任期満了に伴う島根県知事選(4月7日投開票)をめぐり、自民党は1日、新人で元総務省消防庁次長の大庭誠司氏(59)を支持から推薦に格上げすることを決めた。当初は保守分裂の状況を踏まえ、支持にとどめていたが、甘利明選対委員長は「県連の態勢や、支持率が相当上がってきたという客観情勢を鑑みた」と変更した理由を語った。
 同知事選に出馬予定の保守系は大庭氏のほか、自民県議の過半数が支援する新人で元総務省消防庁室長の丸山達也氏(48)と、前同県安来市長で新人の島田二郎氏(65)。推薦は党議拘束がかかり、他の候補を支援すると処分される可能性があるが、甘利氏は「推薦した候補に支持母体を収れんさせることを党本部として全力でやっていきたい」と述べた。
 このほか、政治団体副代表で新人の山崎泰子氏(57)も同知事選の立候補を表明している。
 自民党はまた、任期満了に伴う神奈川県知事選(4月7日投開票)で現職の黒岩祐治氏(64)を推薦することも決定した。