人口自然減は44万人

 2018年に国内で生まれた日本人の子どもが92万1000人と、1899年の統計開始以来最少を更新する見通しになったことが21日、厚生労働省がまとめた人口動態統計の年間推計で分かった。100万人割れは3年連続。一方、死亡数は戦後最多の136万9000人に上り、自然減は44万8000人と過去最大になる見込み。
 出生数は16年に初めて100万人を割り込み、18年の推計は前年の確定数94万6065人より約2万5000人少ない。出産適齢期である25~39歳の女性人口の減少が大きな要因。厚労省は、しばらく同様の傾向が続くとみている。
 同省の担当者は「子どもを持ちたい人が希望通りに産めるように対策を着実に進める必要がある」としている。
 死亡数は17年の134万397人から約2万9000人増える。死亡数から出生数を差し引いた自然減は、07年から12年連続。減少幅は年々拡大し、人口減が加速している。
 結婚は前年比約1万7000組減の59万組で、戦後初めて60万組を下回る。離婚は約5000組減の20万7000組となる。
 人口動態統計の年間推計は、1~10月の速報値などを基に1年分を算出している。