうか。
望まない求人を紹介されることもある
マイナビエージェントをはじめどの転職エージェントを利用したとしても望まない求人を紹介される可能性はあります。
専任アドバイザーは良かれと思って紹介してくれていても、利用者としては『応募したくない』と感じる求人……という。それは専任アドバイザーも悪気があってやっているわけではありません。
ヒアリングをしたうえで『この求人はどうだろう?』と、紹介してくれているのです。
対策としては『その求人は希望に合いません』とはっきり断ること。
はっきり断らないでいると、専任アドバイザーは利用者が不満を感じていると気付かず似たような求人を複数紹介してくる……という可能性もあります。
気を使うかもしれませんが、礼儀正しく伝えれば大丈夫です!
意志をしっかり伝えることで、利用者側と専任アドバイザー側の認識を合わせることができるので、大切なことです。
望まない求人を紹介された=ここの転職エージェントはダメだな……と、諦めていてはどの転職エージェントを利用しても同じことを繰り返してしまうので、伝えることは伝えて臨機応変に対応しながら活用していきましょう。
マイナビエージェントは連絡が多い?
専任アドバイザーの性格によっても多少異なりますが、基本的にマイナビエージェントは連絡を密にしてくれる転職エージェントです。
そのため『連絡が多いな……』と、感じる可能性はあります。
しかし、世の転職エージェントは『連絡が少ない』という不満が挙がるケースもあるので……こればかりは好みにもよるかも。
しっかり連絡をくれるほうが安心できるという方にはいいでしょう。
なお、マイナビエージェントを利用したいけど連絡がたくさんくるのは面倒と感じる方は、連絡に対応できる時間を伝えておいて『その時間中だけ連絡をください』とお願いしたり、『日中は電話に出られないのでメール連絡にしてください』とお願いしたりするといいです。
連絡が多いよりも少ない場合のほうが困ることが多いです。
連絡が多いぶんには、時間を指定したりメールにしてもらったりすればいいだけなので、ある意味良い特徴といえるでしょう。
マイナビエージェントの特徴
マイナビエージェントの特徴
求人数が多い | 大手の転職エージェントなので安定した中小~大手まで幅広い求人情報を所有 |
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20代におすすめ | 20代の登録者数が多く専任アドバイザーも対応に慣れている!求人紹介ルートも充実 |
求人募集側企業との密な体制 | マイナビエージェントには企業の人事担当とやりとりするスタッフもいて信頼関係を構築 |
サポート充実 | 応募書類の添削・面談の練習・自己PRのやり方のアドバイスなど!転職に必要なことを教えてくれる |
マイナビエージェントの特徴を簡潔にまとめると、20代、30代の若い方、それから第二新卒など職歴が浅い状況でも登録しやすい総合型(取り扱う求人の業種・職種が幅広い)転職エージェントであることです。
求人事情にも左右されるものの、キャリア、職歴、経験に自信がない場合でも求人を紹介してもらいやすいです。
そのため、『転職初心者や社会経験が少ない方でも利用できる転職エージェント』というイメージです。
このような特徴は幅広い層にとってメリットになるものの、特定の職種に精通した専門性の高いものを求める方にとっては物足りない可能性が高いです。
マイナビエージェントの特徴が『合う』『便利』と感じる方は、マイナビエージェントへの登録を検討するといいでしょう!
マイナビエージェントの利用の流れ
- ①無料申込を行う
- ②マイナビエージェントの専任アドバイザーからメールや電話で連絡が来る
- ③専任アドバイザーと面談をする(対面・WEB)
- ④求人紹介(専任アドバイザーがヒアリングの結果に合わせて求人を厳選して紹介)
- ⑤応募準備(専任アドバイザーによる応募書類の添削、必要とあれば面談の練習など)
- ⑥企業側の担当者との面接
- ⑦内定
- ⑧転職先に入社
マイナビエージェントの利用料金は完全無料です。求人を紹介してもらっても、求人に応募して面接を受けても、内定をもらっても、最初から最後まで1円もかかりません。
利用の流れはいたってシンプル。ようは登録して紹介してもらって『応募したい』というところがあれば面接を受けて、内定をもらったら転職活動終了!!
という感じです。
ちなみにマイナビエージェントの良さの1つは、希望すれば年収交渉や入社日調整までしてくれること!
1人で転職活動をしている場合は、こういうことも1人で企業側とやり取りしなければいけないので……
『入社前に気まずくなりたくない』『入社前に我が強い印象にしたくない』などの理由から、なかなか切り出せなくて我慢したまま入社……という展開に陥りがちな方もいるでしょう。
そういう方も、マイナビエージェントなら安心!!
マイナビエージェントの専任アドバイザーがそういうやり取りも代行して対応してくれちゃいます。
しかも内定後も一定期間はバックアップ体制があるので、何か転職先でトラブルや悩みが出てきた場合にも安心です。
マイナビエージェントはこういう人におすすめ!
- 転職活動初心者でやり方に不安がある
- 仕事が忙しくて転職関連の情報収集をする時間を取りづらい
- 年収交渉をしたいのに気弱な性格だからできない
- 転職のことでアドバイスして欲しい
- 異業種に転職したいけど詳しくない
正直なところ、『自分1人で情報収集も、企業とのやり取りもできるし、1人でやりたい』という方には、基本的に転職エージェントというサービスそのものが合わないことが多いです。
ただ、特にそういうこだわりがない場合は、上記の項目に1つでも該当すれば、転職エージェントと相性が良くなりやすいでしょう。
20代におすすめの大手転職エージェント
マイナビエージェントは20代におすすめの転職エージェントです。
20代の登録者数が多く、20代が安心して利用できます。
マイナビは新卒採用でも企業側に利用されているので、求人募集を出す企業からの信頼も厚いという強みがあります。
そのため良い求人が集まりやすい転職エージェントです。
幅広い層が利用しやすい
先に『20代におすすめ』と記載しましたが、20代だけしか使えない転職エージェントではありません。
30代や40代の転職にも活用できる転職エージェントです。
求人数が多いので、年齢問わず合う求人を探しやすい環境です。
もちろん『幅広い層が利用しやすい』といっても100%誰にでも合うとか、誰でも転職ができるという保証があるわけではありませんが……
総合型の転職エージェントへの登録を希望しているなら、20代以外でも登録を検討してみるのはありでしょう。
キャリアに自信がない、職歴が少ない、社会経験が浅い、フリーター経験しかない……という場合でも、求人紹介してもらえる可能性はあります。
『転職エージェントに断られないか不安でなかなか一歩を踏み出しづらい』という方も、マイナビエージェントは登録も利用もどうせ無料なので、とりあえず登録だけでもしてから判断するといいでしょう!
ちなみにマイナビエージェントは非公開求人のほうが公開求人より数が多いので、そのあたりも好みだという方はご注目ください。
非公開求人とは?
転職エージェントが所有している非公開求人とは、企業側がWEB上には募集情報を出さないでと希望している求人のことです。
マイナビエージェントのサイト上では現在募集されている求人を検索することができますが、検索して社名や募集情報の詳細を閲覧できるのは公開求人のみです。
非公開求人は条件に合う方だけが閲覧できたり、条件に合う方だけに専任アドバイザーが紹介したりします。
何故そんなことをするのかというと、非公開求人であることを希望する企業側が『こういう人が欲しい』という特定のハードルを設けているから。
つまり、『こういう人が欲しい』という条件に該当する方だけに応募して欲しいということです。
非公開求人は特徴上、スキルや職歴などに制限が出てくることも多く、例えばアルバイトしか職歴がない方が非公開求人に挑戦しようとしてもなかなかハードルが高いというケースが多いです。
しかしハイキャリア転職を希望している方や、専門職でスキルアップしたい方などの場合においては、非公開求人のほうがいいということもあるのです。
公開求人を出している大手企業・安定している中小企業・成長中のベンチャー企業もたくさんあるので、公開求人・非公開求人のどちらがいいかは一概に判断できるものではありませんが、非公開求人の中に待遇の良い求人がたくさんあるのも事実。
マイナビエージェントについては公開求人より非公開求人のほうが数が多いという特徴があります。
非公開求人に魅力を感じる方、マイナビエージェントはおすすめです!
メーカーへの転職に強み
取り扱う求人の業種・職種のどれが多いかはタイミングにより変動することがありますが、マイナビエージェントは基本的にメーカーの求人案件を多く所有しています。
そのためメーカーに転職したい方はメリットを感じやすいでしょう。
中小企業の求人数が多い
マイナビエージェントは、大手企業の求人数が多いのが特徴ですが、中小企業の求人数も多いです。
これまでの世間一般では、大手企業=安定、良いというイメージが定着していますが、将来性のあるベンチャー企業、安定している中小企業はたくさんあり注目される時代になっています。
大手企業だけでなく中小企業の求人数も多いというのは、マイナビエージェントの魅力だといえるでしょう。
現時点で『大手に転職したいからマイナビエージェントを利用する』という方も、時間に余裕があれば中小企業含めて範囲を広げて求人を見てみると選択肢が広がる可能性があります。
第二新卒の求人数が多い
マイナビエージェントはキャリアを重ねた方向けの転職求人だけでなく、第二新卒が対象の求人の取り扱い数も多いです。
第二新卒で転職活動をする場合、どうしても職歴・キャリアの面で一般の転職希望者よりもPRできる内容が少なくなります。それがネックになって、転職市場で不利になるケースもあります。
しかし新卒扱いで第二新卒の採用を積極的に行っていたり、第二新卒でも歓迎だったり。そういうスタンスの企業もたくさんあります。
第二新卒の方は、『キャリアがあること』を求められる市場で勝負しようとするとかなり不利になりますが、キャリアを重ねた人ではなく第二新卒が好まれる市場というのもあるのです。
すなわち、きちんとマッチングする場所で転職活動をすることが大切。
マッチングする場所なら、相性が良い企業・求人を見つけやすくなります。
マイナビエージェントは第二新卒向けの求人をたくさん取り扱っていることから、第二新卒の方がマッチングしやすい(転職活動で利用しやすい)転職エージェントといえるでしょう。
マイナビは、転職エージェントのマイナビエージェントだけでなく、求人サイトや転職サイトなど複数のサービスを展開しています。新卒採用のサービスも提供しているので、新卒採用の分野での企業との繋がり・信用があります。
そういう背景があることから第二新卒の求人関連でもノウハウや、企業との繋がりがあり情報量が多いのです。
『第二新卒だから転職活動は不利かも』と、考えていた方は、マイナビエージェントを試してみるのはいかがでしょうか。
連絡をしっかりくれるから安心
マイナビエージェントは連絡をしっかりくれるから安心です。
もちろん専任アドバイザーによって連絡の密度が多少異なることはありますが、全体を通して連絡はマメな転職エージェントです。
『連絡が多い転職エージェントは逆に嫌』という方もいますが、放置されるよりはマメに連絡してくれるほうがいい……総合型の転職エージェントという括りで見れば良い特徴でしょう。
専任アドバイザーからの連絡対応が面倒くさい!!という方は、どちらかというと転職エージェントではなく、自分で求人を探して応募して企業側とやり取りする、求人情報サイトや転職サイトのほうが適している可能性があります。
『転職エージェントを利用したいけど電話はできるだけ対応したくない』というときには、連絡頻度の希望を専任アドバイザー側に伝えて対策して、心地よい環境で転職活動しましょう。
ハイキャリア転職を希望するときには物足りないかも
マイナビエージェントは総合型の転職エージェントで、様々な業種・職種の求人を取り扱っていることが強みです。
すなわち大手から中小企業まで色々な企業の求人があるということで、これまでキャリアを積み重ねてきた方も第二新卒の方も、どちらにも合う求人を取り扱う……というこの特徴は、人によってはデメリットに映る可能性があります。
例えばハイキャリア転職を希望している場合。
マイナビエージェントには高年収で、その代わり求められるスキルや経験もハードルが高くなるハイキャリア転職の求人もたくさんあります。
しかし総合型であるという特徴上、『ハイキャリア求人専門ですよ』というスタンスで展開している専門の転職エージェントより、密度は濃くできないというかハイキャリア転職に特化することはできません。
それでも相性の良い求人を紹介してもらってとんとん拍子に進んで、『結果的にマイナビエージェントで良かった』となる可能性もあるので、ハイキャリア転職専門ではないからハイキャリア転職希望の方には合わない転職エージェントというわけではありません。
しかしハイキャリア転職にこだわりたい……という思いが強いときには、専門の転職エージェントを利用したほうがいいかも。
並行してマイナビエージェントにも登録して情報を収集するというやり方でもいいでしょう。
転職エージェントのメリットというのは、状況や立場によってはデメリットになるケースもあるということです。
マイナビエージェント含めて転職エージェントを利用する際には、そのサービスの『カラー』と自分の希望がマッチしているかを見たほうがいいです。
マイナビエージェントの強み
マイナビエージェントの強み
- 総合型の転職エージェント
- 専任アドバイザーの連絡がマメ
- サポート体制が充実していて転職初心者でも利用しやすい
- 求人数が多い
- 非公開求人もたくさん所有している
- 大手のマイナビのサービスだから企業側の信頼も厚い
マイナビエージェントは転職初心者にも優しい転職エージェントという強みがあります。
例えばハイキャリア転職専門の転職エージェントだと、職歴によっては登録を断られるというケースもあります。しかしマイナビエージェントは職歴に関係なく登録できます。
登録できても状況・条件によっては求人紹介してもらえない可能性はゼロではありませんが、門戸が広いという意味では親切な転職エージェントです。
そして専任アドバイザーの対応も基本的に親切です。
マイナビエージェントの売りはサポート体制の充実という部分にも出ています。
サポート体制が充実=転職ってどうやって対応していけばいいのかわからないという方にも優しいということです。
『転職のことなんて右も左もわからない。でも転職したい』とういう方にはマイナビエージェントが便利でしょう。
求人情報はネットで検索すればある程度探し出すことができます。
それでも転職エージェントを利用する背景には、効率を重視したい気持ちがあったり、自分に本当に合う求人をピックアップして教えてもらいたかったり。そういう動機があります。
マイナビエージェントが持つ強みが、転職エージェントを利用する目的に合っていれば期待できます。
マイナビエージェントのサポート体制
マイナビエージェントでは、転職サポートとして、応募時に必要になる書類の添削をしてくれます。
極端な話、応募書類の自己PRとか何を書けばいいのか一切わからないという状態でも、マイナビエージェントのサポートを利用すれば一通り書類を仕上げることができます。
面接が苦手とか、面接ってどうすればいいのかわからない、服装や髪型やマナーは?
という場合でも、マイナビエージェントは面接の練習をしてくれます。
練習してから本番に臨めば緊張レベルは下げやすいですし、服装や髪型やマナーだって元々の知識が一切なくても把握したうえで面接に臨める状態に持っていくことができます。
そういうサポート体制は、マイナビエージェントの強みです。
これらのサポートが一切いらない、『全部知っているよ』『全部できるよ』という方もいるでしょうが、何かしら不安なものがある方のほうが世の中には多いのではないでしょうか。
マイナビエージェントのサポート体制は、マイナビエージェントの強みであり、多くの人に求められるポイントだといえます。
マイナビエージェントのデメリット
マイナビエージェントには強みがたくさんありますが、サービス業という立場上『合う』『合わない』はあります。
そもそもマイナビエージェントのコンセプトに合っていない(求めているものが、マイナビエージェントが得意とするサービス内容と異なる)場合には、『マイナビエージェントって良くない』という感想に繋がりやすいです。
それでは、どういう状況だとマイナビエージェントにデメリットを感じやすいか解説していきます。
マイナビエージェントのデメリットは求めるものの相違で発生しやすい
- 利用者側の希望と企業側の求める条件が合っていない⇒紹介がないという状況が発生しやすい
- 連絡がマメだとうざく感じる⇒マイナビエージェントの専任アドバイザーは基本的に連絡がマメ
- ハイキャリア求人だけを知りたい⇒総合型の転職エージェントなのでズレが発生しやすい
- 求人や企業は自分で探したい⇒転職サイトや求人サイトのほうが利用しやすいかも◎
- 書類も面談も自分で完璧に対応できるし、自分でやりたい⇒転職サイトや求人サイトのほうが利用しやすいかも◎
- フリーターやニートしか職歴がない⇒そういう方向けの転職エージェントのほうが強い
まず、マイナビエージェントでスムーズに求人を紹介してもらって転職先が決まった方は、マイナビエージェントに不満を抱きません。
マイナビエージェントに不満を抱く=何かしら求めていたものとの相違が大きかったということ。
マイナビエージェントは大手で実績もあって求人数も多くて社内教育もしっかり行っているのに、どうして不満が発生することがあるのかというと、利用者側が求めるものとマイナビエージェント側が提供できるものにズレが起きることがあるから。
原因で多いのは、利用者側の求めるものと企業の求めるものがマッチしないというもの。
マッチしない範囲が広くなればなるほど、求人紹介をしてもらえる件数が減るリスクがあります。
場合によっては1件も紹介できないという状況になる可能性もあります。
マッチしない……というのは、例えば極端な例ですが現職が年収300万円の事務職の方が年収800万円のメーカー管理職の求人への応募を希望しても、マイナビエージェント側は『紹介は難しい』という判断をします。
マイナビエージェント側はそういう高収入求人も所有しています。
企業側からの求人募集がかかっているわけなので、マイナビエージェント側は紹介をしてもいいわけですが、『紹介しても断られるだろう』という場合は紹介しません。
利用者側にとっても、断られるものに紹介されるのは時間を浪費しますしストレスも溜まりやすくなります。
このようにマイナビエージェントに対して出てくる不満というのは、マイナビエージェントが悪いのではなく求めるものと得意とするものの違いという部分から発生していることが多いでしょう。
マイナビエージェントの専任アドバイザーからの連絡が多いという点についても、メリットと捉える方だけでなく『鬱陶しいからデメリット』と感じる方もいます。
専任アドバイザーに紹介してもらうこと自体が負担と感じる場合は、そもそも転職エージェントというサービスが向いていない可能性もあります。
転職エージェントは、専任アドバイザーが企業と求職者の間に入ります。
専任アドバイザーが求人紹介⇒利用者側が納得したら応募⇒書類添削や面談のサポートもありという感じ。
つまりずっと専任アドバイザーが転職活動中寄り添ってくれるということ。
これは転職エージェントのメリットというか、サービスの本質であり、これを利用したい方が転職エージェントに登録します。
もしも専任アドバイザーが応募を代行してくれたり、求人を紹介してくれたりすることが不要と感じるなら、そもそも転職エージェントの利用に向いていない=そのためにデメリットとして捉えてしまう……とも考えることができます。
転職活動の方法は転職エージェントだけではありません。
転職サイト、求人サイトで自発的に探して応募して企業側とやり取りして面談するという方法もあります。
マイナビエージェントの特徴にデメリットの要素を感じてしまう方は、転職サイト、求人サイトを優先して検討するといいでしょう。
紹介を断られるケースもある
マイナビエージェントに求人紹介を断られるケースもあります。
総合型でたくさんの求人を取り扱っていても、紹介できないと言われてしまうこともあるのです。その理由に迫っていきましょう。
紹介を断られる理由
- 希望条件のレベルが高すぎるケース(経歴と理想の不一致)
- 希望条件と企業側の求めるものが合う求人がたまたま無かったケース
マイナビエージェントに求人紹介を断られる理由は、大抵の場合このどちらかに該当しています。
マイナビエージェントのように大手の転職エージェントは確かにかなりの求人情報を持っていますが、『誰でもいいから今すぐ入社して!』というスタンスの企業は少なく、企業側にも『こういう人が欲しい』という希望があります。
企業側の希望に合わない場合は紹介できないのです。
企業側の希望に合ってないのに紹介されたところで内定に繋がる可能性が低いので、それなら紹介しないでくれるほうがある意味親切です。
この場合の対処法は、求職者側が条件のハードルを下げることです。
高収入を目指しすぎないとか、職種を選り好みし過ぎないとかです。
極端な話『紹介してもらえなかった』という人でも、『どんな仕事でもいいです』と言い切ればササッと紹介してもらえる可能性が出てきます。
しかし転職エージェントを利用する方で、『どんな仕事でもいいです』という方は少ないです。多少なりとも希望があるから、転職エージェントを利用するわけですよね?
ということで、もしも紹介の壁に当たってしまったときは『希望条件を下げれば紹介してもらうことは可能ですか?』と聞いてみるのもありです。
状況に応じて希望条件を下げていくことで、求人紹介に繋がる可能性はあります。
対処法があるケースはまだ良いですが、場合によっては希望のハードルは高くないのにマッチングする求人がそもそも無いというケースもあります。
このケースにおいても、『何か対策はないでしょうか』と、マイナビエージェント側に素直に相談するのもありです。
多少でも向き合ってみると、解決策が見つかる可能性もあるのです。
マイナビエージェントとリクルートエージェントならどちらがいい?
マイナビエージェントと同じく大手の転職エージェントが『リクルートエージェント』です。マイナビとリクルート……どちらも名前を知っている!!と、いわれる感じの企業ですよね。
そんな2社の転職エージェント。
どちらがおすすめかというと……どちらもおすすめです。という、元も子もない回答になります。
理由はどちらも門戸が広く、求人数が多く、求人を出す企業側からの信頼が厚いからです。
転職エージェントには、ハイキャリア向け求人に特化しているスタイルのところや、ITや技術職などの専門職に特化しているスタイルのところがあります。
特定の分野に限定して探したいときには、このような転職エージェントがとても便利ではありますが、そうではないなら総合型の、幅広い業種・職種の求人を取り扱う転職エージェントを選んだほうがいいです。
マイナビエージェントとリクルートエージェントは、どちらも総合型であり、幅広く取り扱っています。
そしてそのぶん、登録できる層も限定的ではありません。
ピッタリの求人を紹介してもらえるかどうかは別にして、ファーストステップとして登録することは誰でもできます。
マイナビエージェントとリクルートエージェントは、この部分の特徴が共通しています。
違う会社のサービスなので、もちろん具体的な求人数などは変わってきます。
サービスの特徴
サイト名 | 公開求人数 | 非公開求人数 | 備考 |
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マイナビエージェント | 3万件以上 | 10万件以上 | 総合型の転職エージェント |
リクルートエージェント | 15万件以上 | 20万件以上 | 総合型の転職エージェント |
※公開求人・非公開求人の数は時期によって変動あり。
数字のうえではリクルートエージェントが多いです。
つい感覚が麻痺してしまいそうになりますが、マイナビエージェントが所有している求人数も普通に捉えればとても多いです。
どちらも質が高い転職エージェントなので、ここまでくると『どちらがいいか』というよりも、『個人の相性』『個人の好み』に左右されるでしょう。
それにサービスとしてどちらがいいかというより、担当してくれたスタッフとたまたま相性が良くて『こっちの転職エージェントのほうが好き』となる可能性もあるでしょう。
『どちらに登録しようかな』と、迷うときには!!2社とも登録するのもありです。
転職エージェントを複数活用する方はたくさんいます。
連絡のやり取りなど、たくさん登録するとそのぶん手間は増えますが、どちらからも情報をもらえるという点ではメリットが大きくなるでしょう。
マイナビエージェントのアプリ使用方法
マイナビエージェントにはアプリが……ありません。
ただし、マイナビ転職にはアプリがあります。
マイナビエージェントが専任アドバイザーの紹介を受けて求人を見ていくサービスであるのに対し、マイナビ転職は自分で検索して求人を調べて応募します。
マイナビが持っている求人情報が掲載されているわけですが、企業と求職者の間に専任アドバイザーは入らないので自分で企業とやり取りして応募していきたい方向けです。
マイナビ転職のアプリでできることを確認していきましょう!
マイナビ転職のアプリでできることと特徴
求人検索 | 勤務地・雇用形態・職種・業種・初年度年収・従業員数などで求人検索できる+キーワード(複数OK)検索も可能 |
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新着求人情報の閲覧 | 毎週約1,500件の、新着求人情報が確認できる |
見た求人に近い求人一覧 | 求人情報を閲覧すると、表示される求人がカスタマイズされていく |
気になる機能 | 気になる求人は『気になるボタン』タップで保存でき、後で確認できる |
スカウトサービス | 職務経歴と希望条件を登録しておくと興味を持ってくれた企業や他の転職エージェントからスカウトが来る |
転職フェア | 全国各地で開催される『マイナビ転職フェア』にアプリを利用して参加可能 |
社員インタビュー検索 | 転職して働く先輩たちのインタビューを検索できる |
プッシュ通知 | 重要なメッセージはプッシュ通知でお知らせ |
まず、アプリで便利なことは求人検索ができること。
マイナビ転職のサイトからでもできますが、スマホやアプリに慣れている方にとってはアプリで検索やら求人情報の保存やらできたほうが便利と感じやすいのではないでしょうか。
電車やバスでの移動中など、隙間時間の利用もしやすいです。
求人情報は毎週火曜日と金曜日に新着情報が入ります。
求人数はタイミングにより変動することはあるものの、毎週約1,500件の新着求人が入ります。
アプリ上で条件を設定したり、キーワード検索をかけたりすることで、希望に合う求人を楽々見つけ出すことができます。
専任アドバイザーが求人を紹介してくれるマイナビエージェントと、自分で求人を探していくマイナビ転職。中には両方に登録して、積極的に転職活動をする方もいます。
もしもそのやり方が合っていそうなら、両方利用を検討するといいでしょう!
ログイン方法や退会方法
マイナビエージェントを利用する前には、まずマイナビエージェントのサイトから『転職支援サービス申し込み』のページに入り、必要情報を入力と送信して会員登録する必要があります。
転職支援の流れは先程触れた通りで、申し込むと確認後にマイナビエージェントの専任アドバイザーから連絡が入りヒアリングが行われます。
ヒアリング(面談)後に求人の紹介をしてもらえます。
そのタイミングの少し前、マイナビエージェントでは面談の予約をすると、『MY PAGE』というものにログインできるようになります。
面談の予約をしたときに来る『面談日時確定のお知らせメール』の中に、初回マイページ開設の案内が含まれています。そこに掲載されている初回開設URLからログインして、必要情報を設定します。
MY PAGEでは求人情報を確認できたり、転職活動に必要な情報の登録・変更ができたりします。
マイナビエージェントの退会方法
専任アドバイザーに『退会希望』と伝えましょう。
応募手続き中の企業や書類選考結果の有無などを確認した後で、退会について専任アドバイザーから改めて連絡があります。
退会の際、個人情報を全て削除して欲しいという方は『個人情報の削除もお願いします』と伝えましょう。
退会だけした場合は、登録情報自体は残ります。
この場合のメリットは、いつか転職活動を再開した場合にスムーズにマイナビエージェントを再利用できることです。
もう利用する可能性はないだろうと感じる場合は、個人情報削除まで依頼するのがいいでしょう。
マイナビエージェントの拠点一覧
マイナビエージェントは、東京、神奈川、北海道、宮城、名古屋、京都、大阪、兵庫、福岡に拠点があります。
マイナビエージェントの拠点一覧
- 京橋オフィス⇒東京メトロ銀座線京橋駅2番出口直結/JR東京駅八重洲南口より徒歩5分
- 新宿オフィス(ミライナタワー)⇒JR新宿駅ミライナタワー改札口より徒歩1分
- 神奈川支社⇒JR横浜駅より徒歩1分
- 北海道支社⇒JR札幌駅より徒歩7分/地下鉄南北線さっぽろ駅より徒歩3分
- 宮城支社⇒JR仙台駅西口より徒歩5分/市営地下鉄南北線仙台駅より徒歩4分
- 名古屋支社⇒JR名古屋駅桜通口より徒歩2分
- 京都支社⇒地下鉄烏丸線四条駅1番出口・阪急京都線烏丸駅19番出口より徒歩1分
- 大阪支社⇒JR大阪駅より徒歩1分
- 兵庫支社⇒JR三ノ宮駅・阪急三宮駅より徒歩3分
- 福岡支社⇒JR博多駅より徒歩1分
マイナビエージェントは基本的に、拠点があるエリアにお住まいの方or通勤したい方に便利な転職エージェントです。
求人がないときや断られたときはどうすればいい?
マイナビエージェントに登録しても求人紹介の連絡が専任アドバイザーから来ないとき、急いでいないならずっと待っているのもありですが『求人はありませんか?』と尋ねるのもありです。
紹介できる求人が無いと回答された場合でも、落ち込む必要はありません。
転職エージェントは他にもあるので、並行して複数の転職エージェントに登録しましょう。対応が可能な場合は転職エージェントだけではなく、転職サイトや求人サイトにも登録して情報収集するのもありです。
マイナビエージェントで求人紹介ができないと言われる場合、希望と条件が上手くマッチしていない、企業に求める待遇が高すぎるなどの可能性が高いです。
マイナビエージェントで紹介されない……というのは、現実的には正社員の職歴が1つもない方が多いです。
もしもそこに該当している場合や、職歴自体が1つもないとかニート期間があるとか、そういう場合には、フリーターやニートの転職支援専門の転職エージェントもあります。
例えば『就職Shop』などです(転職エージェントというより就職支援エージェントというイメージです)
今回は一例を挙げましたが、フリーターやニート大歓迎という転職エージェント・就職エージェントもあるので、マイナビエージェントで求人紹介がなかった場合でも諦めなくて大丈夫。
複数の転職エージェント、転職サイト、求人情報サイトを活用するなどして積極的に転職活動に取り組んでいきましょう!
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まとめ
大手のマイナビが運営する転職エージェントのマイナビエージェントについて、特徴や強みなどを解説しました!
マイナビエージェントは転職活動についても右も左もわからなくても、丁寧にサポートしてくれる親切な転職エージェントです。
完全無料で利用できるので、気軽に登録を検討してみるのはいかがでしょうか。