菅義偉官房長官は19日の記者会見で、韓国の海洋調査船が15日と17~18日の計2回、島根県・竹島周辺の日本の領海内を航行したと明らかにした。菅氏は「韓国側に外交ルートを通じて説明を求めるとともに、仮に調査活動を行っているのであれば、わが国の同意のない調査活動は認められないと強く抗議した」と語った。
 宮腰光寛領土問題担当相は会見で、「竹島は歴史的事実に照らしても国際法上も明らかにわが国固有の領土であり、同意のない調査活動は認められず極めて遺憾だ」と述べた。

◎韓国、日本の抗議「一蹴」/竹島周辺の海洋調査

 【ソウル時事】韓国外務省当局者は19日、「日本が外交経路を通じ、独島(島根県竹島の韓国名)周辺での海洋調査について問題を提起してきたが、われわれはこれを一蹴した」と述べた。
 同当局者は「独島は歴史的、地理的、国際法的に明白なわが国固有の領土であり、日本のいかなる問題提起も受け入れることはできない」と強調した。

◎韓国が竹島周辺で泥調査/官房長官「強く抗議」

 菅義偉官房長官は19日の記者会見で、韓国当局が数年前に島根県・竹島の領海を含む周辺海域で、泥の採取などの調査活動を行っていたと公表した。
 日本政府は、韓国側の論文で調査活動を把握。外交ルートを通じて、韓国側に説明を求めるとともに抗議した。菅氏は会見で「仮にわが国の事前の同意がない中で、海洋の科学的調査を行ったのであれば、受け入れられない旨を(述べ)強く抗議した」と語った。